雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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キ・セ・キ 8

キ・セ・キ2




キ・セ・キ 8



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



メニューを広げ、食べ放題ということから最初から遠慮なくオーダー。

もちろんチャンミンはビールを注文し、すでに飲み始めている。

それはもう、おいしそうに。

「チャンミニひょん、ビールはちゃんと食事してからですよっ」

ミノが取り上げようと手を伸ばすが、避けながら器用に飲んでいく。

完全に、一気飲み。

飲み終わったかと思えばもう1杯追加オーダー。

「チャンミニひょんっ」

「そんなにビール好き?」

「好き」

間髪いれぬ答え。

相当、好きらしい。

「じゃあ…今度世界のビール展、行ってみる?」

興味を引いたようで、ピクンと身体が揺れる。

目を輝かせて、身を乗り出して。

「昨日ちょっと調べてたら見つけたんだ」

ホントにたまたま見つけたそのサイト。

期間限定、催事場でちょうどいまやっているらしい。

それを見せてやればキラキラと目が輝く。

「次、オレの休みが木曜日なんだけど、よかったら一緒にどうかな…と思って」

かなり外へ出ることに恐怖を抱いているみたいだし、もし行くとなったら会場はそれなりに混んではいる。

たぶん、だけど。

平日だし、開始からしばらく経ってはいるからさほどではないにしろ、チャンミンにしてみればかなりキツイだろう。

でも、これもリハビリだ。

無理にとは言わないが、でも一緒に行けたらいいな、とも思う。

「どうする?」

「ちょ、ちょっと考えさせてください…」

まぁ、そう簡単に”行く”とは言えないだろうな。

かなり心は揺れているみたいだけど。

何しろ、大好物のビールだ。

しかも世界各国の銘柄が揃っている。

ビール好きには堪らない…らしい。

正直、オレはビールの良し悪しなんてわからないからなんとも言えないけど。

オレの携帯電話を握りしめ、サイトを険しい顔で睨みつけている。

なんか、それも可愛いな。

その間に頼んだ肉やら野菜やらが運ばれてきて、ミノがせっせと焼いている。

焼けたものは均等に皿へと配られ、チャンミンの目の前にもすでに小さな山ができていた。

「ほら、チャンミン。焼き立て食べないともったいないぞ?」

そう告げれば慌てた様子で顔を上げ、箸を手にする。

でも、携帯電話は離さない。

じーっと葛藤するようにサイトを見つめながらもパクパクと焼肉を口へ放り込んでいく。

うん、気持ちいいくらいの食べっぷりだ。

ミノも必死。

食べ物を切らさないように焼き続けていて、一向にミノの口に入らない。

「ミノも食べな?オレが焼くから」

「大丈夫です!いつものことですから」

いつもこうなんだ…。

健気っていうか、不憫っていうか。

「オレがいるんだから”いつものこと”じゃないだろ?」

そう。

今日はいつもと少し違うはず。

だって、ふたりきりではないのだから。

きょとんとするミノに微笑み、トングで焼きあがった肉をつまんでミノの皿へと運ぶ。

「ほら、チャンミンもちゃんと食え」

「うん」

言う必要はないくらいの食いっぷり。

食べ放題じゃなかったら、金額がかなり怖い。

やっぱ、ここにして正解だ。

「ユノ、全然食べてないです」

「ん?」

そういや、チャンミンの食べる姿見てただけで全然食べてない。

ミノが焼いてくれた肉や野菜が山盛り状態だ。

「オレはあとでいいよ」

「ダメです」

そう言いながらオレの手からトングを奪い取って、チャンミンが焼き始める。

目の前でミノは目を丸くしていた。

「珍しい…」

そう、かすかに呟いた声が耳に届いた。

相当珍しい光景なんだろう。

でも、焼いてはいるけどどんどん自分の皿に盛っていく。

時々オレとミノの皿にも運ばれてくるけど。

試しに皿を空にしてみれば、慌てたように鉄板と皿をトングが行き来する。

やっぱり、可愛いな。

すごい必死だ。

あんまり苛めるのも可哀想だから、またトングを取り戻した。

「ほら、食べな?まだ時間も具材もいっぱいあるから」

「でも…」

「いいから。ほら、あーん」

何か言いたそうな口へ、サンチュで巻いた肉を近づける。

反射的にだろう。

パクっとそれを頬張り、幸せそうな顔。

でも、すぐさま失敗したと言わんばかりに顔を歪める。

「なんか、ラブラブですね~」

ん…?

言われてみればそうかも…。

なんか、いまやってることってまんま恋人だな。

とはいえ、彼女にこんなこと、一度だってしなかったけど。

でも、不思議なことにチャンミンには無意識でやってる。

「そうか?普通だろ」

そう誤魔化してはみたけど、明らかにカップルのやることだ。

まぁ、いい。

どうしてか、チャンミンのことを甘やかしたくなる。

「ユノひょん」

「ん?」

振り返れば今度はチャンミンが差し出している。

しかも、どんだけ肉を詰めたんだっていうくらい大きいヤツ。

精いっぱい口を開けて頬張り、その間にも頑張って肉を焼いて。

なんか…楽しいな。

せっせとオレのために肉をサンチュで包むチャンミンもどことなく楽しそうだ。

そんなチャンミンを見てると、こっちまで楽しい。

無限のスパイラルってカンジだ。

ミノだけはオレたちに関わることなく、自分で自分の口へ。

傍から見たらおかしなカンジなんだろうけど、当人たちはなんだかこれが当たり前。

おかしいなんて、ちっとも思わない。

たぶん、チャンミンも同じ気持ちだと思う。

もしかしたら違うかもしれないけど…。

「ユノひょん」

「ん?」

「次、これ食べていいですか?」

チャンミンが示したのは300グラムのサーロインステーキ。

結構食べたと思うんだが、まだ入るらしい。

ホント、不思議な胃袋だ。

「好きなもの、好きなだけ食べていいよ」

だって、そのための食べ放題だもん。

告げれば嬉しそうに微笑んで、早速注文。

勘違いじゃなければ、いま2人前注文した。

いったい、どれだけ食うんだ…?

もうビールだって10杯くらい飲んでるのに。

「ユノひょん、考えちゃダメです」

きっと、オレの考えていることを読んだんだろう。

ミノの忠告を受け入れ、チャンミンのぺったんこなおなかから目をそらす。

確かに考えないほうがよさそうだ。

たとえば、チャンミンの胃袋の限界はどこか…とか?

試そうものなら破産しそうだし。



to be continued.








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