雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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キ・セ・キ 7

キ・セ・キ2




キ・セ・キ 7



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



自分でやっておいてなんだけど…すっかり別人だ。

あのうざったいほどに伸びた髪を切ってみれば、可愛らしい顔。

もしかして、とは思ってたけど、想像以上。

確かにこれは変な奴が寄ってきちゃうかも。

望む、望まないに関わらず。

だって、嫌でも目を惹く。

男でも女でも。

もしも同じ電車に乗っていたら、オレだって見てしまいそうだ。

いや、間違っても触らないぞ?

遠くから眺める程度だ。

いまだかつて犯罪に手を染めたことはないし。

でも、それくらい綺麗。

手を出してしまう人間の気持ちがわからないわけではないが、そこはちゃんと理性で諌めてほしい。

いくらなんでもチャンミンが可哀想だ。

見知らぬ人の欲望のはけ口にされるなど。

本来ならあってはならないこと。

そのせいでチャンミンは心に深い傷を負い、いまも癒えぬまま。

少しでも、癒えればいいんだけど…。

それは望みすぎか?

まだ、知り合って2日目。

そう簡単に治るなら、とっくに社会復帰しているはずだ。

「チャンミン」

帰り支度を整え、呼びかければ跳ねるように頭が持ち上がる。

逃げるようにオレのそばにやってきて、そっと息をついた。

「大丈夫だったか?」

「こ、怖かったです…」

ミノがそばにいたとはいえ、やはり知らない人間とかかわるのは難しいらしい。

しかも、どいつもこいつもチャンミンに興味津々。

きっと質問攻めだったのだろう。

「ゴメンな?みんな、そんな悪いヤツじゃないんだけど」

いままでチャンミンが出会ってきたクソみたいな人間はある意味、レアだ。

それを惹きつけてしまうチャンミンはある意味特別。

ちゃんと、守ってやらないとな…。

手を伸ばしてセットしたばかりの頭を撫でてやれば、大きな瞳がオレを窺うように見つめる。

怯えてはいないようだけど、慣れてはいない。

どうしたらいいのかと混乱する心を表すように瞳が揺れていた。

「ミノ、行くぞ」

「はーい」

ミノはすっかり同僚と打ち解けたらしい。

また今度なんて別れの挨拶をして駆け寄ってくる。

「みんな楽しい人たちですね~」

「バカなだけだよ」

雰囲気は、どこの店よりもいいと思う。

スタッフ同士の関係も。

まぁ、もちろん腹の中まではわからないけど。

でも、いまのところ悪口とかは聞いたことがない。

まるでトモダチだ。

休みの前日はもれなく飲み会だし。

一部は休みの日まで会って、遊んだりしているらしい。

オレは彼女がいたから誘いがあっても断ってたけど。

「ほら、行くぞ」

チャンミンはと言えば、ミノの背中に隠れてる。

きょろきょろとあたりを警戒するようにしながら、視線を足元に落として。

何か小さな音にも身体をビクつかせる。

警戒心の強い小動物みたいだ。

「チャンミン」

「…?」

手招きすれば、窺うようにしながら寄ってくる。

そして手を繋ぎ、微笑んだ。

「こうやってれば少しは安心できるんじゃない?」

「…」

繋いだ手をしばし見つめていたチャンミンが、ゆっくりと顔を上げる。

じーっと注がれる視線。

凝視するのはチャンミンのクセか?

可愛いからいいけど、これを誰彼かまわずやっていたのだとしたら、勘違いされるかも。

「手繋ぐの、嫌だ?」

問いかければふわふわと髪を揺らしながらかぶりを振るう。

嫌じゃないと伝えるようにぎゅっとオレの手を握り返し、隣へと並んでくれた。

なんか、ちょっと嬉しいかも…。

一応、オレのこと信用してくれてるってことだよな?

けれど、それはぬか喜びだった。

もう片方の手をミノへと差し出すチャンミンを見て、ちょっとヘコむ。

でも…まぁ、いいか。

2日目でこれだけ仲良くなれたわけだし、信用もしてくれているわけだし。

「さすがに横3列は人様の迷惑じゃないですか~?」

確かにそれは言えてる。

時間は19時。

仕事を終えて、家路を急ぐ人々がたくさんいる。

「チャンミニひょん、手離して?」

ミノが言ってるのになぜかオレの手を離そうとする。

それは嫌だ。

なんとなくだけど。

「後ろにいるから大丈夫ですよ~」

「…」

オレとミノを交互に振り返る。

どうしようかと悩んでいるのは明らかで、だから選んでほしいがゆえに微笑んでみたり、頭を撫でてみたり。

なんでこんなに必死?

そう思いながらも、なんとなく負けたくない。

「行こう?チャンミン」

「…」

もう一度ミノを振り返って、もう一度オレを見つめて、コクリと小さくうなずいた。

でも、心配みたいで時折後ろを振り返り、ミノの存在を確認する。

まるででっかい子どもだ。

はぐれないようにとしっかり手を繋いで、できる限り人と接触することがないように壁際を歩かせる。

夕飯時ということもあって、店は大賑わい。

「個室って空いてます?」

混んではいるが、待っている人はいない。

個室のほうが安心できるだろうと聞いてみれば、快い返事があった。

店員に続いて個室へと向かい、一番奥へとチャンミンを促した。

入り口付近だと落ち着かないだろうと思って。

腰かければ、小さく息をつく。

相当緊張しているみたいだ。

まぁ、チャンミンにしてみたら大冒険だよな。

美容室に連れてこられて、食事は外食。

滅多にない経験のはずだ。

でも、やっぱり少しずつでも慣れていったほうがいい。

このままずっと引きこもりというワケにはいかないだろうし。



to be continued.








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