雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Love Again 25

Love Again




Love Again 25



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



できる限り、何も考えないようにした。

あの日から。

これもユノの言う、逃げているだけの状態かもしれないけど。

でも、まだ対峙することはできなかった。

いつも通りユノが迎えに来ていて、バイト先を間借りして勉強して、ゴハンをユノの家とかで食べて帰宅。

それの繰り返し。

ひとりでいるのは家に帰ってからの1、2時間だけ。

だから、考えないでいられたのかもしれない。

その間も、シャワー浴びて、髪を乾かして、明日の準備をしてと、やることはいっぱい。

終わったらすぐにベットに行くというカンジだったから。

でも、その日は違っていた。

何が違っていたって、いつもは真っ暗な家に電気がひとつ灯っていた。

それは、部屋に誰かがいる証に他ならない。

「誰か帰ってんのか…?」

どれくらい振りだろう。

僕以外の誰かがこの家にいるのは。

突然のことだからか、妙に胸騒ぎがする。

「チャンミナ?」

「…」

どうしよう。

逃げ出したい。

いますぐ、この場から逃げ出してしまいたい。

誰にも会いたくない。

まだ、現実を直視したくない。

心構えができていないんだ。

「チャンミナ」

無意識に、身体が震えていた。

ユノに抱きしめられたことで現実に立ち戻り、それを認識する。

言葉は、ない。

ただぬくもりが伝えてくれる。

負けるな、頑張れって。

「ユノ…一緒に、来て…?」

「…わかった」

逃げるのは簡単だ。

だからこそ、逃げたくない。

僕は、先に進まなければならないんだ。

手を握り、ゆっくりと歩き出す。

深呼吸を一つして、扉を開いて中へ。

玄関には、黒くて艶のある高級感漂う靴が1足あった。

たぶん、父のだ。

母さんじゃ、なかった。

なんで…?

もしかしたら母さんが戻ってきてくれたのかもって、思ってた。

この間はごめんって言ってくれるのかと思って。

でも、違った。

「大丈夫、か…?」

「…」

大丈夫か大丈夫じゃないかと問われれば…大丈夫じゃない。

全然、大丈夫じゃないよ。

いますぐここから逃げ出したい。

ユノがいなかったら、ひとりだったら、とっくに逃げ出してる。

歯を食いしばり、必死で前に進もうとしてるんだ。

ユノとの約束を守るために。

ただ、それだけのために。

「ここで待ってる」

リビングへと続く扉の1歩手前、するりと手が離れていった。

途端、不安が広がっていく。

「心配すんな。なんかあったらすぐ助けに行くから」

「…」

何かあったらって…なに?

これから何が起こるっていうの?

僕には、想像もできない。

だからこそ余計に不安で、余計に怖い。

でも、行かなくちゃ…。

意を決し、扉を開いた。

いつまで立ち止まっていても、仕方がないから。

悪戯に時間を長引かせるだけだから。

「どこに行っていた」

「…」

久しぶりに逢う息子に向かって、第一声がそれか…。

そこに愛なんかひとかけらもない。

「最近、よくない連中と付き合っているそうだな」

なに、それ…?

よくない連中って、誰のこと?

もしもユノたちのことを言っているなら、ふざけるなと言いたい。

よっぽど、お前のほうがよくない人間じゃないか。

「今後一切接触するな」

「…」

この人は…。

どこまで、腐ってるんだ…?

話は以上だと言わんばかりに立ち上がったその人を、思わず睨みつけた。

「母さんとは、離婚したの?」

横を通り過ぎる瞬間、そう問いかけていた。

さっきまで父がいた場所を見つめたまま。

ぴたりと、足が止まる。

僕の斜め後ろで。

「この前、母さんを見たよ。知らない男の人と、知らない女の子と一緒にお祭りに来てた。とっても幸せそうだったよ」

「そうか」

「なんで?」

イライラがこみあげてくる。

いままで抑え込んできた苛立ちとか怒りとか、マグマみたいに。

なんなんだ?

そうか、って…。

意味が分からない。

理解ができない。

そんな簡単な一言で終わる話じゃないだろう?

こみあげてくる感情。

振り返り、父の背中を睨みつけた。

「僕には、言う必要もない?」

「…」

「アンタたちにとって、僕は、なに…?」

「…」

泣いたって仕方ないし、こんなことで泣きたくはない。

特に、こんな人の前で。

なのに、溢れていく。

「ふざけんのも、いい加減にしろよ…っ」

「…」

「僕はオモチャじゃない!僕は、僕だっ。お前じゃない!」

怒りが先行しすぎて、何を言っているかもわからない。

ただ、思いついたままを、感情に任せて叫んでた。

罵っていた。

いままでため込んでいたものをすべて、吐き出すように。

「いらないなら、最初から生まなければよかったじゃないかっ!」

「…」

もう、嫌だ。

こんな家にいたくない。

限界というメーカーが振り切れた。

父の脇を通り抜け、ユノの前を通り抜け、飛び出す。

途中、ユノの呼ぶ声が聞こえたけれど、足を止めることはできなかった。

とにかく、逃げ出したい。

ただ、それだけ。

だって、どうせ僕はひとりなんだ。

やっぱり、ひとりなんだ。

がむしゃらに走って、足がもつれて転んで。

それでも起き上がって走る。

全力で。

息苦しくなって、呼吸が止まりそうになっても、さらに。

何かしていないと、こうでもしていないと、動けなくなってしまいそうで。

壊れてしまいそうで…。



to be continued.








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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

チャンミン君、ホント可哀想…(T_T)
でも、ひとりじゃないぞ!
ユノ様がいるぞ!
無事に乗り越えられるかな…?
不安がいっぱいです(;^ω^)

葉月もカラオケ行きたい………

コメント

Re: チャンミン😢

ペ◇マミー 様

お忙しい中閲覧いただきありがとうございますm(__)m
いつの間にやらチャンミン君が大変なことに!
いったいどうなるんでしょう?
ここはユノ様が一肌脱いでいただかないと(>_<)
いや、それ以前に安定した生活を…。

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ホントに酷いご両親…(-"-)
チャンミン君が可哀想すぎる!
無責任すぎですよね(>_<)
ユノ様、なんとかチャンミン君を支えてあげて!
もうチャンミン君にはユノ様しかいないから~(T_T)

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