雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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キ・セ・キ 25

キ・セ・キ2




キ・セ・キ 25


★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



やっぱり、顔色が悪い。

今日も眠れなかったのかな…?

僕がいるせい?

でも、その前までは違ってた。

ちゃんと眠れてるみたいだったし、元気だったし。

昨日から突然だ。

どうしちゃったんだろう…。

やっぱり、僕じゃダメなのかな…。

なんか、ものすごく落ち込む。

人と関わるのが嫌いで、他人なんかどうでもいいと思っていた僕。

でも、ユノは違う。

きっかけは、僕を変な目で見なかったこと。

大概の人は引く。

引きこもりで人間嫌いっていう時点で。

しかも、あの時の僕は最悪だ。

髪はぼっさぼさの伸び放題で、無愛想で。

なのに、ユノは嫌がる様子もなく僕と接してくれた。

しかも髪まで切ってくれるって。

こんな人もいるんだなって、素直に思えた。

でも、やっぱり家を出るのは苦痛だったけど。

正確には家を出ることじゃなくて、電車に乗ること。

ミノは絶対にタクシーなんか乗せてくれないから。

たかだか4駅、されど4駅。

あの密室空間に押し込められると、生きた心地がしない。

近づいてくる人すべてがそういう人に思えて。

でも、半ば強引に、引きずられるようにユノの店まで行った。

電車に乗ったことで半分パニック状態。

自分でもどうすることもできなくて、子どもみたいに駄々をこねて。

なのに、ユノはそれでも笑顔で対応してくれた。

ものすごく、いい人。

しかも魔法使い。

ユノのそばにいると、心地いいんだ。

無性に甘えたくなる。

優しくて、カッコよくて、時々可愛い。

この人しかいない、って思った。

直感的に。

だって…ひとりは、やっぱり寂しい。

ミノが頻繁に来てくれるけど、それ以外はずっと独り。

人と関わりたくないと思う一方で、どんどん世間から切り離されていく孤独感。

このままじゃいけないと思いながらも飛び込むことができない。

電車に乗れない。

バスに乗れない。

人ごみに行けない。

そんな人間が社会に溶け込めるはずもない。

普通に生活をする人々を羨ましく思いながら、恨めしく思う。

なんで僕ばっかり、と。

こんなはずじゃなかったのにと嘆いてみたところで現実は変わらない。

でも、ユノに出逢って、ユノとなら…そう、思えた。

素直に。

もちろん恐怖がなくなるわけじゃない。

1歩を踏み出す勇気を、ユノならくれる気がした。

そして、それは錯覚じゃなかった。

怖かったけど、大丈夫だった。

楽しい思い出しかない。

なんだ、できるじゃん!って。

独りではできなくても、ユノとならできる。

もしかしたら、いまなら乗り越えられるかもしれない。

ユノさえいてくれたなら。

急速に僕の中でユノの存在が大きくなって、かけがえのない人になって、大切な人になった。

しかも、想いが通じた。

ユノも僕を好きって言ってくれて。

あの瞬間、僕は何年かぶりに幸福を感じた。

最後に幸せを感じたのがいつだったかはわからないし、どういうものかもわからない。

でも、これが幸福だと思った。

なのに…。

「なんで女の子じゃないんだろ…」

せめて女の子だったらよかったのに…。

顔だけは女くさい。

でも、身長はそこらの男性より高くて、でも細くて。

何もかもが中途半端。

考えれば考えるほどドつぼに嵌っていく。

でも、ユノは僕を好きって言ってくれたから。

それがせめてもの救い。

ユノに嫌われたら…たぶん、生きていけない。

意味を見いだせない。

だから、頑張らないといけない。

ハンデがあることはわかっているから、それを払しょくできるくらいに精いっぱい。

けれど、生憎と恋愛経験はゼロ。

頑張りたくても、どう頑張っていいかもわからないから困る。

とりあえず料理作って、目いっぱい甘えて。

でも、甘えるだけじゃダメだから、ユノにも甘えてほしいんだけど…甘えてくれない。

どうしたらいいかな…?

ミノに相談してみようかな?

なにしろ、僕にはミノくらいしか相談できる人がいない。

トモダチって呼べるひともいないし。

あ…そこから、だ。

僕は人づきあいってものがわからない。

職業柄、いろんな映画やいろんな本を読む。

それで培った知識しかない。

でも、あくまでもそれは知識であって、そう簡単に実践はできない。

恋の駆け引き?

