雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Stranger 64

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Stranger 64



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



日が暮れ、人々が労働から帰ってきた。

足元はふらふら、顔は青白く、いまにも倒れてしまいそうだ。

本来ならこのまま家に帰って、死んだように眠るんだろう。

「配給を行います!こちらに5列になってお並びください!」

手伝いを買って出てくれた人々が声を張り上げている。

「疲れているところ申し訳ありません!ご協力くださいっ」

あまり時間は取れない。

とりあえず最低限のことだけわかればいい。

名前と、生年月日。

把握さえできれば、あとは家々を回ればいいだけだから。

予定を変更し、名前と生年月日だけが真っ白な紙に記されていく。

それを終えた人から順に食料を渡し、それぞれの寝床へと帰っていった。

2時間ほどかけて、全員の名前と生年月日の聴取が完了。

紙束を手に家へと戻り、名前の順に並び替える。

これがかなり骨の折れる作業だった。

思った以上に多い人口。

この狭い集落にこれほどの人間がいたなんて…。

数週間ここにいたのに、知らなかった。

「で、どうするんだ?これから」

「聞いて回る。家族構成、職業希望」

「その前に住所を確立したほうがよくない?この集落内の番地」

「あぁ…そうだな」

チャンミンの言葉にミノが継ぎ接ぎだらけの紙を持ってくる。

「これは…」

「この集落の地図。僕たちでちょっとずつ書いてったんです」

そこには建物の位置、住んでいる人の名前、家族構成が記されていた。

まさか、こんなものがあったなんて…。

手間が少し省けた。

「ユノ」

「…?」

「家を想像し直すなら、合わせて区画整理をしない?」

「区画整理?」

それは考えていなかった。

あくまでも、いまある場所に立て直すつもりだったから。

「もう少し土地を広げて、家を整列させるんだ。そこに番号を振っていけば、住所ができる。たとえば、中央をこの広場として左右に5列。1列1番、みたいなカンジで振り分ければ管理もしやすくなると思う」

