雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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metropolis 3

metropolis 3

そして、気づいたときすでにオレは自分の部屋にいた。
飛び起きて、脱兎の如く部屋を出る。

「母さん!」

「あら、起きたの?」

「あ、あの、オレ、なんで…」

まさか、夢だったなんて言わないよな?

触れた手に、頭に、額に、その感触がぬくもりが残ってる。
この耳に優しい声だって残ってる。

「今度お隣さんに逢ったらちゃんとお礼言うのよ?寝てるあなたを抱きかかえて来てくれたんだから」

夢じゃなかった。
それが、すごく嬉しかった。

すぐにでもお礼を言いたくて…っていうか、逢いたくて。

母さんに言われるままシャワー浴びて、ゴハン食べて、歯磨きして、玄関を飛び出した。
短い距離をダッシュして、呼吸を整えてからインターホンを鳴らす。

ドキドキ、ドキドキ。

いくら待ってみても応答なく、物音ひとつしない。

どこかへ出かけてしまったのだろうか…。

まだ名前も知らない、綺麗な人。
その日からオレはその人のことしか考えられず、いつだってその人を想っていた。

あれから1週間。

授業を終えた、友だちと遊ぶ気さえも起らなくてトボトボと家へと向かって歩いていた。

「ユンホ君?」

その声を聞き間違うはずもない。

足元に落としていた視線をはじかれたように持ち上げ、声の持ち主を探すようにキョロキョロ、キョロキョロ。

ようやく見つけた、逢いたくて、逢いたくて仕方がなかったその人。

夕陽を背負っているせいでよく見えないけれど、微笑んでいるように思えた。

あの日のまま、優しい笑顔で。

「…っ」

名前を呼びたいのに呼べなくて、オレは駆け出した。その人へ向かって。

子どもだったオレに我慢という言葉はなくて、手を伸ばして自分よりも大きなその人の胸の中に飛び込んだ。

クスクスと鈴のように笑う声が耳に届く。

すっぽりとその腕の中に納まったまま、約1週間ぶりに見るその綺麗な人を見上げた。

「名前、教えて!」

挨拶もしないまま、ずっと胸に抱き続けてきた言葉を投げかける。
次に逢ったら聞こうと思っていた。絶対に。

「チャンミンだよ」

胸が高鳴る。
その響きが心を震わせ、ときめきが胸に突き刺さる。

「チャンミン、どこ行ってたんだよ!オレ、ずっとチャンミンに逢いたかったのに…っ」

「ゴメンね?普段は大学の寮に住んでるから、週末しかこっちには帰ってこないんだ。明後日の午前中まではいるから遊びにおいで?」

「行く!いまから行くっ!」

オレのわがままにも微笑み崩すことなく、チャンミンはただ優しく髪を撫でてくれた。

手を繋いでゆっくりと家まで歩き、荷物だけを置いてチャンミンの家へ。

この前と同じく差し出されたココアを飲みながらいろいろなことを話した。時間も忘れて。

「ユンホ君、帰らなくて大丈夫?」

気づけば19時過ぎ。そろそろ母さんが帰ってくる時間。
でも、帰りたくなかった。

「泊まってっちゃ、ダメ…?オレ、もっとチャンミンと一緒にいたい…」

週末しか一緒にいられる時間はないと知ってしまったから。
だから、1分、1秒が惜しい。

「じゃあ…一緒にお母さんへお願いしに行こうか?」

ダメかなって思っていたから、その言葉はいい意味で期待を裏切られた。
大きくうなずき、気が変わらないうちにと手を引いてオレの家へ。

ちょうど帰宅した時だったのだろう。
荷物を下ろそうとしている母さんへと足早に歩み寄った。

「母さん」

「あら、ユノ。ただいま」

そう呟き、振り向いたそこに先週挨拶をした青年を見つけて目を見開いた。
ぱっと表情を変え、仕事の疲れを押し隠して微笑みを浮かべる。

「お疲れのところ申し訳ありません」

とんでもないとかぶりを振り、少し頬を赤らめる。
目ざとくそれを見つけ、母さんのその態度にオレは頬を膨らませた。

「オレ、今日チャンミンの家に泊まるから!」

「え…?でも、ご迷惑じゃないかしら?」

「いえ、僕は大丈夫です」

お茶でもと引き留める母さんを睨み付け、早く戻ろうと手を引く。

4へ続く。



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コメント

Re: タイトルなし


あ◇ 様

コメントありがとうございます。
喜んでいただけて何よりです( 〃▽〃)
今回の作品はだいぶSFフィクションの強い作品になりますので、ご注意くださいΣ( ̄ロ ̄lll)
でも、チャンミン君の綺麗さも、ユノ様の可愛さも変わらないので(笑)
最後までお付き合いいただければ幸いですm(__)m

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