雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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metropolis 2

metropolis 2

そんなときだった。
ふわり、寒さに震えていた身体が何かに包み込まれた。

弾かれたように顔を上げれば、見知らぬ人。
怖いなんて思うより、キレイって思った。

その向こうに見える月が、その光がさらさらと風に揺れる髪に反射する。

「ユンホ君、だよね?」

なんで、オレの名前知ってるんだ…?

その疑問が思い切り表情に出ていたのだろう。

その人はそっと月のように淡く微笑み、触れていた手を離して隣の家を見つめた。

浮かび上がった横顔がまた一段と綺麗で、まるで月の妖精のようで。

「僕の家。ずっとここに座ってるのが見えたから、心配で来てみたんだ」

そういえばここに引っ越してきたばかりの頃、1度だけ挨拶に行ったことがある。
いやいや母さんに連れられて。

「カギ、忘れちゃったの?」

素直に頷けば、光の欠片のような白い手が差し出された。

「おいで。僕の家で待ってよう?」

「イイ、の…?お母さんに怒られない…?」

ふわりと微笑み、その人は冷え切ったオレの手を包み込んだ。

優しくて、あたたかくて。
不安に押しつぶされそうになっていた心が羽根のように軽くなる。

「母さんはいないんだ。父はいるけど、ほとんど帰ってこないから。ユンホ君のお父さんとお母さんにはお手紙を書いておこうね?そうすれば心配ないでしょう?」

そしてオレはその人と手を繋ぎ、初めてお隣の家を訪れた。

「お、お邪魔、します…」

母さんに教わったとおり、扉をくぐる前にそう呟いた。
ともだちの家に行っても言ったことのない言葉になんだか急に恥ずかしくなった。

「いい子だね、ユンホ君は」

そう言って頭をなでる。
嬉しいのと恥ずかしいのとで、寒かったはずなのに顔は燃えるように熱い。

「飲み物は何がいいかな?手が冷たくなっちゃってるから、暖かいものがいいよね?」

オレをソファヘと座らせ、その人はキッチンへと向かった。

なんか、落ち着かない。
初めて訪れる家で、しかも初めて言葉を交わす人。

ドキドキすることが重なって、余計にドキドキする。

「はい、ユンホ君。熱いから気をつけてね?」

差し出されたのは白い湯気漂う赤いマグカップ。
白い湯気からは甘い香りがし、その香りを嗅いだ瞬間におなかがなった。

「…っ」

いまさらおなかを押さえてみても既に遅く、斜め向かいに座ろうとしていたその綺麗な人はかすかに声を立てて笑った。
ホント、恥ずかしすぎる。

恥ずかしすぎて顔も上げられないでいると綺麗な手のひらがまた頭をなでる。

「ちょっと待っててね」

そう言い置き、綺麗な人はまたキッチンへと向かった。

すぐに聞こえてきたリズミカルな音。
その音が止んだかと思えばジュージューと何かを焼く音がする。

空気に流れてやってきた香りにまた腹の虫が鳴き、オレは両腕で自分の身体を抱きしめるようにおなかを覆った。

「はい、お待たせ」

「うわ…」

差し出されたのはお店でしか見たことのないようなふわふわのオムライスだった。
ぷるぷる半熟の卵の中にはチキンライス。

正直、母さんのよりもおいしいと思ってしまった。

夢中で食べ進め、残ったのは真っ白なお皿だけ。ところどころ残ったケチャップがかろうじて存在を残しているようだった。

「ごちそうさまです」

家でもしたことがないのに、気づけば両手を合わせてお辞儀をしていた。

「よかった。口にあったみたいで」

見れば見るほど、綺麗な人だ。
まるで芸能人みたい。

すらりと伸びた手足、大きな瞳、さらさらな髪。
クラスで1番美人だと人気のあの子すら足元にも及ばない。

「ユンホ君?」

見惚れているといつの間にか目の前にその綺麗な顔があった。
しかも、合わさった額が、触れる息が、異常なほど身体を熱くさせた。

なんかの病気か?そう思えるほどに。

「熱はないみたいだけど…大丈夫?」

心臓が飛び出そうなくらい、心臓が脈打っていた。
ドクドクと。耳元で喧しいくらいに。

こんなのは初めてだ。

「おいで」

具合が悪いって勘違いされたみたいだ。

無駄に緊張した身体が雪崩れ、その人の膝の上。
優しいぬくもりが頭をゆっくり、ゆっくりと撫でる。

そのやわらかな感触が、その雰囲気が緊張を解き、いつのまにかオレは眠っていた。

3へ続く。




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コメント

Re: タイトルなし

あ◇ 様

小学生ユノ様をカワイイと言っていただきありがとうございます!予想通り、声をかけた美人さんはあのお方ですよ~( 〃▽〃)
まだまだ序章ですので、末永くお付き合いください。
よろしくお願いします(^w^)

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