雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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metropolis 14

metropolis 14

距離感をつかめないまま、数日が過ぎた。

あの日の事故はあれだけの目撃者がいたにもかかわらず、ニュースにもなっていないし、誰も触れてこない。

なぜ…?

疑問をそのまま口にすれば、チャンミンがかすかに微笑んだ。

「記憶を、少し…」

言いずらそうに、そう小さな声で呟く。

「それって、大丈夫なの…?その人たちに悪影響とか、その…」

「大丈夫です」

「ん…なら、イイ」

くいっと腕を引き寄せ、抱きしめる。
あの日以来、癖となってしまったこの行動。

不安げな顔なんか見せるから放っとけなくて、抱きしめてしまう。

でも、どうしてだろう…。

こうしてると安心するんだ。

「ユンホ君…?」

「…ユノって呼べよ」

ぴくっと腕の中で小さく身体が震える。
少しだけ身体を離せば、窺うように大きな瞳が戸惑い、揺れていた。

「チャンミナ」

「…っ」

白く、透き通るような肌が淡い桜色へ染まっていく。

オレっておかしいのかな…?

でも、素直に思ってしまったんだ。
可愛い、って。

「チャンミナ、呼んで?」

「ユ、ユノ…」

もしも、魂というものがこの世に存在するなら、彼もまたやはりチャンミンなのだろう。
肉体という器を飛び出し、オレの元へとやって来た。

逢いたいと願うがゆえに。
愛するがゆえに。

肌身離さず持っていたネックレス、それがオレの答えだから。
だから、約束を果たすために新しい器に魂を入れて。

「チャンミナ…」

道徳とか倫理とか良識とか、そんなものはこの際どうだっていい。

もちろん納得できないことは少なからずあるけど、でもそれ以上に大きな気持ちがある。

器がどうであれ。

チャンミンというひとつの魂を愛したんだから…。

「キスしたい」

心に思い浮かんだまま言葉にし、実行する。

逃げようとするチャンミンをひき止め、柔らかな唇を塞ぎこんだ。
縮こまった舌を捕まえて絡め、震える腰を強く引き寄せる。

「ん…っ、ユ、ユンホ君…っ」

離れた唇の隙間から、責める声が聞こえる。
でも、確かめなければいけない気がした。

「チャンミナ…」

狭いソファにその身体を横たえ、震えるその人を見つめる。

「オレのこと、好き?」

尋ねれば迷うことなくコクリと小さく頷く。

「好きだよ、チャンミナ」

「ユンホ君…」

「だーかーらー…ユノって呼べって言ってるだろ?」

ほら、とあごをしゃくって促せば、また躊躇いながら小さな声で言葉を紡ぐ。

「今度ユンホ君って言ったら罰ゲームな」

「え…!?」

驚きをそのまま声とし、おどおどと視線を泳がせる。
困らせるのが目的ではないが、言葉を撤回する気はない。

音を立てて口づけ、ソファに引きずり込んだその身体を今度は引き起こした。

「ユ…ユノ、君…?」

「…君、はいらない」

「で、でも…」

「オレがイイって言ってんだからイイの」

子どもみたいなやり取りだと、我ながら情けなくなってくる。
しかも、これからシようと思ってるのに。

「ユ、ユノ…」

慣れない呼び方に戸惑いながらもチャンミンは、抵抗することなくオレの後をついてくる。

「あの…」

無理やりではなくベットへと座らせ、じっと揺れるその瞳を覗き込む。

「オレ、チャンミナのこと抱きたいんだけど…ダメ?」

戸惑い揺れていた瞳が動きを止め、反芻するように瞬きを繰り返す。
次第に瞳が大きく見開かれ、続いて潤みだし、先ほどよりもさらに頬が赤く染まっていく。

「オレ、お前が好きなんだ」

「ぼ、く…?」

信じられないといわんばかりに見開かれた瞳。
正直、オレもびっくりだ。

チャンミンを好きな気持ちは疑いようもないけど、でもいろいろなことがあって、不安になった。

オレの好きなチャンミンはどれなんだって。

でも、いま言葉にしたことでなんだかスッキリとした。
ずっとモヤモヤしてたものが晴れた感じ。

「だから、全部欲しい」

今度は間違えないから。

ちゃんと、大切にするから。

だから…許して?チャンミナ…。

15へ続く。



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