雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Stranger 55

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Stranger 55



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



文様を見た瞬間に、思い出した。

幼いころ、父から渡された1冊の本の存在を。

その物語を。

単なる御伽話だと思っていた。

でも、冷静になって考えてみれば、ここ数日間で見聞きした内容と酷似している。

もしかして、この本は創世記だったのでは…?

あいつらが話していたことは、真実だったのでは…?

とんでもないことをしでかしてしまったんじゃないかという恐怖と罪悪感。

オレは、オレのせいで犠牲になった人々を、殺してしまったんじゃないかと。

信じたくはない。

オレは、オレだ。

神でもなんでもない。

なのに、どんどん追い込まれていく。

まるでそうなることが当然だったように、領主たちは悉く死去し、オレの手にはいつの間にか領主という肩書がいくつものしかかっていた。

せめてもの救いは、チャンミンがここにいること。

そのおかげでかろうじて自我を保てている。

もしもひとりだったなら、発狂してしまいそうだ。

背負うもののあまりの重さに、息苦しさに。

それこそ、この物語の主人公のように。

葛藤していると、チャンミンがそっと手を握ってくれた。

「大丈夫。ユノはひとりじゃない。僕がいる」

その言葉が、ぬくもりが、そっと背中を押してくれるようだった。

チャンミンがいてくれれば、なんでもできるような気がする。

そう思ったのは、ウソじゃない。

チャンミンが思い描く夢を叶えると言ったことも。

そのための力が、いまオレの手の中にある。

さらに、チャンミンがともに歩いてくれるという。

ひとりじゃ、ない。

最愛にして最上の人がいる。

繋いだ手を引き寄せ、抱きしめた。

「ここにいるよ」

耳元で囁かれる優しい声。

包み込むぬくもり。

「ずっと、ユノのそばにいる」

その言葉に微笑んだ。

不思議だ、と。

殺しても殺したりないほど憎まれて、それでもそばにいたくて頼み込んで。

何も望まないからそばにいさせてほしいと、その願いを叶えてもらった。

なのに、いまでは愛し愛される関係。

そばにいさせてもらっているという感覚はあるが、互いにどちらも望んでそばにいる。

ふたりでいることが当たり前のみたいに。

「チャンミナ…」

呼びかければ少しだけ身体が離れていく。

10センチと離れていない距離で首を傾げ、じっと見つめられる。

「助けて、くれるか?」

確かめるように問いかければ微笑み、こくりと頷く。

当然だと言わんばかりに。

恐怖は、ある。

まだこの胸の中に。

でも…ここで立ち止まるわけにはいかないんだ。

チャンミンの言うとおり。

オレのせいで犠牲になってしまった人たちのためにも。

夢見た幸せな世界にするためにも。

決意を胸に、じっと佇んでいた5人を見つめた。

「できる限りのことはする。この世界のために、住む人々のために。だから…安心して眠ってくれ」

これが5人の望む答えなのかはわからない。

でも、オレにはこれしか言えない。

かすかに、5人が微笑んだように見えたのは気のせいだろうか…。

彼らは、ゆっくりと姿を変えていく。

5人がひとつの光となり、ゆらゆらと浮遊する。

オレたちの目の前を通過し、そして窓から外へ。

いったい、どこへ行くのだろう…。

確かな意思を持って進んでいるように思えてならなかった。

やるべきことをしに、行くべき場所へと。

その光を見送り、チャンミンへと視線を戻した。

いまだ、チャンミンはその光を見つめている。

どう、思っているのだろう…。

彼らが、チャンミンを陥れたことに間違いはない。

やはり恨んでいるのだろうか…。

思いを量るように横顔を見つめていると、ゆっくり振り返る。

そして、微笑んだ。

「あいつらを、恨んでるか…?」

