雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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metropolis 4

metropolis 4

半ば強引にチャンミンを引いてチャンミンの家へと戻り、ふくれっ面でソファの上に胡坐をかき、苛立ちを抑えるようにクッションを抱きしめた。

「なんだよ、母さん。しまりない顔してさ…」

ブツブツと文句を並べるオレにそっと微笑み、隣へと腰を下ろしたチャンミンがそっとオレを抱き寄せた。

「そんなこと言っちゃダメだよ?」

「だって!」

「僕の母さんは、幼いころに病気で他界したんだ。だから、僕が母さんにできなかったことをユンホ君にしてほしいな…」

寂しげにそう告げるチャンミンを振り返り、急に心が沈んでいく。
怒られたわけじゃないけど、怒られたみたいに。

「ゴメン…」

「お母さんのこと、大切にしてあげてね?」

「…うん」

いい子だね、と囁き、そっと髪に口づける。

そして落ち込むオレを覗き込むようにして微笑みかけ、俯くオレの頬にそっと手のひらを添えた。

「約束、してくれる?」

間近にあるその綺麗な顔を見つめ、オレは頷いた。
いままで考えていたことも忘れるほど、約束なんて上の空で、オレはドキドキしていた。

「…」

漫画で読んだことがある。でも、まだ経験はない。

でも、どうしてかな…したいって思ったんだ。

じっとその大きな瞳を見つめていた視線がわずかに下り、柔らかそうな唇へとたどり着く。

ごくり、喉が鳴った。

「そろそろ夕飯にしようか?食べたいものはある?」

「…」

離れていこうとするチャンミンを無意識に繋ぎ止めていた。

「ユンホ君?」

優しい微笑み、心地よい声音。
でもいまは、そのひとつひとつが、そのすべてが、違う感覚を目覚めさせていく。

「チャンミン…」

気づくと、マネしていた。

いつだったか、自宅で見たドラマの一部始終。

ちゅっと音を立てて唇を触れあわせれば、驚いたように見開かれた瞳。

「オレ、チャンミンのコトが好きだ」

その言葉はすんなりと出てきた。

誰にも告げたことはない、恥ずかしくて言えるかって言ってた言葉。
でも、言いたくなった。

チャンミンに、伝えたくなった。

「好きだ」

しばし呆然としていたチャンミンがはにかんだように微笑む。
そしていつものように頭を撫で、ありがとうと言われた。

それってどういう意味?

ОKってコト?それとも…ダメってコト?

「…」

答えを探るようにじっとその瞳を見つめていると、困ったように微笑む。

「ユンホ君が大きくなって、それでも同じ気持ちでいたらもう一度言って?そのときはちゃんと応えるから。ね?」

「オレのコト、キライってコト?」

「違うよ」

間髪入れずに返ってくる答え。
まっすぐに見つめ返され、今度はオレが視線をそむけた。

「ユンホ君が大人になった時、まだそれでも変わらずにいてくれたなら…もう一度言って?
その時、僕もちゃんと応えるから。ね…?」

「なんで、いまじゃないの…?オレが子どもだから?」

チャンミンは大学生で、オレは小学生。
でも、そんなこと関係ない。

オレはチャンミンが好きなんだ。好きで、好きで仕方がない。

毎日会いたい。毎日声が聞きたい。触れたくて、そばにいたくて。少しでもチャンミンのことを知りたくて。

「なんで…っ」

うまく言葉にできない想いにイライラする。
俯いて、唇をかみしめる。

膝の上で握った掌が痛んだが、それよりも胸が痛い。
処理しきれない感情に目頭が熱を帯び始めたその時だった。

ふわり、優しいぬくもりが唇へと触れた。
何が起こったのか理解できずに目は見開いたまま、オレは身動き取れなくなっていた。

「早く、大人になって。僕を迎えに来て。待ってるから…」

「…」

5へ続く。



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