雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Stranger 45

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Stranger 45



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



なんなんだ…?

この自分勝手な連中は。

アナグラで育ったオレにとっては当たり前のこと。

でも、チャンミンを利用した。

チャンミンだけではない。

自己満足のために、いったい何人の人が犠牲になった?

信じられない。

こんな奴等が神官だなんて。

人々を先導する人間だなんて。

もしも、あの時オレがチャンミンを見つけなければ、どんな生活を強いられていた?

オレ以外の誰かに穢され、犯され、命を落としていたかもしれない。

想像するだけで怒りがこみ上げてくる。

チャンミンを好きになったことを、愛したことを、冒涜されている気分だ。

オレの、チャンミンへの気持ちをすべて。

操られて好きになったわけじゃない。

これは、純粋な想いだ。

何者にも踏みこまれたくはない。

踏みにじられたくはない。

オレと、チャンミンだけのものだ。

「穢れを知らない、純粋無垢な魂を持つ人間。そんなものがどれだけここにいる?」

「…?」

「エデンは、我々が創りあげた。あなた様の御眼鏡に適う人間を生み出すために」

朗々と、物語でも読むがごとく、ジェダルが語る。

背を向け、絵にかいたような見事な庭を見つめながら。

「見目麗しく、心の清いものだけを残し、神子を育成する。他は不要なもの。不要なものは処分し、必要なものだけを残した。神子と、世話をするものと、支えるもの。この美しい環境で穢れに触れることなく育み、あなた様の元へ遣わす。そのためだけに」

「…」

想像を絶していた。

オレたちの仮説など、足元にも及ばないくらい。

「もう、ご存知だとは思いますが、ここはアナグラの一角に過ぎません。神殿の中に創り上げた、偽りの土地。そして今日、その役割を終えました」

「…」

理解が、できない。

こいつらは何を言っているんだ?

そもそも、正気か?

「我々が遣わした神子をを愛し、婚儀も終え、再び導くものとなりました。これで、世界は救われる」

「…」

「さぁ、今一度、偽りではなく、真の光に満ち溢れた世界へと我々をお導きください」

ジェダルの言葉とともに立ち上がり、5人は戸惑うことなく跪いた。

忠誠を誓うように、深く頭を垂れて。

無意識に後ずさっていた。

チャンミンの手を引き、逃げるように駆け出す。

これ以上、ここにいたくない。

何も聞きたくない。

知りたくない。

部屋を抜け、長い廊下を駆け、扉を潜る。

そして、後ろ手に勢いよく扉を閉めた。

はぁ、はぁ、と、肩で息をしながら。

そのまま、脱力したようにずるずるとその場に座り込んだ。

石の冷たい感触がじんわりと伝わってくる。

その冷たさに、頭に上っていた血がゆっくりと下がっていく。

「ユノ…」

「オレは…、オレは…っ」

夢中で手を伸ばし、抱き寄せていた。

こうしていないといなくなってしまう気がして。

「頼むから、そばにいさせてくれ…っ。何も、望まないから…っ。そばにいさせてくれるだけでいいからっ」

あいつらの思惑だったとしても、オレがチャンミンを愛したことに変わりはない。

でも、チャンミンは…?

知らず、他人の手の中で踊らされていたと知ったチャンミンは…?

嫌だ。

失いたくない。

チャンミンだけは、絶対に。

他の何を失っても…。

その気持ちだけは、嘘じゃない。

オレが、オレとして生まれ、オレが育んだ想いだ。

「僕は…」

怖かった。

チャンミンの想いを聞くのが、怖かった。

恐怖が蝕む。

大切な人を失うかもしれないという恐怖。

言葉を奪うように唇を塞ぎ、細い腰をきつく抱きしめた。

「ん…っ」

柔らかい唇の感触と、あたたかいぬくもりと、甘い香り。

チャンミンは、ここにいる。

まだ、ここにいてくれる。

けれど、いついなくなるかもわからない。

そんなの…冗談じゃない。

あいつらの言葉を鵜呑みにしたわけじゃないけど、否定できるほどの根拠もない。

ここがエデンと繋がっている以上、認めざるを得ない部分もある。

いったい、どうしたらいい?

