雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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metropolis 8

metropolis 8

朝、目覚めてみると腕の中にあったはずのそぬくもりは綺麗さっぱり消えうせていた。

ゴハンでも作ってるんだろうと扉を開けてみる。
でも、そこにあったのは冷えた空気と静寂だけだった。

「チャン、ミナ…?」

呼びかけても、いくら探しても、どこにもいない。
あるのはテーブルの上に置かれた、まだ温かい料理と、メモが1枚。

『ユノへ

すぐに戻ります。だから、心配しないで。愛してる。』

すぐって、どれくらい?
どこに行ったの?

いても立ってもいられず、携帯電話を引き寄せた。
電話帳の1番最初に登録してあるその名前を呼び出して、発信する。

『もしもし?』

「チャンミナ!どこにいんだよっ」

繋がらないと、覚悟していた。
けれど、予想外にもすぐに応答があった。

『ゴメンね?アメリカの友人が危篤で…戻らないとになったんだ』

「え…?ひ、ひとりで大丈夫か?オレも…」

『ユノはお仕事があるでしょう?すぐに戻るからいい子で待ってて』

チャンミンはすぐにオレを子ども扱いする。
もう子どもじゃない!といくら訴えたところで、微笑でうまく交わされるだけ。

「ちゃんと、帰って来いよ…?」

『うん、ありがとう』

と、大人ぶって送り出してみたけれど…寂しい。

「一週間…」

長い、長すぎる。

戻ってきてくれたその日から1ヶ月、毎日一緒にいるのに全然足らない。

今日も夜遅くまで仕事だってのに、やる気も出ない。

どんよりとした気持ちのままオレはやけに長い1週間を過ごした。

「おかえり」

いつ帰ってくるんだろうって、いっそ電話でもしちゃう?って毎日格闘してた。

そろそろ限界だと、今夜は電話をかけようって心に決めて帰ってきたそのときだった。

靴を脱ごうとしていたオレの耳にそんな声が聞こえてきた。
一瞬動きを止め、ゆっくりと顔を上げる。

「チャンミナ!」

靴を脱ぎ捨て、オレは子どものようにその胸へと飛び込んだ。
いや、違うか。

「ユノ…」

その細い身体をぎゅっと抱きしめ、胸いっぱいにその香りを吸い込む。
懐かしい香り。そのぬくもり。

「ゴメンね?寂しかった?」

寂しくないって虚勢を張ることもできず、大きく頷いていた。
身体はでっかくなったのに、心は幼いまま。

ホント、情けない。

でも、それだけオレはチャンミンが好きってことだ。

「ユノ」

優しく名を呼ばれ、仕方なく顔を上げる。
次の瞬間、オレは予想だにしない事態に目を見開いていた。

目の前には綺麗な顔。

長いまつげがオレに触れるんじゃないかって錯覚するほど近く。

「…」

触れていた箇所が遠ざかっていくとともに、ゆっくりと瞳が開く。

少し恥ずかしそうに頬を赤らめ、俯くその姿がもう可愛くて可愛くて。

我慢してた分、どうしようもないくらいで。

オレは咄嗟にその身体をお姫様のように抱き上げていた。

「ユ、ユノ…?」

「ベット。一週間経った」

阻む扉を足で器用に開け放ち、一番奥の寝室へと向かう。

ベットに抱えていたその身体を下ろし、真っ直ぐにオレを見つめるその瞳を見つめ返した。

このまま抱きたいけど…抱きたいけど…。

「どっちがいい?」

きょとんとした顔がまた幼く見えて、可愛くて。

それ、ヤバイだろ?ギリギリだろ?

っていうか、それに耐えてるオレってある意味すげぇ。

「抱くほうと、抱かれるほう。どっちがいいって聞いてんのっ」

そりゃ、聞かなくていいって言うならこのまま進めちゃうよ?
最後までおいしくいただいちゃうよ?

でも、怖がらせたくないし…何より嫌われたくない。

「ユノは、僕を抱きたいんでしょう…?」

「え?あ、まぁ、そりゃ…ねぇ?」

「いいよ」

はい?

なんか拍子抜けで、思わず頬が引きつった。

怖いって言っておきながら?時間をくれって言っておきながら?
なに、そのあっさり感。

ありえねぇ…。

「僕はユノが好きだから…、ユノの好きなようにして?怖いけど…大丈夫。もう、迷わないから」

「チャンミナ…?」

なんか、言葉の裏に何かが見え隠れする。

それを見通そうとしてみても見えるわけがなく、それどころか遮るように頭を引き寄せられた。

後頭部を抑えられて唇を奪われて…これじゃどっちが抱くほうで、どっちが抱かれるほうかなんてわかったもんじゃない。
こんなに綺麗なのに潔い。

まるでユリの花のように凛とした姿。

なんかそんな姿見せられたら、オレが小っちゃい人間みたいじゃん。

「ユノ、来て」

9へ続く。



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コメント

う~ん・・・どうなるのかなぁって感じです、ユノの想いとチャンミンの思い。このまま行っちゃうんでしょうか・・・それとも~やっぱり何かあるんでしょうか・・・。

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