雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Stranger 33

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Stranger 33



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



部屋に戻り、シーツをはぎ取る。

ふたりの体液で酷い状態だ。

でも、残念ながら替えのシーツなどあるわけがない。

ホントに、酷い生活だ。

あのまま城にいたら一生知ることはなかった。

「チャンミナ」

手を差し出すチャンミンを抱き起こし、そっとベットへと横たえる。

「大丈夫か?」

「ユノは、心配性だ」

可愛らしい笑い声と、優しい笑顔。

見ているだけで安らぐ。

そっと髪を撫で、額へと口づけた。

「ユノ」

「なんだ?何が欲しい?」

そういえば、ほとんどなにも食べていない。

水も。

「いま、水を持ってくる」

「ユノ」

「少し待ってろ」

呼び止める声が聞こえたけど、とりあえず水分が必要だと思った。

ところどころヒビの入っているコップに水を注いで部屋に戻れば、ベットの上で身体を起こしていた。

「寝てないとダメだろ」

「病人じゃないから大丈夫だよ」

「水、持ってきた。とりあえず飲め」

手を取って握らせれば、それを両手で挟んで口へと運ぶ。

やはり、喉が渇いていたんだろう。

一息に飲み干し、そっと息をつく。

「足りたか?足りないなら…」

「その前に、話を聞いて」

「…?」

なんだろう。

一種の、覚悟のようなものを感じる。

いったい、何をするつもりだ…?

「審判の間、連れてってほしい」

「…」

「ここにいても、何も変わらない。可能性があるなら、それにかけたい」

オレが提案したことだが、いざとなると躊躇いが生じる。

もしも、間違っていたら…?

何があっても守ることに変わりはないけど。

「時間が、ないんだ。ユノ、お願い」

それはどういう意味だ…?