「ユ、ユノ!」

唇を貪り、その身体を抱き上げた。

儀式を執り行った、神聖なる寝台へとその身体を下ろす。

そして、組み敷いた。

「ま、待ってっ」

「…」

無理矢理に服を引き裂いて、こぼれた肌へと吸い付く。

「あ…っ」

押しのけようとする腕の力がだんだんと緩んでいく。

撫でるたびに自由を奪い、舐めるたびに言葉を奪って。

「ぼ、僕を信じてくれないのか!?」

「…っ」

「信じてくれなんて言っておいて、信じるなんて言っておいて、信じてないのはユノじゃないかっ」

まくしたてるような声に、動きを奪われた。

いまだ、組み敷いたまま。

見下ろせば、涙ぐんだ瞳がオレを見つめていた。

辛そうに、苦しそうに、悲しそうに。

「確かに、僕はあいつらの手の中で遊ばれていたのかもしれない。でも、ユノを好きになったのは、僕だ。ユノを選んだのは僕だ。心は、誰にも作れない。僕が、作ったものだ。それを、なかったことにするな…っ」

「チャンミナ…」

それは、魂の叫びのようだった。

一番苦しいのは?

辛いのは?

オレじゃ、ない。

チャンミンだ。

勝手にアナグラに堕とされて、オレに好き勝手やられて、その上あんな生活を強いられて。

オレは、何もされてないじゃないか。

被害者は、チャンミンと、キュヒョンと、ミノ。

そして、アースに捨てられた人々。

罪を押し付けられて、過酷な労働を強いられて。

もしもあいつらの話が本当なら、罰せられるべきはオレじゃないのか…?

オレこそが、諸悪の根源なんじゃないのか…?

「…っ」

抱きしめた。

そうせずにはいられなかった。

首筋に顔をうずめ、声を殺して涙をこぼす。

もしかしたら涙する資格すらないかもしれないけど、泣くしかなかった。

想像以上に酷い現実に。

震えていると、そっと背中にぬくもりを感じた。

いたわるようにゆっくり、ゆっくり、背中を撫でてくれる。

「ユノは、ユノだ。知ってるよ、僕は。本当のユノを、知ってる」

囁くようなその声に、心が震えた。

抱きしめる腕に力をこめ、細い身体をかき抱く。

「ユノも、同じ…だよね?」

「…」

「僕は、ユノを愛してる。その気持ちは、いまも変わってない」

「…っ」

「ユノは?ユノの気持ち、教えて…?ユノの言葉で。いますぐ」

チャンミンも同じ不安を抱えている。

この気持ちまで作られたものじゃないかと。

顔を上げれば、真剣な顔があった。

ぽたり、ぽたりとチャンミンの肌に涙が落ちていく。

「愛してる…。愛してるよ、チャンミナ。この気持ちは、ウソじゃない。作られたものじゃない。オレの、本当の気持ちだ」

ウソ偽りなど何ひとつない。

オレは、チャンミンを愛している。

それが事実であり真実。

じっと心を見透かすように見つめていたチャンミンが、ふっと微笑んだ。

大きな目を細めて、優しく。

「ホントに?」

「あぁ、ホントだ」

「この先も、変わらない?」

「当たり前だ。変わることなんて、永遠にない」

涙が止まらない。

そして、チャンミンに対する想いも止まらない。

川がいつも同じ方向へ流れ続けるように、オレの想いも永遠にチャンミンへと向かって流れていく。

枯れることなく、揺れることなく、永遠に。

「永遠の愛を、チャンミナに誓う」

真っ直ぐに瞳を見つめ、心のままにはっきりとそう告げた。



to be continued.






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

感動していただけて何よりです♡
想う気持ちはふたりとも負けてないみたいです(笑)

ユノ様はどうするのかな?
チャンミン君はどうなるのかな??
夢を叶えることはできるんでしょうか( *´艸`)

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ツライですね…(T_T)
ふたりとも、お互いに…。
ふたりは乗り越えられるかな?
この不気味な神官を撃破してほしい!
でも、ふたりなら大丈夫なのでは…?

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Re: タイトルなし

あ◇ 様

いまだかつてないくらい壮大になってしまいました~(笑)
でも、いつでもどこでもふたりの愛は不変です♡
これからどうなっちゃうのかな?
ふたりで乗り切ってもらわないとね~(´∀`*)ウフフ

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