「じゃあ…集落をもう少し左右に拡大するイメージか?」

「うん。これから人口が増えていくことも見越して、整理したほうがいいと思うんだ。いまは子どもだけど、いずれ所帯を持つだろうし」

チャンミンの言葉に全員が頷いた。

確かにそのほうが効率的。

未来も見据えた判断だ。

「一世帯当たりの敷地はどうする?」

「均等にするのも手なんだけど、それぞれの家族構成も考慮しないと…」

「ひとり、という換算にすればイイんじゃないか?そうすれば不公平はないはずだ」

テーブルを囲む全員が頷き、新しい街をみんなで話し合う。

オレの勘違いかもしれないけど、キュヒョンとミノの態度が少し柔和になった気がする。

いつの間にか朝はやってきていて、眠る間もなくオレとチャンミンは家を出た。

夜が明けるとともに、人々は労働へと向かい、日暮れと同時に解放。

なんて、辛い労働条件なんだろう…。

鉱石の発掘。

それがこの集落に課せられた労働。

鉱山の入口にある管理事務所。

管理といっても、出欠を取るのみで管理などしていない。

一切。

「初めて見る顔だな?名前は?」

下っ端だからだろう。

オレの顔も知らないらしい。

「チョン・ユンホ」

名乗った途端、ざわりと揺れた。

どうやら、名前は知っているようだ。

「現領主だ」

「な、なぜ…!?」

「労働者名簿を出せ」

慌てふためく彼らを一瞥し、帳簿が保管されているだろう中へと進んだ。

乱雑い積み重ねられた帳簿を見れば、管理していないのは明らか。

「現在、ここで労働をしている人数は?」

「え!?あ、えっと…」

それさえ把握していないということか…。

ホントにふざけた野郎どもだ。

「チャンミナ」

「労働人数は全部で242人。今日中にシフトを立てよう。管理はとりあえず、ミノとキュヒョンとドンヘさんで交代にやってもらう」

「ということで、お前らはクビだ」

愕然としたその表情。

「以上だ。わかったなら、さっさと出ていけ」

領主となったいま、逆らえるはずもない。

オレの言葉は絶対だ。

管理者として派遣されていたふたりは顔を見合し、すごすごと帰っていく。

想像以上に大規模な改革が必要そうだ。

腐りきった性根を根本から排除し、立て直さなければならない。

元管理者が出ていくと同時に、そっと息をついた。

「さて…」

今頃、キュヒョンたちがみんなに休暇を告げてくれているはずだ。

戻ってシフトを立て、ヒアリングを行わなければならない。

昨夜のうちに決まったことは、ひとりあたり10平米の部屋。

1世帯あたりキッチンなどの生活に必要なものをひとつずつ完備させること。

日付を7日で一巡とし、2日間の休暇。

労働は1日当たり8時間。

ここでは宝石が採取されることから、手先が器用なものには加工をしてもらう予定だ。

そして研磨、加工を終えた宝石を買い取り、賃金を渡す。

おおまかにそこまでは決めたが、実践できるのはいつになるか…。

何しろ、食料の確保なども他に必要となる。

取り締まるために法律や罰則も決めなければならないし…。

粗方この集落の基盤を作り、キュヒョンたちに任せて城へ戻らなければ。

アナグラに住まう人々をどうにかしない限り、トカゲのしっぽ切りになってしまう。

集落へと戻れば、いつになくざわついていた。

あっという間に取り囲まれ、拝まれたりお礼を言われたり。

「みんな、集まっているならいろいろと聞きたいことがある。休みをつぶすようで申し訳ないが、少し時間をくれるか?」

そう投げかければ、全員が全員とも頷いてくれた。

もちろんだ、と。

どことなく、みんなの表情の明るい。

昨夜のあのいまにも倒れそうな表情を見てしまったからか、その表情に少しだけ安心した。

間違っていない。

ここまでは大丈夫だ、と。

少しの過ちも許されないからこその安堵だった。

昨日配給を行った時と同様、5列に並んでヒアリング。

ただ、職業の希望についてはみな言葉を濁す。

いきなりのことで決められないのだろう。

だから、1週間という期限を設けた。

あまり猶予はないが、せめてそれくらいは、と。

何しろ、これからの生活を左右する大きな決断になる。

夕暮れまでかかったがなんとか全員から状況を聞くことができた。

とりあえず、一番の古株と言われる人の家を創造し、真新しい家ができた。

そのときの歓声といったら、驚いた。

奇跡だ、と。

夢のようだ、と。

調査に時間が思いのほかかかり、疲れているだろうにはしゃいでいる。

シフトについては明日発表するから、また広場に集合してほしいと伝え、各々家へと帰っていった。

帰るなり、休む間もなくシフトの作成。

均等に休みが配分できるようにと組んでいく。

「ユノ。出勤時間をずらしてみたらどうかな?2交代制みたいなカンジで」

「あぁ…それはいいかもしれないな」

「確かに。そのほうが効率的だ。しばらくはこれで生計を立てなければならないわけだし」

チャンミンの意見だからか、キュヒョンも賛同した。

ミノはいまいちよくわかっていないみたいだ。

だからか、難しい話になればなるほど書記という立場になっていった。

未来のための会議がまさかこんないまにも崩れそうな場所で行われているなんて誰も想像しないだろうな…。

「じゃあ、それで進めよう。キュヒョン、ミノ、頼んだよ?」

「わかった」

そして今度はチャンミンとオレとで憲法の土台作り。

国を運営するためにはどうしたらいいのか。

寝る間も惜しんで話し合う。

お互い真剣に、妥協することなく。

でも、不思議と衝突することはない。

目指す未来は同じだからか、それとも心が通じているからなのか。

そうやって少しずつ、オレたちの夢が形になっていく…。



to be continued.








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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

書記はひとりで十分かと(笑)
ということで、ドンヘ君とともに門番をお願いいたしますwww
話し合いは順調のようですが、キュヒョン君の心中は…どうなんでしょうね?
しかし…安定のクエスチョンマークだらけ(;^ω^)
ま、答えませんけど(´∀`*)ウフフ

コメント

Re: タイトルなし

tak◇taku 様

こちらこそ、お読みいただいてありがとうございますm(__)m

ふたりが創る世界はいったいどんな世界でしょうね~(´∀`*)ウフフ
でも、きっと素敵な世界になるはず♡
どうぞ最後まで見守ってください(≧▽≦)

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