雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Stranger 23

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Stranger 23



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



触れるたびに、ピクンと小さく身体が震える。

でも、振り払われることはない。

耐えている様子もない。

例えるなら、戸惑っているような…そんなカンジ。

いいのだろうか、抱きしめてしまっても。

できることなら抱きしめたい。

窺いながら、手を撫でていた腕を背中へと回した。

「…っ」

一際大きく身体が震える。

しかし、ここで止めることはできなかった。

細い身体を包むように抱きしめ、そっと髪を撫でる。

手のひらにフィットする丸くて小さな頭。

艶のあった髪は日焼けし、少しガサガサとする。

長い間湯あみできていないせいもあるだろう。

甘い香りだけは、変わらない。

オレを引き寄せるようなその香り。

「チャンミナ…」

愛しさが次から次にこみ上げてくる。

少しだけと思っていたのに、離れられない。

まるで身体の中に磁石でも埋め込まれているみたいに。

けれど、いつまでもこうしているわけにはいかない。

後ろが身惹かれながらゆっくりと身体を離し、間近でその顔を見つめる。

チャンミンもまた、俯いていた顔を持ち上げ、オレを見つめた。

「…」

もうひとつ、あのころと変わっていないものを見つけた。

この瞳だ。

大きくて、宝石のような輝きを放つその瞳。

最初に気に入ったのがそれだった。

引き寄せられていく。

引力でも働いているみたいに。

抗わず近づき、細い肩に手を添え、そっと唇を重ね合わせた。

そうなることが当然であるように。

下唇を甘く食み、角度を変えて、開かれた唇の隙間から舌を差し込んで絡め取って。

「ん…っ」

こぼれた声に身体が熱くなる。

もう一度手を細い腰へと回して引き寄せた。

先ほどとは違い、強く。

硬直していた身体が次第に弛緩し、手が弱々しく服を握りしめていた。

「…」

濡れた唇を離せば、熱い吐息がこぼれる。

ぐったりとしたその身体と熱に浮かされたような瞳。

どこまで望んでいいのだろうか…。

どこまで踏み込んでいいのだろうか…。

そっと指先で濡れた唇を拭い、もう一度抱きしめた。

「愛してる…」

「…」

「愛してる、チャンミナ…」

何度だって言う。

聞き飽きたと言われても、聞きたくないと言われても。

オレの想いを伝えられる言葉はこれしかない。

だから、最期の日まで伝え続けたい。

そばにいるからこそできること。

たとえ想いが通じることはないとわかっていても。

「…」

ゆっくりと身体を離していく。

ずっとこうしていたいけど、願える立場ではない。

でも…。

チャンミンが止めてくれないと、止められない。

離れられない。

もう一度口づけをしたい。

そう思って、唇を寄せた瞬間、チャンミンの手が静かに胸を押した。

距離を取るように。

「…」

「部屋に、案内させる」

視線を合わすことなく、俯いたままでそう告げられた。

長い髪が顔を隠し、表情はうかがえない。

「キュヒョン」

呼べばすぐに扉が開いた。

「ユノを部屋に案内して?」

「…わかった」

できるならずっとそばにいたい。

けれど、願う資格はない。

「ありがとう、チャンミナ。おやすみ」

「…おやすみ」

寂しいけれど、十分すぎるほど幸せだ。

おやすみと返してくれた。

それだけでも。

キュヒョンと呼ばれた青年の後に続き、歩いていく。

「言っておくけど、オレはお前を認めたわけじゃない。チャンミンに何かしたり、裏切ったら、即座に殺してやる」

「…チャンミナの嫌がることはしないし、裏切ることもしない。約束する」

「アナグラの人間の言葉を信じると思うか?しかも、チャンミンを穢した張本人の言葉を」

「…」

何も言い返せない。

いや、そもそも言い返すつもりもない。

その通りだから。

「お前のせいでチャンミンはエデンを追放された。いきなりこんな場所に捨てられ、どんな生活を強いられてきたか…」

恨みは、もっともだ。

オレがあんなことをしなかったら、チャンミンはこんなところに来ることはなかった。

同時に、再会もできなかった。

だとすると、ある意味よかったのかもしれない。

オレにとっては、だけど。

「そのくせ、愛してるだと…?ふざけるにもほどがある。立場を弁えろ」

「それでも…オレは、愛してると伝え続ける。たとえ報われなくても、最期を迎えるその日まで」

誰にも阻むことはできない。

だって、想うのは自由だろう?

