雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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metropolis 5

metropolis 5

これは、失恋なのかな…?

それとも、チャンミンもオレのこと好きってことなのかな…?

難しすぎて馬鹿なオレには到底理解できない。
ただ、顔を合わせづらくなって…オレはチャンミンを避けるようになった。

そして…。

「ユノ」

「…なに?」

「これ、チャンミン君から」

仕事から帰ってきた母さんが荷物を置くよりも先にオレの部屋へとやってきた。

面倒くさそうに振り返ったら、チャンミンの名前が出てきて…心臓が止まるかと思った。

「…?」

「チャンミン君、今日引っ越しだったみたい。遠くに行くって言ってたわよ?海外かしらね?」

「え…?」

「聞いてなかったの?」

聞いてない。

それどころか、あの日以来顔も見てないし声も聞いてない。

夢中で駆け出した。
階段を駆け下りて、玄関を通り過ぎ、隣の家へ。

でも明かりひとつついていないし、インターホンを鳴らしてみても応じる声はない。
ただしんと静まり返っていた。

「ウソ、だろ…?」

変に意地なんて張らなきゃよかった。

逢いたかったのに、避けていたのはオレ自身。
悔やんでも悔やみきれない。

ただ、涙が溢れていく。

「…っ」

残されたのは、直接受け取ることもできなかった贈り物。

リボンの施された紙袋を開けてみれば封筒が1枚と小さな箱がひとつ入っていた。

震える指先で、封筒へと手を伸ばす。

「…」

丁寧に封を切り、中に指先を忍ばせれば白いシンプルな便箋が1枚あった。
躊躇いながらそれを開き、目を落とした。



ユンホ君へ

臆病な僕を許してください。

あの時既に、僕は旅立つことが決まっていました。

でも、君に言うことができなかった。

本当に、申し訳なく思っています。

君が大人になって、もしもまだ僕を好きでいてくれているなら、

もしも同封したそれを君が身に着けていてくれたなら、

僕は必ず君の元へ戻ります。

その日が来ることを僕は願っています。

だから、さようならは言いません。

どうかお元気で。

僕の分までお母さんを大事にしてください。

シム、チャンミン




字が涙で滲んでいく。

こんなことなら、避けなければよかった。
逢いに行けばよかった。そばにいればよかった。

後悔だけが心に突き刺さる。

「チャンミン…っ」

嗚咽を飲み込むことはできなかった。
手紙を胸に押し付けるようにして抱き、ただただチャンミンを想って涙する。

こんなに苦しいのに、こんなに痛いのに。

それでもオレはまだチャンミンを好きで、好きすぎて。

「…」

泣きすぎて、頭が痛い。
結局一睡もできないまま迎えた朝。

オレはようやく同封されていたそれへと手を伸ばした。

リボンをほどき、指先でふたをつまんで引き上げるとそこには月を彷彿とさせる銀色に輝くネックレスがひとつ入っていた。

なんのモチーフだろう…。

十字架なのか、ナイフなのか…。

どうだっていい。なんだっていい。
チャンミンがくれたもの。それだけで充分だ。

そっと手のひらで包み込み、目を閉じて願いを込める。

もう一度、逢えるようにと。
そして自らの首にそれを吊るした。

ヒンヤリとした感触。

手のひらでそれを優しく握りしめ、遠くに行ってしまったチャンミンを想う。

この気持ちは永遠に変わらないと、記憶の中のチャンミンにそう告げた。

Prologue 完



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