雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet ep.5-30

Bittersweet3.png




Bittersweet ep.5-30



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



ユノを見送り、そっと息をついた。

おそらくお父さんに何か言われたんだろうが、何を言われたのかさっぱり予想がつかない。

でも、それが僕のことであり、それがきっかけでユノが少し悩んでいる。

それは間違いない。

いろいろと考えてみたけれど、どれもしっくりこない。

とりあえず洗い物をして、とりあえずケーキ作りの再開。

スポンジもいい具合に膨らんで、熱も取れている。

生クリームに少量レモン汁を入れてあわ立て、半分にしたスポンジケーキへ塗っていく。

そしてフルーツを並べて、残りのスポンジケーキを丁寧に乗せた。

回転する台の上で、均等になるように側面へ生クリームを塗布。

天面も同じように生クリームを塗り、続いて飾り付け。

絞った生クリームとたくさんのフルーツでデコレーション。

「こんなもんか…」

それをもうひとつ作り、8等分にカットしてひとつずつ箱詰めしていく。

ずれないように緩衝材と、使い捨てのフォークも忘れずに梱包。

それをまたひとつずつ袋へとしまい、冷蔵庫へと移動させた。

あとは…クッキーを焼いて、ショコラを作って、スヨンにラッピングを頼めばOKだ。

クッキーを焼いている間にショコラを製作。

冷蔵庫を見たら、また減っていたから追加製造もして。

意外と今日はやることが多いな…。

まぁ、仕方ない。

これが毎日となるとちょっとうんざりするが、ひとまず今日だけ凌げばいいのだから。

「…」

でも、あれだな。

ちょっと先にはなるけど、見つけておいたほうがいいかな?

仮店舗と仮住まい。

建替えるとなったら必要になる。

まぁ、最短で5年後くらいになるだろうけど。

ミノに頼んでおこう。

業者向けのクリーニング業者だけあって、その辺の顔は広い。

SNSを送っておけば大丈夫。

返信がなくても、なんとなく探しておいてくれるから。

特に急いでいるものでもないし。

そんなことを考えているうちにクッキーが焼き上がった。

ショコラは冷蔵庫で、クッキーは常温でそれぞれ冷やしていく。

作業が一段落してから外へ向かってみれば、大分様変わりしていた。

驚くことに、年季の入ったこの家に、シャッターつきのガレージが登場。

確かに、車を考えればこれくらいは当然なんだろうけど、いかんせん、この家には似つかわしくない。

でも…。

1面だけ塗りつけられた壁を見て、思いなおす。

壁だけでもきれいになれば、大分違う。

これなら家に似つかわしくないガレージという状態に陥ることはなさそうだ。

「どうだい?」

「すごいですね。それに、ユノも楽しそうです」

顔の汚れを厭わず、職人に混じって一生懸命作業している。

僕がいることにさえ気づいていないみたいだ。

「これ、ホントに余り物ですか?」

「ホントに余り物だよ。購入予定のお客さんがいたんだけど、残念なことにサイズが合わなかったんだ。けれど既に購入してしまった後だし、型落ちで安く仕入れたから返品は利かないしで処理に困っていたところ、チャンミン君が救世主のように現れたってカンジだね」

「いろいろと思うところはありますが、そういうことにしておきます」

やっぱり違和感が拭えない。

サイズと言ったって、さほど大きいものではない。

通常の一戸建てに併設する駐車場であれば充分収まるだろう。

そうなると、サイズが合わないという説明にそぐわない気がする。

「ホントだよ。そのお客さんの家は、2階と3階が住居になっていてね、2階がせり出す形になっていたんだ。それで高さが10cmだけ合わなかったってわけだよ」

それなら、納得できないこともない。

鵜呑みにできないのは、僕が疑り深いからだろうか。

でも、そこでもさらにツッコミを入れるような子どもでもない。

「その方、災難でしたね」

「と思うだろう?ところが、もっと安くてイメージどおりのガレージがあったんだよ。おかげでご満悦だ」

「それならよかったです」

「全然話は変わるんだが…」

視線はそのままに、お父さんがそう呟いた。

「ユンホはホントに不器用だな。私の息子とは思えないくらい。たかだか壁の吹きつけなのに、斑が多すぎる」

確かに…。

おかげで、ユノが吹きつけた場所をもう一度職人が手直ししているような状態だ。

ユノ自身はそれに気づいていないようで、楽しそうにしているけど。

「でも…いつか一緒に仕事がしたいものだ。できれば、それがチャンミン君の家であり、店であればいいと本気で思っているよ」

「ありがとうございます。僕も、その日を楽しみにしています」

「ユンホには内緒だけどね、もういくつか考えているものがあるんだ」

ずいぶんとせっかちだ。

そのあたりはユノと少し似ているか?