時間がないとは。

まるで、死期を悟っているかのようなその言葉。

聞かずにはいられなかった。

心に浮かんだ疑問をそのままに。

「アナグラと違い、エデンの住人の寿命は…およそ30年。たぶん、僕の寿命は…あと2年」

「…」

心臓が、止まるかと思った。

瞬きすら忘れ、ただ食い入るようにその顔を見つめた。

穏やかな笑みを浮かべて、さもなんでもないことのように…。

「命を削って、傷や病気を治すんだ。僕は、力を遣いすぎてる。ここに来てから、特に」

「…」

何も言葉が出てこない。

頭の中は真っ白で、声の出し方すら忘れてしまったみたいに。

「残された時間で夢を達成させるには、それにかけるしかない。だから、連れてってほしい」

審判の門を抜ければ、光の力は消える。

治癒や、守りの力も。

そうすれば寿命が減ることはない。

でも、伸ばすこともできない。

冗談じゃない。

あと、2年しかないなんて…。

ようやく想いが通じたのに、これからさくさんの幸せが待っているのに。

「チャンミナ」

「…」

「オレのこと、好きか?」

「好きだよ。誰よりも、愛してる」

当然のようにそう答えてくれたチャンミンを、抱きしめた。

なら、オレにできることはただひとつ。

「結婚しよう」

「え…?な、何言って…」

「審判の間に連れていってもいい。でも、その条件を飲むなら、だ」

約束を得られなくても、連れていくしかない。

このままエデンの力を遣いすぎれば、さらに寿命が縮んでしまう。

それだけは避けなければならない。

「その条件を飲むことに、なんの意味がある?」

「寿命を分け与える」

「え…?」

アナラグラの住人はほとんど結婚をしない。

子を成したとしても。

それは、リスクがあるから。

もちろん、リスクだけとは限らない。

メリットを得るものもいる。

「夫婦となったものは、同時に最期を迎える。オレと婚姻を結べば、オレの寿命をチャンミナに分けることができる」

「そんな条件、飲めるわけが…」

「チャンミナのいない世界で生きていたって意味がない。オレにはお前が必要なんだ」

残されるなんて、冗談じゃない。

チャンミンのために生きているんだ。

もしも死んでしまったら…オレは生きる意味を失う。

「オレの命は、お前のものだろう?だったら、受け取ってくれ」

「…」

どうせ、腐るほど寿命はある。

アナグラの人間の寿命はおよそ1000年。

チャンミンに寿命を分けたとしても、一緒にいられる時間のほうが長い。

「チャンミナ」

強く抱きしめた。

祈りを込めて。

「頼む。オレを独りにしないでくれ…っ」

「ユノ…」

躊躇っている。

戸惑っている。

迷う必要なんかないのに…。

だって、オレはチャンミンのものなんだから。

持ちうるすべてを捧げたいほどに。

この命さえも。

「ユノは、卑怯だ…」

そんなこと、わかってるよ。

元々卑怯な人間なんだ。

無理矢理にチャンミンを手に入れようとしたように。

ただ、チャンミンと出逢って、愛を知って、ほんの少しだけ変わっただけ。

根本は何も変わっていない。

チャンミンを守るためなら何を犠牲にしても構わない。

「そんなこと言われたら、嫌だなんて言えないじゃないか…っ」

「すまない」

でも、気持ちは変わらない。

オレにとって、最優先すべきはチャンミンを守ること。

死ぬとわかっていて、放っておけるわけがない。

「そばに、いてくれ…っ」

こんなことを言える立場ではない。

そばにいさせてもらえるだけで、幸せであることに変わりはない。

けれど、いまだから言う。

そばにいてほしいと。

「ユノ…顔、見せて…?」

「…」

酷い顔をしている。

自分勝手なことばかりを口にする、アナグラの住人特有の顔だ。

でも、チャンミンが望むなら見せないわけにはいかない。

腕を緩め、顔を上げれば苦しそうなその表情。

こんな顔をさせたいわけじゃないのに…。

でも、死なせたくない。

「ホント…ユノは、バカだ」

「…」

チャンミンの手がそっと両頬を包む。

優しいぬくもり。

2年なんて、短すぎる。

もっと、このぬくもりを感じていたい。

声を聞いていたい。

顔を見ていたい。

そばにいたい。

「オレと、結婚してくれ…っ」

濡れて光る瞳を見つめ、もう一度そう告げた。

何度だって言う。

チャンミンが頷いてくれるまで。

これだけは譲れないから…。



to be continued.






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Re: タイトルなし

あ◇き 様

偶然にもタイムリーな話題となりました(笑)
結婚するのかな?
チャンミン君の決断はどうかな?

ジヘちゃん、幸せそうでしたね~(´∀`*)ウフフ
ユノ様は嫉妬の塊になってましたがwww
でも、久しぶりにふたりの絡みが見れて葉月は幸せでした♡

コメント

Re: タイトルなし

taku◇aku 様

何やら大変そうですね(;^ω^)
葉月の妄想が役に立てたのなら何よりです(≧▽≦)
まだまだ続きますので、どうぞ最後までお付き合いくださいませm(__)m

コメント

Re: タイトルなし

ni◇hi 様

まさかのプロポーズ(≧▽≦)
いきなりの展開ですね~(´∀`*)ウフフ
さぁ、チャンミン君はどうするのかな?
ユノ様の申し出を受けるのかな?
子どもはできるのかな~?
謎がいっぱい(笑)

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Re: 愛だな…

K◇O 様

究極の愛、ですね~(´∀`*)ウフフ
躊躇いもなく命を分け与えることを選ぶユノ様の男気。
そして深い愛!
チャンミン君はそんなユノ様の想いにどう応えるのかな??

審判の間、気になります?
予想してみたください( *´艸`)

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ユノ様、泣かせますね…(T_T)
いったい、どれだけ深い愛なんでしょう。
でも…きっと、チャンミン君のいない世界なんかユノ様にとって無意味。
だからこその決断。
あとはチャンミン君次第です!
どうなるのかな~?
みんな、幸せになれるのかしら??

リアル、お疲れ様ですm(__)m
葉月はようやく仕事が終わり、まったり(´▽`*)
明日はお休みなので、ゆっくりしたいと思います♡

コメント

Re: 早い!

ペ◇マミー 様

せっかく想いが通じたのに、残された時間はわずか2年!
これは大変ですっよ~(; ・`д・´)
チャンミン君は短すぎるし、ユノ様は長すぎるし(笑)
いったいどうなっちゃうんでしょう?
チャンミン君の位が気になります?
神子さん、ですよ♡

久しぶりにふたりで楽しそうに過ごしてましたね~(´∀`*)ウフフ
癒されました(≧▽≦)
早く、戻ってこないかな~♪

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

いきなりのプロポーズです(笑)
そして、さらにいきなりの寿命宣告Σ(・ω・ノ)ノ!
いったいどうなっちゃう?
チャンミン君、早く決断ぷり~ずっ(>_<)

実は葉月もいま現在、Strangerが好きなんです♡
それまではMIROTICでした。
作者がアップした妄想に優劣つけるのはあんまりよくない気はするんですけどねwww

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