雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Heaven's Day X'mas sp.4

Heavens Day Xmas1



Heaven's Day X'mas sp.4



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



ホント、楽しかった。

いままでの人生の中で、一番楽しくて、一番充実したクリスマス。

あんなに楽しそうにはしゃぎまわる子どもたちを久しぶりに見た気がする。

おそらく家に入って、驚いただろうな…。

いきなりあんな大きなクリスマスツリーができてるんだから。

ケーキも今年はいっぱいあるし。

喜ぶ顔が見たいような気もしたけど、それよりも別の気持ちが勝ってしまった。

だって、せっかくのクリスマスイブだもの。

ユノと一緒に過ごしたい。

できれば、ふたりきりでゆっくりと。

渋滞に巻き込まれて少し予定より遅くなってしまったけど、まだ時間はある。

「とりあえずシャワー浴びるか?汗かいただろう?」

「うん」

一緒になって遊んでいたせいで、砂まみれの汗まみれ。

出かける前にそうしたようにふたりでシャワーを浴びて部屋へと向かえば、出かける時にはなかった大きなクリスマスツリーが鎮座していた。

「うわ…」

目を盗んで指示を出しておいた甲斐があった。

先ほどまでそばにいた、子どもたちのような顔だ。

大きなツリーに駆け寄って、目を輝かせて。

「ユ、ユノ、これ…っ」

「喜んでくれたか?」

「うんっ」

クリスマスツリーはすっかり忘れていた。

ある意味、施設に行ってよかった。

でなければ気づかぬまま、この表情も見れなかっただろう。

「髪を乾かしたら夕食にするぞ」

チャンミンのために用意したプレゼントはあともうひとつ。

髪を乾かし、手を取り合ってダイニングへ。

指示した通り、テーブルの上にはたくさんの料理が並べられていた。

「ユ、ユノっ」

「全部食べていいぞ」

「うわ、うわ、うわぁ…っ」

メインはもちろん七面鳥。

まるまる一羽を使った豪華なメインディッシュだ。

他にもさまざまな料理が並んでいる。

「ケーキも用意させているからな」

クリスマスツリーよりも喜んでいるな。

今朝まくら元に置いたプレゼントと同じくらい。

こちらはそれと違って、跡形もなくチャンミンの胃袋に消えるだろうけど。

なにしろ、細いくせに大食い。

いくら食べても太らない体質らしく、食べたものはいったいどこへ消えているのかが謎だ。

「いただきます!」

子どもみたいな表情でパクパクと大きな口で食べ進めていく。

おいしそうに、幸せそうに。

準備をさせた甲斐があったというものだ。

質素なクリスマスを過ごしてきただろうからと、企画した今年のクリスマス。

とりあえずは、成功。

「ユノは食べないの?」

「食べる」

見ているだけでおなかがいっぱいになりそうだ。

けれど、やはり一緒に食べたい。

「チャンドラ」

「…?」

リスのように頬を膨らませ、もごもごとしながら首をかしげる。

どうやら口の中がいっぱいでしゃべれないようだ。

「また、チャンドラの料理が食べたい」

願いを告げれば笑顔でコクリと大きくうなずく。

任せて、と言わんばかりに。

料理なんてどれも同じだと思っていたけど、全然違うんだと今日はじめて知った。

あんなにおいしい料理はうまれて初めてだ。

どこの高級レストランでも食べたことがない。

おそらく、あれはチャンミンが作ってくれたからこその味。

だからこそ、もう一度食べたい。

いや、一度だけじゃなく、二度、三度と。

毎日と欲張りは言わないが、せめて一週間に一度くらいは食べたいと思う。

「何がいいですか?」

「チャンドラが作ってくれるならなんでもいい」

「なんでもいいが一番困るんです」

眉尻を下げて、わざとらしいくらいの困り顔。

「じゃあ…パスタがいい」

「うん。じゃあ、今度はパスタにしますね?」

「あぁ」

今度とはいつだろう…。

明日?

あさって?

