雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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キ・セ・キ 16

キ・セ・キ2




キ・セ・キ 16



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



眠れなかったのがウソのように、すっきりとした朝。

っていうか、途中からぱったりと記憶がない。

ある種、天然の湯たんぽだ。

チャンミンの体温があまりにも心地よくて、いつの間にか爆睡してた。

一度も目覚めることがないくらいに。

目覚めてみる、あんなにも絡み付いていた手足はほどけていて、猫みたいに身体を丸めて、寄り添うように眠っているチャンミンがいた。

可愛いな…なんて、何度目かわからない実感をして、そっと髪を撫でた。

「ん…」

寝起きの、またなんともいえぬ可愛い声。

長い睫が震え、ゆっくりと宝石みたいな瞳がまぶたの裏から姿を現す。

ぼんやりとしたその眼差し。

数回瞬きを繰り返し、そして微笑んだ。

「ゆのひょん…」

「おはよう、チャンミン」

「おはようございます」

そっと頬へ口づければ、同じように返してくれる。

一応、恋人になったわけだから、口にしてもいいのかな…とは思うけど、どうにも踏み切れない。

あまりにもチャンミンが純真すぎて。

「寝癖ついちゃったな」

ちょこんと跳ねた右側の髪の毛。

それすらも可愛らしい。

「どこ?どこですか??」

手を導いてやれば、一生懸命に直そうとする。

でも、一度ついた癖が押さえるだけで直るはずもない。

「直してあげるからおいで」

「うん」

手を取り合い、ベットから降り立つ。

まずは顔を洗って、歯磨き。

それからお湯に浸して絞ったタオルを寝癖部分へと押し付けて、軽くドライヤーを当てれば元通り。

整った髪形に、チャンミンはご満悦だ。

ミノが昨夜買ってきてくれた料理を温めなおして朝食を済ませ、チャンミンに見送られながら仕事へと向かった。

「ユノひょん」

マンションを出たその時だった。

不意に背中から聞こえてきた声に足を止め、振り返る。

「どうでした~?初夜は」

「しょ、初夜!?」

「あれ?なんもしなかったんですか?」

意外と言わんばかりに目を見開かれ、思わずため息を吐いた。

「ウソでしょ?ユノひょんって意外と奥手?」

奥手ではない…と思う。

ただ、手が出せないだけ。

あんな無防備な寝顔見せられたら、な…?

いや、それ以前の問題だ。

やっぱり、チャンミンの好きとオレの好きは種類が違う気がする。

トモダチよりは少し上かもしれないけど、恋人というのも少し違う。

ものすごく曖昧だ。

「っていうのは冗談ですけど」

冗談になってない。

じと目で睨めば、はぐらかすように乾いた笑い声が響く。

「まぁ、チャンミニひょんの場合、恋愛経験値ゼロですからね~」

「ゼロ?マジで?一応、高校くらいまでは普通に生活してたんだろ?」

「一応ね。でも、片鱗はありましたよ?」

そう、なんだ…。

なんか、大変そうだよな。

人間なんてそこらじゅうにうじゃうじゃいる。

避けようと思って、避けられるものじゃない。

特に学校なんて言ったら、1クラスに30人以上はいるだろうし。

「ちなみに、モテモテでしたよ~?本人は迷惑がってましたけど」

モテモテという言葉に心がざわつき、迷惑がっていたという言葉に安堵する。

どれだけ惚れてんだ?

おととい逢ったばっかの人間に。

「バレンタインデーとかチョコの数半端なかったですし。しかも家まで押しかけてきたりとか。なんで、オレの家に避難してました」

見たわけではないのに、想像できてしまう。

きっとこんなだったんだろうな…って。

「ユノひょんもモテるでしょ?」

「オレの話はどうでもいいんだよ」

モテる、モテないなんてどうでもいい。

オレが知りたいのはチャンミンのことだけで、頭の中はチャンミンでいっぱいだ。

「とりあえず、頑張ってください。何しろ、天然ちゃんなんで」

天然で純真って最強タッグだよな…。

攻略方法が思いつかない。

「ユノひょんがリードしてかないと大変ですよ?」

「リードったって…なぁ…」

リードしたいのは山々だけど、どうにも手が出せない。

一緒に眠るだけで満足…とは言えないけど、あまりの心地よさに爆睡してしまったほど。

ある意味、心が満たされているってことだ。

身体は不満だらけだけど。

「とりあえず、明日のデートでキスくらいしてみたらどうです?」

頬になら何度かキスをした。

でも、頬なんてキスのうちにも入らないよな…。

脳裏に浮かんだあの唇。

何度貪りつこうと思ったことか…。

よく、我慢をしたと自分を褒め称えたいくらいだ。

「いっそ襲っちゃったらどうです?本能のままに」

「できたら苦労しねぇよ」

その時はそれでよしとしても、嫌われたら立ち直れない。

力ずくでするのは簡単だけど…。

でも、嫌がること、怖いことはしないって約束もあるし。

それに、するなら同意の上がいい。

心がつながってなければ、その行為自体が無意味だ。

「ユノひょんってマジメですね~」

他人事だと思って…。

完全に遊ばれている。

睨みつければわざとらしく肩をすくめ、作り笑い。

「じゃ、僕こっちなんで!」

逃げるように走り去っていくミノを見送り、思わず深いため息を吐く。

いや、幸せなんだよ?

これでも。

好きって気持ちに気付かれたらマズイと思ってたのに、伝えちゃったし。

しかも、通じちゃったし。

そういや、告白したのって初めてかも。

いままでずっと、相手から告白されて、可愛かったら付き合ってみようかな~…って安直な考えだったし。

「…最低」

過去を振り返り、自分自身をそう評価する。

こんな人間がチャンミンみたいな純真な人間のそばにいていいのか…?

ダメだって言われてもいるけど。

いまのポジションを誰にも譲る気はないけど。

だって、それくらい好きだから。

どこがいいのかなんてわからないけど、でも好きだ。

つまり、頑張るしかないってことだな。

とりあえずは我慢して、チャンミンを怖がらせないようにしないと。

ここで嫌われたら元も子もない。

ゆっくり、じっくり。

…できるかな…?

かなり不安は大きいけど、やらなければならない。

チャンミンには笑っていてほしい。

楽しいこと、嬉しいことだけを感じていてほしい。

もちろん、生きる上でそれは難しいだろう。

必ず悲しいことや辛いことが発生する。

でも、それをオレがもたらすことだけはしたくないから。

「よし…っ」

あーだこーだ言ってても仕方がない。

やることやって、チャンミンの元へ帰らないと。

あ、今日の夕飯はどうすっかな…。

またなんか適当に買っていけばいいか。

そんなことを思いながら職場に向かっていると、不意に携帯電話が震えた。

画面を見やれば見知らぬ人からメッセージ。

そこには『今日、何時に帰ってきますか?』という文字と、可愛らしいスタンプがついていた。

誰か、なんて考えるまでもない。

ようやくオレの番号を携帯電話に登録してくれたみたいだ。

それだけで嬉しくなってしまう。

仕事が終わったらすぐに帰るよと返信すれば、ゴハン用意して待ってますとまた可愛い返事。

あ~…ニヤける。

でも、用意ってどうするんだ…?



to be continued.








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Re: タイトルなし

t◇ko 様

ホント、初々しいふたりです(´∀`*)ウフフ
ぐるぐると独り悩むユノ様と、天然&純真なチャンミン君♡
なかなか扱いが難しそう(笑)
ユノ様、大変だな~www

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