雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Love Again 11

Love Again




Love Again 11 ★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



それから僕たちは、ほぼ毎日のように逢っていた。

っていうのも、ユノがなぜか迎えに来る。

バイトは?って聞いたら、これから、って言われた時は驚いた。

拉致されるように連れられて、なんでかガソリンスタンドでぼうっとしたり、ユノとしゃべったり。

なぜ、って思ったけど、聞けなかった。

だって、楽しかったんだ。

学校から帰ってもどうせひとり。

あの広い家でひとりでいるよりは、こうしてユノと一緒にいたほうが楽しいから。

1か月もすると一緒にいることが当たり前になった。

突然現れるユノにも慣れて、ヘルメットも自分で被れるようになった。

でも、外せないからユノに外してもらうんだけど。

それもなんか、楽しい。

ユノに出逢ってからの毎日は、ずっと。

「チャンミニひょん!」

「…?」

「ちょっと付き合ってっ」

「え…?」

放課後、帰ろうとカバンに荷物を詰め込んでいると、今度は駆け込んできたミノに拉致された。

どうしよう…。

また、ユノが帰り道で待ってるかもしれないのに。

「何かあった?」

問いかけてみたけど返事はなく、ただ手を引かれていく。

いったい、どこへ行くつもりなんだろう。

「チャンミニひょん!単刀直入に聞くけど…」

たどり着いたのは駅前のファストフード店。

小さなテーブルを挟んで座り、身を乗り出すミノに思わず身を引いた。

「ユンホ先輩とどうなってるの!?」

「え…?」

どうって…どう、なんだろう…。

「付き合ってるってホント!?」

「…」

正直、わからない。

ユノはたぶん付き合ってるつもり、なんだろう。

決定、って言ってたし。

でも取り立ててそれっぽいこともない。

ほぼ毎日のように逢ってはいるけど、おしゃべりして、ご飯を食べてってそれだけ。

「チャンミニひょんっ」

ミノの問いに、明確に答えることはできなかった。

いまの僕たちの関係は、酷く曖昧だ。

「僕に秘密はなしだよっ」

頬を膨らませ、責めるように睨みつける。

でも、答えられない。

困ったように微笑めば、大きな瞳にじわりと涙が浮かぶ。

「チャンミニひょんのバカっ!」

「ミ、ミノっ」

立ち上がったけれど、追いかけることはできなかった。

だって、ホントにわからない。

兄弟みたいな関係っていうのが一番近いかもしれないけど、それで終わらせたくない僕がいる。

いつの間にか、すっかりユノは僕の心の中に住みついてしまっていたから。

ため息をつきながらストンとイスに身体を戻し、外を見つめた。

ちょうど走り出ていくミノの姿が見える。

「…!?」

目に映る光景は、信じがたいもの。

複数の男たちに囲まれ、連れ去られていくミノ。

気づくと立ち上がり、駆け出していた。

マズイ。

どうしよう。

僕に何ができるわけじゃないけど、でも、放っておけない。

助けなきゃ…っ。

すれ違う人とぶつかりそうになりながら階段を駆け下り、店を飛び出す。

すでにミノの姿はなく、歩いて行った方向へと駆け出した。

ほどなく、ミノの姿を見つけた。

「…」

考えなどない。

ただ、助けなきゃという一心。

男たちの間に割り込むようにしてミノの手を引き、駆け出した。

「捕まえろっ!」

振り返る余裕もない。

ただ、前を見て走るだけ。

「チャ、チャンミニひょん…っ」

「ミノはここに隠れてて」

薄暗い路地裏の、ごみ箱の影にミノを押し込んだ。

そして、僕は通りへと戻って駆け出す。

おとりとなるために。

「いたぞ!逃がすなっ」

目的はいったいなんなんだ?

どうしてミノを狙った?

でも、いま彼らが追いかけているのは僕。

ミノじゃなくてもよかった?

わからないことばかり。

全力で走って、寂れたビルの中へと逃げ込んだ。

ここでアイツらをやり過ごして、それからミノの元に戻ればいい。

柱の陰に身を隠し、息を殺す。

話し声や足音が聞こえるたび、無意識に身体が震える。

怖い…。

もしも見つかったら…?

考えてはいけないことなのに、考えてしまう。

ふと、脳裏にユノの顔が浮かんだ。

助けて、と心の中で叫ぶ。

でも、ユノにその声が届くはずもない。

どれくらい経っただろう…。

声も足音も聞こえなくなり、様子を窺うようにビルを出た。

とりあえず、ミノの元に戻ろうと。

「いたぞ!」

「…っ」

もういなくなったものと思っていた。

恐怖に身体がすくむ。

委縮する足で懸命に走るけど、もつれてうまく走れない。

路地を曲がり、あともう少しで商店街というところで、思い切り何かにぶつかった。

けれど、弾き返されることなく、逆に引き寄せられた。

「よく頑張ったな」

聴こえてきた声に、顔を持ち上げた。

「ユ、ノ…っ」

「もう大丈夫だ」

これほどに安心したことはない。

崩れ落ちそうになり、はっと我に返る。

「ミノ…ミノは!?」

ユノに縋りつくような格好になりながら、そう問いかけた。

ちゃんと逃げられたのか?

掴まったりしてないか?

「心配すんな。もう、ドンヘが保護した」

「よか…った…」

「ったく、無茶すんなよ。っていうか、連絡しろ」

そう、か…。

連絡すればよかったんだ。

携帯電話を持っていることすら忘れていた。

「これはこれは、Red Oceanのチョン・ユンホさんじゃないですか」

ミノを拉致し、追いかけてきていたその人たちがいつの間にか少し離れたところに佇んでいた。

一様に目つきが悪く、人相も悪い。

明らかに、危険なひとたち。

「最近おたくに出入りしてるっていう中坊くんたちと少し遊んでやってたんですよ。いや~…逃げ足だけは早いっすね~」

嫌味なのはすぐに分かった。

っていうか、そもそも僕たちを狙っていたってこと?

捕まっていたら、ホントに危なかった…。

想像するだけで恐ろしい。

「INSPIRIT、か…?」

ユノの声色が、変わった。

低く、冷たいものに。

「今晩にでもご挨拶に伺おうと思ってたんですよ。土産を持って」

「…」

理解したくないけど、わかってしまった。

たぶん、僕たちだ。

認識すると同時に身体が震えだす。

「ちょっと土産は用意できなかったですけど、近々ご挨拶に伺います」

それは宣戦布告に他ならない。

不気味な笑みを残し、彼らは去って行った。

そして、ユノはただじっと彼らの背中を見つめていた。

その姿を脳裏に刻み込むように…。



to be continued.








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