雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Love Again 19

Love Again




Love Again 19



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



夢なんて…見たこともない。

考えたことも。

だって、生きる道はすでに生まれる前から決められていた。

自由も意思も、なにひとつない。

父の用意したレールの上を歩くだけ。

僕は、誰なんだろう…。

なんのために生まれてきたんだろう…。

ユノと出逢ってから隅に追いやられていた疑問がまたのさばってくる。

見つかるのかな…?

僕にも、やりたいこと。

好きなこと。

もし見つけられたとして、僕はその道を歩くことができる…?

許してくれない気がする…絶対。

だって、もう生まれた時から義務付けられていることだから。

生まれてこなければよかった…。

こんなことなら。

でも、生まれなければユノに出逢うこともなかった。

それは、嫌だ。

いまの僕にとって、ユノがすべて。

ユノがいることで僕は成り立っている。

手を握り返し、俯いていた顔を上げて見つめる。

曇りのないふたつの瞳。

「そんな不安そうな顔すんなって」

ぐりぐりと頭を撫でられ、しまいにいは抱きしめられて。

いつもはさほど感じないんだけど、歳の差を感じてしまった。

「ユノって、いくつ…?」

「オレ?いま19。2月で二十歳」

4コ上。

たかだか4年だけど、その差はものすごく大きい気がした。

「ユノが15歳の時って、何してたの?」

「ケンカばっか。学校はほとんど行かないで、バイク乗り回してた。ま、いまと大して変わってねぇな」

笑って言ってるけど、スゴイと思う。

僕には絶対ムリ。

「おふくろ泣かせてばっかだったよ。ホント。警察の世話になることもざらだったし」

なんとなく予感はしてたけど、ホントにそうなんだ…。

スゴイな。

僕には想像できない世界だ。

「とにかく、反抗してた。目に入るもの全部ムカつくんだよな…。でも、何がやりたいってのもなくて。そんな時、バイクに出逢ったってカンジかな?」

僕は、反抗もしたことがない。

するだけ無駄だと思うし、反抗をする人は常にいない。

諦める以外の選択肢はなかった。

「大丈夫だって。絶対、あるから。チャンミンが夢中になれるもん」

「ある、かな…?」

「ある」

ユノの力強い言葉。

不安だけど、ユノと一緒なら見つけられる気がしてくる。

ものすごく不思議。

「見逃すなよ?きっかけは、どこに落ちてるかわかんねぇぞ」

「うん、頑張る」

額をくっつけ、微笑み合う。

ユノはこうしてると心が伝わってくるって言ってたけど、僕はちょっと違う。

触れてる部分から元気がもらえている気がする。

これ、好きだな…。

「おいおい、バイト中にイチャついてんなよ」

振り返れば呆れ顔のドンヘがガラス戸に寄りかかるように立っていた。

慌てて離れようとすると、逆に抱きしめられた。

「羨ましいならお前も女作れば?」

「僕は女じゃないっ」

「チャンミナは女じゃないけど、オレのもんだろ?」

しまいにはキスしてこようとするから、思いきり突き放した。

キスは嫌じゃないけど、見られるのは嫌だ。

「はいはい。とにかくそういうことは仕事が終わってからやってくれ」

「黙ってろ」

「とりあえず客が来てんだから給油してこいよ」

ドンヘに言われて初めて気づいた。

いつの間にか、お客さんがいっぱいだ。

慌てて駆けていくユノに笑みを深め、小さく息をついた。

とりあえず…もう、勉強はいいかな。

予習と復習は終わったし、そういう気分じゃなくなったし。

忙しく動き回るユノを眺めながら残りの時間を過ごし、一緒に片付け。

ユノの家で夕飯を食べ、バイクへと跨った。

ホントは今日も泊まりたかったけど、今日はダメだって言うから。

「明日は、家でおとなしくしてろよ?外出は禁止」

「え…?」

「明後日、迎えに来るからそれまでいい子で待ってろ」

「…」

理由は、聞かずともわかってしまった。

黙るしかない。

だって、口を開いたら行かないでって言ってしまいそうだったから。

「絶対に迎えに来るから、な?」

「…」

「チャンミナ」

無事に帰ってくるっていう保証はない。

伸びてきた手が僕の手を引き、そっと包み込んでくれた。

「これが最後だから」

「…うん」

そう答えるのが精いっぱいだった。

万が一、ユノを失ったら…?

想像だけで頭がおかしくなりそうだ。

「じゃあ…また、明後日な?連絡するから」

「…」

手を振り、笑顔で去ろうとするユノを思わず引き留めていた。

「チャンミナ?」

「ユノの家で待ってちゃ、ダメ…?」

この家にひとりでいたくない。

少しでもユノを感じられる場所にいたい。

ここは、人の気配すらないから余計に不安になってしまう。

「…」

「ユノと一緒にいたい」

ワガママだってわかってる。

でも、飲み込むことはできなかった。

「お前…」

やっぱり、ダメ…かな?

深いため息が聴こえ、諦念が押し寄せる。

「その顔は卑怯だろ…」

どういう意味?

顔を上げると、口元を手で覆い隠し、夜目にもわかるくらい顔は真っ赤になっていた。

「さっさと準備してこいよ。その代り、絶対オレん家から出んなよ?オレが帰ってくるまで」

「う、うん!」

てっきりダメだと言われると思ってた。

それだけに、その言葉は僕の心は喜び勇む。

「すぐ用意してくるから」

「あぁ」

慌てて誰もいない家へと駆けこみ、泊まる準備。

待っている間、集中できないかもしれないけど気は紛れるかもしれないと参考書も持って。

急いでユノの元に戻った。

そして、またユノの家にとんぼ返り。

もう、僕にとってここが僕の家になってる。

ユノがかけがえのない人になったと同時に。

いつものように交代でシャワを浴びて、ひとつのふとんをふたりで分け合って、そして眠る。

いっそ、明日なんか来なければいいのに…。

ついそんなことを考えてしまう。

だって、こうしてユノのぬくもりを感じていると幸せなんだ。

離れたくない。

ずっとこうしていたい。

だから、このまま時が止まってしまえばいいって。

そんなこと、できるわけがないのに…。

翌日は言葉数も少なくて、ただぬくもりだけを伝え合うように寄り添っていた。

当然のことながら時間は待ってくれなくて、止まってもくれなくて。

時間が差し迫り、準備を始めるユノとただ見つめていた。

「じゃあ、行ってくるな?オレが帰ってくるまでここでおとなしく待ってんだぞ?」

「…」

頷くのが精いっぱいだった。

ユノも僕の気持ちがわかってくれたのか、ただ微笑んで、頭を撫でてくれた。

扉が閉まり、ユノの気配が消える。

ひとりきりになった室内。

思わず、その場に蹲った。

早く帰ってきて…。

ただ、それだけを願って。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

大丈夫なんでしょうかね~(´∀`*)ウフフ
原作を知らないひ◇み様はこちらも翻弄されっぱなし(笑)
ま、知ってても翻弄されるんでしょうけどwww

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