胸に浮かんだ疑問をそのまま言葉にして投げかければ、チャンミンは複雑そうにほほ笑む。

「恨んでないって言ったら、ウソになる。結果、僕は騙されていたわけだし」

「…」

その通りだから、何も言えない。

あいつらにしてみれば、この世を正しき方向へ導くため。

そのためにはどんな犠牲も問わない。

そんな強い意志を感じる。

「でも…ユノに逢えたからチャラにしてあげる」

「え…?」

「もしもユノがどうしようもない自己中心的で、卑怯で、弱い男だったらいまも恨んでると思う。あいつらのことも、ユノのことも」

ホントにそう思っているのだろう。

声にも眼差しにも迷いはない。

「オレは…自己中心的で、卑怯で、弱い男だ」

「それはかつてのユノだ。いまは違う」

「チャンミナ…」

「もしそうなら、とっくに逃げ出してる。こうなる前に」

そうなのだろうか…。

逃げる、という選択肢はなかった。

ただ、恐怖はあったけど。

「ユノは、自分を過小評価しすぎ。昔は無駄に自信満々だったクセに」

「あ、あれは…」

言い訳しようにも、都合のいい言葉が見つからない。

だって、その通りだ。

あのころのオレはなんであんなに偉ぶっていたのだろう…。

そのせいでチャンミンを傷つけ、必要以上に過酷な運命を背負わせてしまった。

もしもあのとき、ちゃんとチャンミンに優しく接することができていたなら、想いを告げられていたなら、きっと違う現在があっただろう。

早くにチャンミンと想いが通じていたかもしれない。

10年という時を無駄にすることなく。

「…すまない」

謝るしかできなかった。

素直にそう告げれば、くすくすと声を立てて笑いながら抱きついてくる。

当然、その身体を受け止め、抱きしめた。

「でも…僕は、いまのユノのほうが好きだよ」

「…」

なら、いいか。

チャンミンがそう言ってくれるのなら。

他の誰がどう思うと構わないが、チャンミンには嫌われたくない。

愛されていたい。

じっと見つめていると、そっと唇が重なり合う。

下唇を甘く食まれ、舌を絡め取られて。

くちゅっと淫靡な音が響いた。

離れかけた唇を追いかけ、逃げられないように細い腰を強く抱き寄せる。

背中に添えられた手が、ピクンと小さく震えた。

触れ合った身体の一部が次第に張りつめ、固さを増していく。

本来なら、集落に戻って、やるべきことをやらなければならない。

でも、戻ったならこうしてチャンミンと触れ合うこともままならなくなる。

どれだけお互いが求めあっても、時間と状況が許してくれないだろうことは目に見えていた。

「チャンミナ…」

息が触れ合う距離で名前を呼べば、小さな頷きが返ってきた。

つまり、同じ気持ちだということ。

ならば迷う必要はない。

そっとベットに横たわらせ、濡れて輝く瞳を見下ろした。

何度見ても、綺麗だ。

浅く開いた唇を指先で撫で、頬へと添える。

そしてもう一度唇を深く重ねあわせ、シャツのボタンへと手を伸ばした。

ひとつ、またひとつ。

弾くように外していく。

こぼれたきめ細かい肌に手を添え、優しく撫で上げた。

「ん…っ」

胸の突起に指先がふれれば、大きく背がしなる。

既にその先を期待するようにぷっくりと膨れた小さな突起を舌全体で舐めてやれば、甘い吐息がこぼれた。

「ユノ…っ」

丁寧に、丹念に。

執拗なまでに胸の突起を舐め続ければ、髪の中に指先が入り込んでくる。

引きはがそうとしているのか、それとももっとという意味なのか。

オレの与える刺激に呼応するがごとく、指先に力が入ったり、抜け落ちたり。

すべてが愛しくて仕方ない。

枯れない泉のように、チャンミンへの想いがとめどなく溢れていく…。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

確かに結果から見れば無駄ではなかった…?
とはいえ、最初からちゃんと優しくしてればこんな遠回りしなくてもよかったんですけどね~(´∀`*)ウフフ

ようやく答えに行きつきましたね(笑)
まだまだだな~www

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