雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Stranger 19

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Stranger 19



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



答えはなかった。

でも、立ち去るわけにはいかない。

どうせ、一族の連中はオレがいなくなったことにさえ気づいていないだろう。

少し書類が溜まっているなと思うくらい。

しかも、捺印するだけなら子どもにだってできる。

オレじゃなくても。

そう。

オレの居場所はチャンミンのいる場所。

ようやく出逢えたんだ。

離れるなんて、できない。

チャンミンが引導を渡してくれるその日まで、その傍らに在りたい。

これが、最後の願い。

最後まで自分勝手で申し訳ないけど。

壁に背を預け、座り込んだ。

朝になるまでに出ていけと言われたけれど、オレの居場所はここだ。

なら、許可がもらえるまでここで待てばいい。

何日だろうと、何週間だろうと。

生きているのかいないのかさえわからない10年間に比べたら、何倍もましだ。

そこに、チャンミンがいるのだから。

触れられることは叶わなくても、この目で見ることができる。

「…」

さきほどチャンミンに触れた手のひら。

まだ、ぬくもりが残っている。

感触も。

いつか、抱きしめられるといいな…。

それはさすがに高望みしすぎか。

でも、最期のその時をチャンミンに看取られて死ねるならいいか。

これほどに幸せな最期はきっと、ない。

幸せな最期を夢見て目を閉じた。

ちゃんと、体力を回復しておかないと。

かすり傷ひとつつかないように守らなければならないのだから。

まだ、答えは貰っていないが、それだけは譲れない。

「こんなところで何をしてる」

気づくと朝になっていた。

そして、不審をあらわにして見下ろす瞳が2対。

「チャンミナを待ってる」

それ以外にここにいる理由などない。

躊躇うことなくそう告げると、思い切り胸倉をつかまれた。

「何様だ…っ」

「…」

「お前のせいでアイツは…っ」

「わかってる。だからこそ、オレを利用しろと言った」

償いきれないほどの罪を犯した。

贖罪なんて言うつもりはない。

あくまでも、単なる自己満足だ。

それに、少なからずオレの希望でもある。

最期のその時までチャンミンのそばに在りたいという、ワガママ。

「ひとりで、ここに住まう人々を守ることは絶対にムリだ。それはわかってるんだろう?」

「…」

「なら、オレを使えばいい。いらなくなったら、殺せばいい」

昨日チャンミンへと伝えた思いを、ふたりへも伝えた。

まずは理解してもらわなければならないから。

「チャンミナにもそう伝えた」

「本気で、言ってるのか?」

「あぁ」

戸惑っているのは明らかだ。

そんな、おかしなことを言っているのだろうか…。

オレにとっては当然のこと。

犯した過ちを命で償うだけなのだから。

それくらいのことをオレはしてしまったのだから。

「行こう?こんなヤツ、構う必要ないよ」

「…そうだな」

去っていくふたつの背中を見送り、そっと息をついた。

もうしばらく、眠ろう。

まだ体力が完全ではない。

食事をとればもう少し早く回復するのかもしれないが、ここでそれを望むこともできないし。

そうなると、眠るしか方法はない。

砂ぼこりに吹かれながら、睡眠を貪っていると何やら身体が揺すられた。

「…」

まぶたを開けば、爆発から逃げる途中ではぐれたドンヘの姿があった。

「ユンホ、無事か?」

「ドンヘこそ」

「オレは無事だよ!っていうか、振り返ったらいないから超焦った」

「悪かったな」

一応、オレの立場は捕虜なわけで、オレがいなくなったら門番であるドンヘの立場が悪くなる。

それは当然の成り行き。

素直に謝れば、思いがけず笑顔が返ってきた。

「いいんだよ。っていうか、聞いた。ユンホの武勇伝。子どもたちがさ、ユンホに武術習いたいって騒いでるくらい」

「オレに…?」

「そ。しかも朝から木の棒振り回してチャンバラごっこしてる。もし時間あるならさ、ちょっとでいいから教えてやってくれない?」

ちらりと何気なしに見上げてみれば、かすかに開いた窓の隙間からチャンミンがこちらを見ていた。

視線が合うとすぐにいなくなってしまったけど。

「…」

もしも、自分たちの身を自分たちで守れるようになれば、少しはチャンミンの負荷が減るかもしれない。

そんな風に思った。

「教えたことないからうまくできるかわかんないけど…それでも良ければ」

「マジ!?きっと、チビどもすげぇ喜ぶぞ」

差し出された手を取り、立ち上がる。

大分、体力も戻ってきているようだし、大丈夫だろう。

「あ、メシ食ったか?って言っても、また蒸かしイモだけど」

「いいのか?」

「もちろん」

少しでも食べられるならありがたい。

所詮、よそ者だが、ここに骨を埋めるつもりだ。

ここで、というよりはチャンミンのそばで。

ドンヘと肩を並べて歩きながら、集落のはずれへとやってきた。

初めて、ドンヘと出会った場所の近くだ。

たかだか数日なんだが、ずいぶん久しぶりな気がする。

「ほら、とりあえず腹ごしらえ。途中でバテんなよ?」

「努力はしてみるよ」

確かに元気そうだ。

さまざまな長さの木の棒を持ち、思い思いに振り回している。

ホント、闇雲に振り回しているだけで、チャンバラにもなっていない。

なんか…不思議だな。

アナグラにも子どもはいるが、こんなにハツラツとした雰囲気はない。

何かを教えてくれとねだられたこともなかったな…。

やはり、環境の違いか?

いや、育ててくれる人たちのぬくもりであったり、優しさだろうか…。

オレたちが変われば、アナグラも変わるのか…?

そんな雲をつかむような夢を抱いてしまった。



to be continued.






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ドンヘ君が恋しかったですか?
ま、このお話の癒しですからね~(´∀`*)ウフフ
唯一、ユノ様が心を許せる相手といっても過言ではないような(笑)
そしてチャンミン君!
どうやらユノ様のことが気になっているご様子♡
まだラブラブには程遠いですがwww

SHINHWAはホントにおかしいですから!
そこが好き♪
コンサートも楽しいですよ~( *´艸`)
ぜひ、ひ◇み様と一緒に参戦したい!

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

一番理解してほしい人にはまだ理解されてないですが、気持ちは少しずつ伝わっている…と思いたい!
チャンミン君の心を動かすのはユノ様しかいないので、頑張っていただかないと(>_<)
とはいえ、想いを寄せる人に憎まれるのは切ないですね…(T_T)
でも、チャンミン君、ユノ様のことが気になり始めてますよ!
ドンヘ君に少し安らぎをもらって、さらに頑張ってもらいましょう(´∀`*)ウフフ

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