雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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キ・セ・キ 2

キ・セ・キ2




キ・セ・キ 2



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



僕は、常にこの部屋にひとりでいる。

仕事も在宅ワーク。

どこにも出かけず、常にひとり。

外は、嫌い。

人も嫌い。

何もかもが嫌い。

両親のおかげでこの仕事に巡り合い、携わることができた。

だから、なんとか生活ができている。

これがなかったら、僕はとうの昔にのたれ死んでるだろう。

完全に、社会不適合者。

わかっている。

なんとか溶け込もうと努力もした。

けど、ダメだった。

それに、仕事があるならいいか、って。

友人もいないし、僕を心配してくれるのはミノとその家族だけ。

両親は長期出張が多くて不在がち。

ゆえに、叔父たちが家族ぐるみで面倒をみてくれている。

この部屋もそう。

実家だと目が行き届かないからと、空いていたこの部屋を使うよう勧めてくれた。

家賃収入が減ってしまうだろうに嫌な顔ひとつせず。

ホント、いいひとたち。

僕なんかのためにこんな尽力をしてくれるなんて。

新しく入った仕事をこなしていると、インターホンが鳴り響いた。

いつものように無視。

仕事中だし。

それに、誰が来ても開けるつもりはない。

面倒だし。

関わりたくないし。

1度きり、インターホンが鳴ることはなかった。

そしてまた静寂が訪れ、仕事に没頭する。

どれくらい時間が過ぎたのか、またインターホンが鳴った。

今日はよく来客のある日だ。

集中力をそがれ、深くため息をこぼす。

窓の外を見ればすでに空は藍色に染まっていた。

パソコンはそのままに、凝り固まった身体をほぐすように両手を天井へと突き上げる。

小気味いい音がし、そのまま後ろへと倒れ込んだ。

「今日はいっぱい仕事した」

なんとなく呟くと、またインターホンが鳴る。

続いて、かすかに聞こえてくる音。

どうやらミノらしい。

むくりと身体を起こし、ペタペタと足音をさせながら玄関へと向かう。

そして解錠すると、すぐさま扉が開いた。

「ビールと食料買ってきましたよー」

いつもの定期便。

厳密に言えば、見まわり便か?

とはいえ、助かっている。

ミノがこうして食料を持ってきてくれるおかげで、外に出ない生活が成り立っているから。

ビールと食料の入ったビニールを受け取ってリビングへと戻れば、まだかすかに話し声が聞こえてきた。

なんだ?

疑問に思ったが、きっとミノがなんとかしてくれるとビールを取りだした。

あれ?

冷えてない。

そりゃそうか。

買ってきたばかりなんだから。

「チャンミニひょん。お客さんですよ?」

「ミノが対応して」

「ダメですよ。お隣に今日引っ越しされてきた人がご挨拶に来てるんだから、ちゃんと挨拶しないと」

「ヤダ」

別に挨拶なんて必要ない。

どうせ、関わることなんてないんだから。

「ダメです!挨拶くらいはちゃんとしないとっ」

「ヤダったらヤダ」

なんで僕が他人と関わらなきゃいけないんだ…。

冗談じゃない。

「わかりました。じゃあ、上がってもらいますよ?」

驚いて振り返る。

「ヤダってばっ」

「あれもヤダ、これもヤダじゃダメなんですっ」

なんで?

いつもならミノが対応してくれるじゃないか。

僕のことを一番理解してくれているはずなのに…。

声をかける暇もなく、ミノは玄関へと向かって行ってしまった。

ど、どうしよう…。

この家に誰かが来る?

嫌だ。

僕のとった行動は、仕事部屋に逃げ込むというものだった。

バタバタと。

けれど、扉を閉める直前にミノに襟首を掴まれた。

手足をバタつかせてみても、力でミノに敵うわけがない。

「はい、チャンミニひょん。ちゃんとご挨拶してください。ご挨拶できたらビール飲んでいいですから」

「ミ、ミノっ」

「いつまでも逃げてたって仕方ないでしょう?ちょっとずつ、人と関わっていかないと。だから、リハビリです」

いきなりそんなこと言われても、ムリだ。

それに、リハビリなんて必要ない。

このままでいいんだ。

「あ、あの…」

心構えなんて当然できていないわけで、でも突然目の前に見知らぬ人がいる。

しかも、僕の家に。

ミノと僕以外、立ち入ったことのないこの部屋に。

「は、じめまして…。今日、隣に越してきたチョン・ユンホといいます。えっと…これ、よかったら食べてください」

最後の一言にぴくりと身体が震える。

食べ物?

そういえば、ものすごくおなかが空いた。

明け方からずっと仕事をしていて、ゴハンを食べていない。

しかも昨日寝たのが確か、午後7時くらい。

気を失うように眠ってしまったから、その前も食べてない。

つまり、かれこれ30時間くらいなにも食べていないということだ。

手を伸ばせば、ピシャリと手をはたき落とされる。

「挨拶が先です」

ミノがやけにきょうは厳しい。

ぷくっと頬を膨らませながらも、とりあえず立ち上がった。

「初めまして…シム・チャンミンです」

ミノ以外と言葉を交わすのは何年振りだろう…。

妙に緊張する。

でも、何か食べたいし。

冷えたビールも飲みたいし。

「チョンさんもよかったら一緒に食事どうですか?いまから作るんで」

「え?い、いや、でも…」

「よかったら食べてってください」

僕の家なのに、どうしてミノが決めるんだ?

まぁ、いい。

とりあえずは腹ごしらえだ。

ちょっと小腹を満たしておかないと。

そう思い、初対面の人が持ってきた紙袋を手繰り寄せ、中に入っていたバームクーヘンを取りだした。

うん、おいしい。

「あ、チャンミニひょん!独り占めしないでくださいっ」

「チェさんの分もあるから大丈夫だよ」

なんか…いい人かも。

バームクーヘンを頬張りながら、なんとなくそんな感想を抱いた。



to be continued.








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