「ユンホが君の家と店をどう想像し、作るのか…いまから楽しみだ。もちろん、少しは口を出させてもらうけどね」

考えてはいるけれど、ユノの意見を優先するということだろうか。

僕の意見は?とも思うが、生憎僕に意見などありはしない。

家は食べることと寝ることができればいいし、店はスヨンとヒヨンに任せたほうがいい。

でも…もしも少しだけ言わせてもらうなら、もうちょっと万人が入りやすい店がいいかな?

いまの店構えじゃ、偏りが大きすぎる。

もう少し、いろいろな人が入って来やすい店にしたい。

それこそ男の人でも気軽に入ってこれるような。

「さて…あともう少しだ。チャンミン君、店は大丈夫なのかな?」

「はい、大丈夫です」

壁の吹きつけも、残すところ1面のみ。

正面だけは店を再開させる際に塗ったから問題ない。

今回塗ってもらっているのも、そこに色を合わせてくれているみたいだ。

そろそろクッキーも冷めた頃だろう。

店へと戻り、指先で熱を確かめる。

うん、いいカンジだ。

スヨンにラッピングを頼もうとフロアを覗いてみたが、さすがに忙しそう。

しょうがないと休憩用のイスを引き寄せ、自らラッピングをしていく。

クッキーとショコラをそれぞれ個別に包装し、ケーキと同じ袋の中へ。

今日来てくれた職人さんの分。

カットしていないケーキはユノのご家族と、自分の家族。

ユノの分は既に2階へと移動済みだ。

「チャンミーンっ」

ちょうどよく、元気な声が聞こえてきた。

厨房を出てみれば、手招きするユノの姿が店の外に見えた。

誘われるままフロアを抜け、外へと向かう。

「できた!」

幼い子どもみたいに無邪気な表情。

顔を上げれば、見違えるほどキレイになったガレージと家があった。

「チャンミン」

「うん?」

「設計するのと、実際に作業するのじゃ全然畑違いなんだろうけどさ…なんか、好きかも。だから、頑張るな?」

「応援してます」

そっと髪を撫で、その眩しいほどキラキラした横顔を見つめる。

誰もいなかったらこの場で抱きしめているところだ。

僕としてはそれでも構わないんだけど、一応、ね。

片づけを終えた職人ひとりひとりにお土産と感謝の言葉を渡す。

すっかり、ユノとはトモダチになったみたいだ。

次の現場で待ってるな、とか。

その前にユノは勉強をちゃんとしないとなんだけどね。

「じゃあ、チャンミン君。そろそろ私も帰ることにするよ。これ以上邪魔したら、ユンホに怒られそうだ」

あながち否定できない。

苦笑いを浮かべれば、お父さんがまた楽しそうに声を立てて笑う。

「これ、みなさんで食べてください」

「そんなに気を遣わなくていいんだよ?もう、私たちは家族じゃないか」

「…はい」

家族という言葉が、心に染みる。

「でも、これはありがたく頂戴しよう。きっと母さんもジヘも喜ぶ」

またすぐに逢えるとあっさり分かれ、既に閉店時間を迎えた店へと戻った。

「お疲れさまです。今日はふたりでよく頑張ってくれました。これ、お給料です。今日の分、ちょっとだけ上乗せしておきましたからね?」

「やった!おっぱ、ありがとーっ!」

はしゃぎながら店を出て行ったふたりをなぜかユノが追いかけていく。

なんか、おかしな行動だ…。

気にはなるけれど、束縛しすぎるのもよくない。

戸締りをお願いして、先に2階へと戻った。

そこでようやく夕飯の支度を忘れていたことに気づいた。

しまったな…。

焦ったところで仕方がない。

ユノが戻ってきたら相談しよう。

デリバリーを頼むか、ドンワンの店へ行くか。

でも、週末の書き入れ時に邪魔しに行くのもな…。



to be continued.






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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

チャンミン君の作ったお菓子、食べたくなっちゃいました?
葉月も食べたくなりました(笑)

ユノ様、不器用ながらに頑張ってますよ~(´∀`*)ウフフ
ま、実作業と設計では違いますから!
きっと大丈夫…だと思いますwww
家の補修も無事完了し、残すはホワイトデー♡
いったいどんなプレゼントを用意してるのかな~( *´艸`)

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ユノぱぱお気に入りですね~(´∀`*)ウフフ
ぎこちないウインクしかできませんが、大丈夫ですか?
お父さん、息子がひとり増えて幸せそう♡
ユノ様もどうやら興味を持ったみたいだし( *´艸`)
でも、作業員と建築家ではまったく違うんですけどね(笑)

葉月は今日も残業。
定時で帰りたいのに帰れない…。
ま、定時で帰れる日なんて1年に1回あるかないかなんですけどね~(;^ω^)
おかげでなにも用意できてませんwww

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