なにそれってな具合に。

「はぁ…」

またため息がこぼれていく。

気乗りしないまま仕事をこなして、キッチンへと向かった。

とりあえず、ユノのために夕食の準備をしようと。

何時に帰ってきますか?

そうメッセージを送れば、しばらくして返信があった。

悪い、今日はちょっと遅くなるって。

夕飯は食べて帰るからって。

「…」

何も返せなかった。

そうだよね。

僕にはユノがすべてだけど、ユノにはたくさんのトモダチがいる。

あくまでも、僕はその中のひとり。

トモダチではないけど、トモダチの延長みたいなもの。

好きって言ったし、好きって言ってくれたけど、まだキスだって数えるほどしかしてない。

しかも、どれもが子供だましみたいな。

昨日は…ちょっと違ったけど。

「…」

唇に、まだユノの感触が残ってる。

初めてだからすごく緊張したし、すごくドキドキした。

でも、すごく気持ちよかった。

柔らかくて、あたたかくて。

また、してくれるかな…?

そう思って、また落ち込んだ。

もしかして僕とのキスが気持ち悪くて嫌になっちゃった…?

上手にできないから。

だから、飽きられちゃった…?

ユノに限ってそれはない。

そう思いながらも、不安だけがむくむくと入道雲みたいに大きくなっていく。

「チャンミニひょーん」

そんな声が聞こえ、わずかに振り返る。

いつもならミノが来ると嬉しくて抱きつくのに、それもできない。

「チャンミニひょん?どうかしました?」

「…」

言葉なくかぶりを振るい、小さく息をつく。

「チャンミニひょん?ユノひょんは?」

「…遅くなるって、連絡ありました」

「ふぅん…」

そっけない返事。

まぁ、ミノにしてみたらその程度だよね。

でもね、僕にとってはものすごくショックなんだ。

ユノと過ごせるわずかな時間。

それが減ってしまうんだから。

「そういえば、朝…今日は合コンとかって言ってたっけ」

「え!?な、なんで!?」

だって、恋人だよ?

なのに合コンなんか行くの?

どうして?

「ま、それは冗談だけど。ユノひょん、落ち込んでたよ?」

「???」

なんで?

どうして??

頭の中はそればかり。

「チャンミニひょん、ユノひょんに言ったんでしょ?ユノひょんみたいなお兄ちゃんが欲しかったって」

それは、言った。

間違いなく言った。

だって、そう思ったんだ。

「だからユノひょん、チャンミニひょんの”好き”はそういう意味なんだ、って」

「ち、ちが…っ」

「じゃあ、誤解とかないとじゃない?でないと、ユノひょんカッコイイからすぐに恋人できちゃうかもよ?」

血の気が引いていく。

さーって音を立てながら。

「合コンっていうのはウソだけど、飲みに行くって言ってたから。女の子がいたらもしかしてもしかしちゃうかもね」

「…っ」

嫌だ。

そんなのは絶対に嫌だ。

気づくと家を飛び出し、駆け出していた。

怖い。

怖い。

でも、行かなくちゃ。

ユノに逢って、ちゃんと言わないと。

行きすぎる人々がみんな”怖い人たち”に見える。

だからこそ脇目も振らずに走り抜けた。

やっぱり電車には乗れなくて、バスにも乗れなくて、タクシーもひとりでは怖くて。

できることは走ることだけ。

ひたすらに足を前へと運んで、もつれそうになりながらもユノへと向かって。

ただもう一度想いを告げるために。



to be continued.








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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

またもや騙されましたね(´∀`*)ウフフ
単純というか、なんというか(笑)
そしてチャンミン君は無事にたどり着けるのか?
ちゃんと伝えられるのか?
どうなるんでしょうね~( *´艸`)

カラオケ行きたいっすね~♪
ストレス発散はカラオケに限る!

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

相当好きですよ~♡
ユノ様を取り戻すため、数年ぶりのひとりで外出!
どうなるかな?
無事にたどり着けるかな??
危険なことがなければいいんですけど…(;^ω^)

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Re: タイトルなし

イチ◇ミチ 様

チャンミン君、猛ダッシュ中💨
無事、ユノ様の元にたどり着けるんでしょうか!?
そして、ちゃんと想いを告げられるかな~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

t◇ko 様

両想いなのに、なぜか片想いのよう(笑)
ユノ様、苦労が絶えません(;^ω^)
でも大丈夫!
チャンミン君もちゃんと成長してますから♡

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