雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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キ・セ・キ 14

キ・セ・キ2




キ・セ・キ 14


★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



すっかり夕飯は食べ終わって、あとは帰るだけなんだけど…帰れない。

いや、正確に言えば、帰りたくない。

ビールを飲みながらチャンミンと一緒になってゲーム中。

相変わらずチャンミンはオレの股の間。

ちょっとやりづらいけど、離したくなくてそのまま。

「あ、ユノひょん!それじゃ負けちゃうですっ」

「え?どうすりゃいいの??」

「貸すですっ」

すっかり学生気分。

ゲームなんかやるのもすごい久しぶりだし。

おかげでさっぱりわからない。

さっきからチャンミンに助けてもらってばっか。

でも、楽しい。

チャンミンが腕の中にいるというだけで。

「危なかったぁ…」

「ありがと」

素直に礼を言えば、振り返ってにっこり笑顔。

だから、その顔はマズイんだって…。

必死に我慢してるのに、だんだんと限界が近づいてくる。

抑えきれず、つやつやの頬にキスしてた。

ホントは口にしたかったけど。

で、やってから後悔する。

マズイ…って。

でも、チャンミンは気にもしていない風で、それどころかお返しと言わんばかりにオレの頬にキスしてくれた。

跳ねちゃいそうなくらい、嬉しい。

「すっかり仲良しですね~」

「あ、ミノ!」

「ユノひょんに迷惑かけてないですか?」

ミノの問いかけに、窺うようにオレを見つめる。

どう?と問いかけるように。

「迷惑なんてひとつもないよ」

そう告げればまた安心したように微笑んで、自信満々でミノを見つめ返して。

「ならよかったです。あ、デザートにゼリーもらってきました。食べます?」

「おばさん手作り?」

「もちろん。母さんの取柄はお菓子作りですから」

当然だと言わんばかりの態度。

渡されたのは、中にフルーツがたくさん入ったゼリーだった。

しかも、大きなタッパにぎっしり。

チャンミンサイズ、と言ったところか?

「ほら、チャンミン」

「半分こ」

「いいの?」

「うん」

器ひとつにスプーン2個。

そして、相変わらず、自分では食べない。

オレの持ってるスプーンでせっせとチャンミンの口へ運んで、チャンミンの持ってるスプーンでオレの口へ運んで。

「うん、うまい」

素直にそう呟けば、同意を示すようにチャンミンが頷く。

「ホント、昨日から珍しいことばっかりですね~」

「…?」

なんのことかと振り返れば、頬杖をつきながらミノがこちらを見つめていた。

「チャンミニひょんが誰かに食べ物あげるなんて、いまだかつてなかったですよ?オレですらもらったことありません」

「え?そうなの?」

「はい。生まれてこの方、一度も」

なんか、ものすごい優越感。

それってさ…特別って言われている気がする。

でも、なんでだろう…。

理由が気になる。

「チャンミニひょん」

「…?」

つるっとゼリーを飲み込むように食べ、小さく首をかしげる。

「ユノひょんのこと、好きですか?」

「うん」

「…」

あ~…マジで幸せ。

もちろん、オレが抱いている想いとは違う意味の”好き”なんだろうけど、ホントに嬉しい。

好きな人から、”好き”と言ってもらえるのは。

「ユノひょん」

幸せをかみしめていると、目の前にはスプーンに山盛りのゼリー。

頬張れば一層甘く感じる。

「ユノひょん、もう1泊しちゃったらどうです?」

「え?」

さすがにそれはマズイ気がする。

我慢できる気がしない。

昨日は気持ちを自覚していなかったからよかったけど、今日は自覚してしまった。

好きな人と同じベットに入って冷静でいられるほどできた人間じゃない。

「いや、さすがに連泊は…」

「帰っちゃうですか…?」

「…」

は、反則だ…。

そんな涙をにじませた瞳で上目使いなんかされたら、帰るとは言えない。

ひとりになんか、しておけない。

オレって、バカだ…。

「チャンミンが一緒にいてほしいって言うなら、いるよ」

「一緒にいてください」

迷うことなく、そう告げるチャンミンは純真で。

オレは完全に邪。

大丈夫か?

オレ…。

笑顔が引きつっている気がする。

でも、チャンミンは気づいていないみたいだ。

ミノはにやっと意味深な笑みを浮かべているけど。

「じゃあ、チャンミニひょん。ユノひょんは明日もお仕事ですから、先にシャワー浴びてきちゃってください」

「うん」

いつの間にやらゼリーは完食。

空の容器とスプーンをふたつ持ってキッチンへと立ち寄り、チャンミンはバスルームへと消えていった。

「ミノ、お前…」

「ユノひょん、チャンミニひょんのこと好きでしょ?」

「…」

当然のように言い放ちやがった。

オレでさえまだちょっと消化不良起こしてるのに…。

「ユノひょんになら任せるかな~…と思って」

「オレ、男だけど?」

「そんなの見ればわかりますよ~」

まぁ、一度だって女に間違われたことはない。

この先もいないと言い切れる。

でも、仮にも従妹だろ?

親戚だろ?

そう簡単に認められるものか?

「ちなみに、オレの恋人も男です。超絶可愛いですよ?見ます?」

「は!?」

なんか、いきなりとんでもないカミングアウトされた。

しかも昨日知り合ったばかりなのに。

「ほら、これ」

「…」

男か…?

ホントに男なのか…?

見せられた写真には確かに可愛い子が映っている。

でも、にわかには信じられない。

「テミン、って言うんです。まだ高校生」

「犯罪じゃねーか」

「付き合ってはいますけど、まだ手は出してないです。高校卒業するまで待つつもりです」

なんだかな…。

ここへ引っ越してきてから、とんでもないことばかり。

世界が一気に変わってしまった。

「家庭教師のバイトしてるんですけど、そこの家の子なんです。完全に一目惚れ」

そんなのろけを聞きながら、知らず自分と照らし合わせていた。

一目惚れではないにしろ、オレもそれに近い。

「今度、タブルデートでもしてみます?」

「まだ付き合ってもいないけど?」

そう。

オレとチャンミンはまだトモダチレベル。

ちょっと、ほっぺたにキスはしたけど。

好きって言ってくれたけど。

でも、微妙に”好き”の種類が違う気がする。

「じゃあ、ちゃっちゃと告白してください」

「お前…」

他人事だと思って簡単に言いやがって…。

言えるわけがない。

いまのポジションを守るのに必死だ。

逢えなくなるなんて冗談じゃないし、怯えさせることなんてできやしない。

嫌われるなんてもってのほかだ。

「きっとオッケーもらえますよ?チャンミニひょん、まだ自覚してないかもだけどユノひょんのこと大好きですから」

「…」

ホントか…?

マジでチャンミンもオレのこと好き?

オレと同じ意味で?

信じられないというよりは、信じるのが怖い。

チャンミンが女なら告白することにこれほど躊躇わなかったかも。

やっぱり、男同士という壁は、簡単に乗り越えられるほど容易なものではない。

「とりあえず、オレは部屋に戻ります。チャンミニひょんのこと、お願いしますね?」

「…」

任せろ、とは言えない。

自信ないし、怖いし、不安だし。

「じゃ、おやすみなさい」

オレの気持ちなんて知らぬふりで、ミノはさっさと出て行ってしまった。

部屋に取り残され、オレひとり。

どうするよ…。

答えを出す勇気がなくて、心の中でその言葉を何度も繰り返す。

オレってこんな情けない人間だったっけ…?



to be continued.








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