いや、気が早すぎか。

すでにもう、待ち遠しい。

そんなことを考えている間にもたくさんあった料理が次から次に減っていく。

チャンミンの胃袋は四次元だな。

後から食べ始めたオレのほうが先に終わり、それでも衰えることなく食べ進めるチャンミンをじっと見つめる。

まだ満腹にはならないようで、おいしそうに、変わらぬスピードで。

さすがに多すぎかと思った料理だったが、気づけば完食。

すると、タイミングを計ったかのように明かりが消える。

カートに乗せられて運ばれてくるケーキ。

それがテーブルの上へと静かに置かれた。

最後にケーキが姿を表せばまた一層表情が輝いた。

「すごい!」

クリスマスケーキというよりは、ウェディングケーキのようだ。

「ユノ」

不意に呼びかけられ、顔を上げればろうそくの明かりに照らし出された笑顔があった。

「ありがとう」

「お前が喜んでくれればそれでいい」

別に感謝されたくてやったことではない。

ホントに、喜ぶ顔が見たかっただけで。

一種の趣味みたいなものだ。

「ユノ、ふたりでろうそく吹き消そう?」

完全に子どもに戻ってる。

ろうそくを吹き消そうなんて。

もう何年もしていない。

誕生日であっても。

促されるままろうそくを吹き消した。

「せっかくこんな大きなケーキなんだから、みんなで食べよう?ね?」

「チャンドラがそうしたいならそうすればいい」

代わりに呼び集めれば不安顔。

なにか粗相があったのではないかとざわめきあっている。

するとチャンミンが立ち上がり、ケーキを切り分けはじめる。

ひとつひとつ丁寧にお皿へと移して、ひとりひとりに手渡して。

どよめきが広がっていくようだ。

「ユ、ユンホ様、よろしいのですか?」

「あぁ」

「ありがとうございます」

次から次に告げられる感謝の言葉。

別にオレが言い出したわけではないのに。

「い、いや、別に、オレは…」

「ユノ、照れてる」

チャンミンだけは楽しそうに笑っていた。

こんなクリスマスは、初めてだ。

たまにはこういうのもいいな。

これも、チャンミンがいてくれるからこそ。

あっという間に大きなケーキは跡形もなく消えていった。

いまこの屋敷の中にいる人々の胃袋の中へ。

歯を磨いて部屋に戻ればようやくふたりきり。

肩を抱き寄せるようにしてソファへと腰をおろし、こつっと肩に預けられた頭にそっとキスをした。

「楽しかったか?」

「うん」

迷うことなく返ってきた言葉に、心から安堵した。

なにしろ、オレも初めてのことばかり。

明かりはつけず、クリスマスツリーの電飾だけが煌めいている。

いくつもの小さな光が照らし出す横顔は幸せそうだ。

無事に目的は達せたようだ。

妙に清々しい。

「ユノ」

「なんだ?」

「明日は、どこかお出かけする?」

「チャンドラが望むなら」

むくりと頭を持ち上げて、小さく首をかしげて。

「お前の好きなようにしていい。出かけたければ出かけるし、ここにいるならオレもここにいる」

おそらく、どこも混んでいるだろう。

クリスマスで、なおかつ日曜日ともなれば。

「じゃあ、明日はユノとふたりきりでいたいです」

「…」

予想外の申し出だ。

振り返れば、まぶしいほどの笑顔。

次第にその笑顔が近づいてきて、そっと唇が重なり合う。

チャンミンからキスしてくれるなんて、レア。

「それは…そういう意味でいいか?」

嫌だと言わせるつもりはないけれど、確認したかった。

ちゃんと聞きたかった。

「…うん」

少し恥らう様子を見せながら、小さくうなずく。

ならば迷う必要はない。

立ち上がると同時に抱き上げ、ベットへと向かった。

「チャンドラ…」

「ユノの、好きにして…?僕、これくらいしかできないから」

「充分だ」

何よりもうれしいプレゼントかもしれない。

どんな高価なものよりも、どんな希少価値があるものよりも。

オレにとってはチャンミンの存在が。

「返却はできないからな?」

「うん」

くすくすと鈴のような可愛らしい声で笑いながら、手を伸ばす。

早く、と急かすように。

いまさらだけど、クリスマスっていうのはいいものだな。

来年は、どうしようか…。

いや、その前に誕生日を考えなければ。

少し前なら面倒だし、そもそも考えようとさえしなかっただろう。

「愛してる、チャンドラ」

「僕も…好き。愛してる」

たった一言でこんなにも幸せな気持ちになれる。

思わず、噛みしめた。

チャンミンに出逢えたことそのものが、奇跡のように思えて。

そして、願う。

来年も、再来年も、この先ずっとチャンミンとともに在りたいと…。



X'mas sp The end.








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