通じることはなくても、オレの想いは変わらない。

「やはり、お前は所詮アナグラだ。自己中心的で、我儘で。チャンミンはお前にふさわしくない」

「…相応しいなんて、思っていない」

そう。

オレなんかにはもったいなさ過ぎるほどの。

そんなことは、言われずともわかってる。

「エデンに戻ってきたとき、チャンミンの心臓は止まっていた」

「…」

「腕は爛れ、骨は砕けて」

オレが無理矢理に交わした契約のせいか…。

ただ、離したくなかった。

力ずくで羽根をもいだようなものだ。

なんて、愚かな真似をしたんだろう…。

「神子をみすみす死なすわけにはいかないと、再び息を吹き込み、なんとか一命をとりとめた。穢れた身体を聖水で浄め、神子としての職務を全うするはずだった。しかし、心の穢れまではいかに聖水といえど浄めることはできない。そして追放された」

「…」

「すべて、お前のせいだ」

怒りに満ち満ちたその眼差し。

憤りを露わにした声音。

恨みのこもったその言葉。

何も言い返すことなんかできない。

その通りだから。

「オレは絶対にお前を許さない。たとえ、万が一、チャンミンが許してもだ」

「…」

「この部屋を使え。それと、必要以上にチャンミンへ近づくな」

これ以上話すことはないと言わんばかりに、キヒョンは去っていった。

ただその背中を見つめ、小さく息をついた。

仕方がないとわかっている。

覚悟もしていた。

やっぱり、辛いな。

チャンミンが少しだけ心を開いてくれたからまだましだけど。

「…」

触れた唇をそっと指先で撫でる。

大丈夫。

犯した罪は消えずとも、これから命をかけてその償いをするから。

必ず、チャンミンだけは守り抜いて見せる。

そして、いつの日かチャンミンの手で終わりを迎える。

その日まで、精一杯生きるだけ。

後悔のないように。

チャンミンが傷つくことのないように。

オレにできることは、それだけ。

だから、明日からもっと頑張ろう。

少しでも役に立たなければ…。



to be continued.






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

なにやらちゅ~しちゃいましたね~( *´艸`)
いったいどういうことでしょ?
でも、チャンミン君は戸惑っているご様子ですが…"(-""-)"

キュヒョン君はいつでもチャンミン君の味方♡
ということでユノ様の敵ってことですね~(笑)
どうなっちゃうんでしょう??

次に会うときはまつげばっさばさですね~♪
お買い物…モノによっては楽しいけど、ね~(;^ω^)

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

キスしちゃいました♡
チャンミン君、いったいどうしちゃったんでしょう?
揺れてますね~(´∀`*)ウフフ

いまはまだ敵ばかり!
でも、ユノ様の行動次第で変わるはずです♪
頑張れ、ユノ様~(≧▽≦)

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Re: キュンキュンします!

し◇しま 様

キュンキュンしていただけました?
それはよかった♡
これからもキュンキュンしていただけるよう頑張ります('◇')ゞ

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Re: タイトルなし

N◇chi 様

急展開ですね~(´∀`*)ウフフ
ようやくユノ様の想いが…(T_T)
でも、まだちょっとチャンミン君に戸惑いが残ってるかな?
ま、ユノ様の深い愛を感じて、疑う余地もなくなると思いますが( *´艸`)

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