雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Stranger 27

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Stranger 27



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



別に構うことはないのに…。

これくらいなら、すぐに治る。

でも、チャンミンはそのまま背を向けて歩き始めてしまった。

そのあとを追いかけ、また家へ。

起きるとふたりともに目覚め、オレたちを待ち構えていた。

「出かけるから支度して?」

「その前に、どこに行ってたんだ」

「集落のはずれ。それより、時間がないから早く」

何をするのか、何をしたいのか。

おそらくキュヒョンはそこを聞きたいのだろう。

なおかつ、どうしてオレとふたりきりで出かけたりするのかと。

オレを敵視しているのはわかりきっている。

じろりと睨みつけられても、別にどうでもいい。

オレは、チャンミン従うだけ。

告げるなり外へ出たチャンミンの後を追いかければ、思いつめた表情がある。

「どうか、したか…?」

「…」

問いかけに顔を上げ、じっとオレを見つめる。

何か、言いたいことがあるみたいに。

けれど、静かにかぶりを振った。

「なんでもない」

「…そうか。なんかあったら、言ってくれ」

そのためにオレはここにいるんだ。

チャンミンのためだけに。

「お待たせ。チャンミニひょん、行こう?」

キュヒョンは愛想の欠片もないが、ミノという青年はさほどオレのことを敵視していないように思える。

もしかして、知らないのか?

過去、オレがチャンミンに何をしたのか。

オレが犯した過ちによって、チャンミンがここにいるということを。

「ユノ」

気づくと、チャンミンはすでに歩きはじめていた。

ついてこないオレを心配してか、足を止め、振り返っていた。

慌てて追いかければ、いぶかしむようにオレを見つめる。

「すまない。ぼーっとしていた」

「考え込んでいる風に見えた」

「え?あ、いや…」

「…後で聞く」

ここでは言いづらいことだと察したのか。

それとも、別の理由があるのか。

どちらにせよ、助かった。

もしもミノがオレとチャンミンの関係を知らないのなら、そのままでいてくれたほうがありがたい。

キュヒョンのような人は、ひとりで十分だ。

自分の罪など、嫌って言うほどわかっているから。

そして4人でさきほどの岩場へと戻り、ぽっかりとクレーターのように開いた大きな穴を見下ろした。

「これ、どこまで掘るの?」

「わからない。できるところまで掘り進めるつもり」

言うなり、チャンミンは手をかざした。

光の壁が広がり、その大きな穴を覆っていく。

「キュヒョン、ミノ」

チャンミンの隣に佇み、手をかざした。

するとチャンミンは1歩下がり、穴を見つめる。

ぐっと眉間に力を入れた瞬間、光の壁の中で爆発が起こった。

「…っ」

よほどの衝撃なのだろう。

壁を支えていたふたりが同時に苦悶の声を上げた。

「大丈夫?キツイ?」

「いや…大丈夫。いまのは構えてなかったからで…次は問題ない」

キュヒョンの言葉にミノが頷く。

ぐっと足を踏ん張り、腕を張り出して。

それを認め、チャンミンはもう一度力を放った。

「…」

やはり、”憤怒”の継承者が持つ力に酷似している。

でも、先代が亡くなってから空席のまま。

世継ぎもいなかったから、領土はオレの父と母が代わりに統治している。

ここ、200年ほど。

まさか…チャンミンが次の継承者…?

いや、そんな実例はない。

しかし…。

考えられないことではない。

かつて、初代領主たちはみな堕とされた瞬間に、特殊能力に目覚めたと聞く。

エデンにおいても高位にあり、並外れた力を有していたと。

それが光から闇に転じ、破壊をもたらす力になった。

領主なるものは特殊能力を持っていることが絶対条件。

まさしく、チャンミンの力はそれではないか?

一度、審判の間に連れて行ったほうがいいのかもしれない。

もちろん、チャンミンが望まないのなら連れて行く必要もないが…。

ただ、やはり伝えたほうがいいと思う。

決断するのはチャンミンだが、オレが知っているものはすべて。

「うわ…っ」

そんな悲鳴が聞こえたのは、ちょうど結論がでた時だった。

視線を前へ向ければ、光の壁の中に水柱が立っている。

いや、水じゃない。

お湯だ。

「こ、これどうすればいいの!?」

「…そこまで、考えてなかった…」

ミノの言葉にチャンミンが茫然とした面持ちでそう呟く。

確かに、その通りだ。

これほどまでに勢いよく出てくるものとは思ってもいなかった。

「水の勢いが弱くなってきた」

ひとり、冷静に状況を見ていたキュヒョンがそう呟く。

確かに最初の勢いはない。

水柱が収まってみれば、チャンミンの開けた巨大な穴の3分の2ほど溜まっている。

しかし、止まったわけではない。

じわじわと滲み出している気がする。

「あっちに使っていない用水路があったよな…?それにうまく誘導できれば…」

そう提案してみれば、チャンミンが小さくうなずいた。

オレの案に同意してくれるように。

「キュヒョン」

「わかった」

キュヒョンが離れたことで、ゆっくりと光の壁が収束していった。

わずかに残った光の欠片に手を伸ばす。

けれど、その光は触れる寸前に消えてしまった。

少しでいいから、触れたかったのに…残念だ。

「…」

オレをよそに、作業は進んでいた。

どういう原理かはわからないが、沸きだした水が導かれるように一定方向へ流れていく。

水を、操っているのか…?

チャンミンと同じく、エデンでの力を有している。

つまり、審判の門を潜らずに直接ここへ堕とされたと考えるべきだろう。

いったい、どうして…?

そんなことが可能なのか?

もしかして、アナグラは独立しているではなく、エデンに知らず管理されているのでは…?

都合のいいように扱われている、井の中の蛙。

エデンに必要のなくなった人間、または邪魔な人間を排除するためだけにアナグラを利用している。

単なる仮説だが、真実ならば筋が通る。

ここにいる人々と触れあったからこそわかる。

みな、罪を犯すような人ではない。

絶対に。

「いいカンジに流れていってるね。これで、みんなお風呂に入れるかも」

「ありがとう、キュヒョン」

「いや、大したことじゃない」

「あとは集落にお湯をためる場所を作らないとだね」

ミノの言葉にチャンミンとキュヒョンが頷く。

「行こう」

3人が並んで歩きだす。

その後ろ姿をしばらく見つめていた。

あの3人にはオレが入り込める余地がないほどの深い絆がある。

それが少し、羨ましい…。

「ユノ」

「…」

足を止め、チャンミンが振り返っていた。

そこに行ってもいいのだろうか…。

オレが、この3人を陥れたといっても過言ではない。

並ぶ資格は、ない。

でも…。

チャンミンのそばに在りたい。

だから、ついていく。

並ぶことはできなくても、同じ道を歩くために。



to be continued.






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コメント

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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

どうかな~?
でも、もしかしたら羨ましがってるかも??
ミノ君が謎ですね~(´∀`*)ウフフ
そしてチャンミン君はいまだぐるぐる中?

ひ◇み様、天然って自覚なし?
かなりの天然だと思っておりますが??

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