雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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キ・セ・キ 22

キ・セ・キ2




キ・セ・キ 22



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



ファストフードで朝食とは思えないほど大量のエネルギーを胃に詰め込んだチャンミン。

しかし、会場へ着くなり緊張した面持ち。

さっきまでの笑顔は鳴りを潜め、幾分青ざめている。

いきなりハードルが高すぎたか?

平日だし、開催から1週間が経過してるからさほど人はいないかと思ったんだけど…かなり大賑わい。

どっから沸いてきたんだ?っていうくらい。

「チャンミン、大丈夫か…?」

「…」

尋ねるまでもなく、ダメそうだ。

額に汗まで滲んでる。

「ユ、ユノひょん…ど、どうしよ…」

声まで震えている。

手を握ればやけに冷たくて、でも汗ばんでいて。

緊張しているのは明らか。

「オレが守るから大丈夫だよ」

それは、もちろん。

誰にも触らせる気はないし、危険な目に遭わせるつもりもない。

きっちりガードして見せる。

「ホ、ホント、ですか…?絶対、ですか…?」

「約束する」

そう簡単に恐怖が払しょくされるはずもない。

車から降り立ち、助手席へと回って手を差し出した。

手を握り返してはくれたものの、凍り付いたみたいに動かない。

「チャンミン、おいで?」

努めて優しく、少しでも不安が軽くなるように。

親が子どもへそうするように、細い腰を抱えるようにして車から降ろさせる。

だって、せっかくここまで来たんだ。

そして、すぐそこにはチャンミンの大好きなビールがある。

笑顔になってもらいたい。

楽しい思い出を作ってあげたい。

オレがいれば大丈夫なんだって思ってほしい。

「絶対に手、離すなよ?」

そう告げれば手を繋いだまま、もう片方の手が腕に絡みついてきた。

身体を半分、オレの後ろに隠すようにして。

後ろにいられるより、前にいてもらったほうが、目が行き届くんだけどな…。

まぁ、いい。

とりあえずは1歩踏み出せた。

入場料を支払って中へ進めば至る所からビールの香りがする。

見知らぬ人がわきを通り抜けるたびに怯え、震える。

「チャンミン」

手を引き、オレの目の前に。

そこには入口一番近い場所に展示されていたのはイギリスのビール。

London Prideと書かれていた。

ずいぶんと偉そうな名前だな、なんて。

「すみません、試飲させてください」

「はい」

そう告げればプラスチックの透明なカップをふたつ取りだされた。

「あ、ひとつで大丈夫です」

1杯くらいならと思うが、一応運転手だし。

チャンミンを守らなきゃだし。

酔っぱらってなんていられるはずもない。

「ほら、チャンミン」

受け取ったカップをチャンミンへと握らせる。

「これ、有名なビールです」

「そうなの?」

「うん。銘柄を指定せずにエールを頼むと、必ずこれなんです。しかも、いっぱい賞をもらってるんですよ」

お、ちょっといつもの調子が戻ってきたな。

いい傾向だ。

「味は?」

「おいしいですっ」

両手でカップを持って、グビグビ。

いい飲みっぷりだ。

「あ、アレも飲みたいです!」

チャンミンが指を差したのはHobgoblinという銘柄のビール。

「あれ、コーヒーの香りがするんです」

「へぇ…」

ビールなのにコーヒーの香り?

ちょっと興味がある。

既に1杯目を飲み終わり、2杯目。

鼻を近づけて香りを嗅げば、確かにコーヒーみたいな香り。

不思議だ…。

「あ!」

今度はなんだ?

チャンミンが食いついたのはDoom Barと書かれたビール。

「こっちは磯の香りがするんです!」

コーヒーの次は磯の香り?

一気に2杯目も飲み干し3杯目。

しかし…うまそうに飲むな。

さっきまで怯えていたのがウソのようだ。

アルコールが入って、少し恐怖が麻痺してきたのか?

それからベルギーエリアに移って、そこでもまた試飲尽くし。

飲むこと、飲むこと。

しかも全然酔っぱらわない。

相当肝臓が強いらしい。

いや、肝臓の問題じゃないか。

その後もドイツやら日本やらビール三昧。

まぁ、世界のビール展なんだから、ビールを楽しむための催しなんだけど。

「ユノひょん」

「ん?」

「ト、トイレ…」

そりゃあれだけ飲めばな…。

きょろきょろと辺りを見回せば、案内板が見えた。

どうやら来た道を戻る格好となるらしい。

「あっちだ」

なんだか、SPにでもなった気分。

チャンミンの細い腰に手を添え、エスコート。

変な人を寄せ付けるって言ってたけど、いまのところは大丈夫そうだ。

それらしい人はいない。

とはいえ、酔っ払いもいるだろうから気は抜けないけど。

「ここにいてくださいね?絶対ですよ?」

言われたのは、個室の真ん前。

これ、おかしくないか?

とはいえ、チャンミンの命令とあれば従わざるを得ない。

でも…。

オレもちょっと用を足しておこう。

「ユノひょん、いますか?」

「いるよ」

存在を確認する声に少し離れたところから応じ、手を洗って持ち場へ。

タイミングよく、扉が開いた。

そーっと辺りを窺うようにして。

なんか、怯え方が尋常じゃない気がする。

もしかして、トイレもいわくつき?

なんかされた?

そんな気がする。

「大丈夫だからおいで?」

顔をのぞかせたまま小さく頷き、それでも心配みたいできょろきょろ。

完全に挙動不審。

手を洗っているときも、乾かしているときも。

そして、トイレから出るときはオレの後ろに身を隠すように。

「へ、変な人、いませんか?」

「いないよ」

やっぱりトイレから出るときもそーっと。

顔をのぞかせて、きょろきょろして。

そして、オレの背中にぴったりと張り付く。

「ほら、大丈夫だろ?」

辺りには誰もいない。

みんな、ビールの試飲に一生懸命みたいだ。

「あ、ユノひょん」

「ん?」

「もう一度イギリスのビールコーナー寄っていいですか?」

「もちろん」

「Greene King IPAを飲み忘れちゃいました」

正直、なんだかよくわからない。

ビールには興味がないし。

でも、喜んでいるチャンミンを見てるのは楽しい。

「あ…ユ、ユノひょん、大変です!」

「ん?」

「Guinnessがあります!」

何がどう大変なのかがわからない。

それは、イギリスコーナーの向かい側に小さく展開しているアイルランドのコーナーに鎮座していた。

「Guinnessは時間が経つほど風味が落ちちゃうから、こっちでは出回ってないんですっ」

「へぇ…」

じゃあ、いったいこっちにはどうやってきたんだ?

漏れなく空輸だろ?

風味、落ちてるんじゃないの?

心の中では思うけど…言えない。

チャンミンの笑顔を曇らすことなんか言えるわけがない。

外へ出ることの喜びを思い出してほしいし。

やっぱ、もっとチャンミンといろいろなとこ行きたいし。

もちろん、恋人になって。



to be continued.








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Re: タイトルなし

tak◇taku 様

それは大変です!
ドキドキ、キュンキュンと大忙し(´∀`*)ウフフ
いいことです♡
これからもどうぞよろしくお願いいたします(≧▽≦)

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

予想通りです(笑)

どうやらチャンミン君にとってトイレも鬼門みたいですね~(´∀`*)ウフフ
鬼門じゃないところがあるのか、ってカンジですけどwww
いまのところ自宅だけが安全♡
ユノ様、手出しできないですね~( *´艸`)

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