雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Love Again 28

Love Again




Love Again 28



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



バスルームで泣き崩れて、そのまま泣き疲れてしまったようで、眠ってしまった。

そこまではいい。

許容範囲内。

でも、朝起きてみたら心臓が飛び出るんじゃないかっていうくらい驚いた。

呼吸は荒く、身体は燃えるように熱く。

このままじゃ絶対にヤバイって。

病院に連れて行ったけど、原因は不明。

とりあえずと解熱剤だけ出された。

オレん家じゃ心もとないから実家に連れてって、とりあえず介抱。

解熱剤を飲ませたのに、全然起きる兆しはない。

でも、出かける前に一度でいいから起きてくれないと、絶対不安がると思った。

起きて、オレがいなかったら。

たぶん、この熱も精神的負担からだろうことは容易に想像がつく。

だからこそ、オレのことで余計な心配はさせたくない。

最悪は書置きと思ってたけど、なんとか寸前で目を覚ましてくれた。

でも、まだ意識は朦朧としているみたいだ。

一応伝えるは伝えたけど…覚えてるかな?

心配で仕方ない。

一応母親に頼んで、バイトに出てきたはいいけど気は漫ろ。

就業と同時にバイクへ飛び乗り、慌てて帰ってきた。

チャンミンは、まだ寝ていた。

真っ暗な部屋の中でひっそりと。

声なく、涙だけ流しながら。

そっと目じりから零れ落ちる涙をぬぐい、口づけた。

どうやったら、癒えるんだ…?

オレは、何をしたらいい?

無力さに苛まれ、落ち込みが半端ない。

こんなの、初めてだ。

誰かにここまで感化されるなんて。

寄り添うように横になり、痛々しい寝顔を眺めているうちにいつの間にか眠ってしまっていた。

そして、何かに呼ばれたような気がして目を覚ませば、チャンミンがオレを見つめていた。

大丈夫かって聞いたら、酷く頼りない声で”うん”って。

全然、大丈夫じゃないだろ…それ。

「ったく…」

とりあえずと、こつっと額を重ねた。

「ん~…まだちょっと熱いか?」

今朝よりはましだが、それでもまだいつもより熱い気がする。

念のためと体温計で測ってみれば、37度6分。

まだ楽観視はできねぇな…。

「食欲は?」

問いかければ小さくかぶりを振るう。

大食漢のチャンミンに食欲のない日が来るなんて…。

そうでも思わないと、オレまで落ちそうだ。

「ちょっとでいいから食おうな?おかゆ、作ってもらったから」

いつ起きてもいいようにと作ってもらったおかゆ。

温めに行こうと起き上がれば、チャンミンの手が小さくオレを掴んだ。

行かないでっていうみたいに。

「すぐ戻ってくるよ」

それでも、嫌だと言う。

ひとりになるのが怖いんだろう。

心に負った傷の、後遺症。

「よし、わかった」

それならばと、チャンミンの身体を抱き上げた。

驚いたように見開かれた瞳。

悲しみに打ちひしがれた顔に、かすかな微笑みが浮かんだ。

「ちゃんと掴まってろよ?」

「うん」

そのままズカズカとキッチンへ。

さすがにこの状態で火を使うのは危ないから、ダイニングテーブルに座らせた。

ここなら寂しくないだろうと。

コンロに火をつけ、弱火でコトコト。

その間は自由だとオレの動向を探るようにじっと見つめているチャンミンへと歩み寄った。

「どうした?なんかついてるか?」

はっと我に返ったように目を見開き、慌ててかぶりを振る。

なんでもない、と言うように。

「心配すんなよ。オレはどこにも行かないから」

そう告げればまた目が見開かれる。

続いて、微笑みが浮かんだ。

いまにも壊れてしまいそうなほど儚い微笑み。

オレが見たいのは満開の笑顔なんだけどな…。

いつになったら見れる?

また、笑ってくれるよな?

聞きたいけど、いまは聞かない。

聞けない。

これは、チャンミンが乗り越えなければならない壁。

無理矢理に作った笑顔では意味がない。

乗り越えたうえで、ちゃんと笑ってほしいんだ。

「チャンミナ」

「…?」

「愛してる」

細い身体を抱きしめ、囁くように告げた。

毎日言うって約束だし。

その言葉に嘘偽りは一切ない。

オレの、心からの想い。

少しでも伝わればいいな…。

そして、その言葉がいつか深く傷負ったチャンミンの心を癒してくれれば…。

オレにはそれくらいしかできないから。

想いを伝えるように唇を重ねれば、コトコトと蓋が震えだす。

邪魔するなって言いたいところだが、仕方ない。

再びコンロに戻って、鍋蓋を外すとふわり白い湯気が湧き上がった。

小さなおたまでゆっくりかき混ぜ、全体を隈なく温める。

このくらいで大丈夫だろうと器によそい、チャンミンへと差し出した。

「少しでもいいからちゃんと食え」

「…いただきます」

スプーンで小さくすくって、躊躇いがちに口元へ。

唇を尖らせるようにして息を吹きかけ、口の中に。

おかゆだから飲み込みずらいことはないと思うんだけど、それでも飲み込むのが辛そうだ。

まるで、身体が食事を拒否しているみたいに。

小さな子どもへそうするように頭を撫でてやれば、また少し微笑みが浮かぶ。

一生懸命、少しずつ。

とりあえず…明日も学校は休ませたほうがいいかな…。

また今日と同じく、父親のふりして電話しとくか。

いまはあんまりムリをさせるべきじゃない。

たぶん。

茶碗に半分くらいのおかゆをなんとか食べ終え、そっと息をつく。

「偉いな」

「…バカ」

ちょっと、いつものチャンミンが戻ってきたか?

バカはアレだけど、でもいい傾向だ。

「ほら、薬飲んどけ」

「…?」

「解熱剤。一応な」

まだちょっと熱があるし。

念のため、だ。

薬を飲むための水を差し出せば、疑うことなく口へと運ぶ。

でも、やっぱり飲み込むのは少し辛いみたいだ。

「よし。じゃあ…もう1回寝るぞ」

体調が悪い時は眠るのが一番。

もちろん、チャンミンに必要なのは心の休息だけど。

それは時間が解決してくれるのを待つしかない。

来たとき同様、チャンミンを抱えて元オレの部屋へと戻り、いつものようにひとつのふとんを分け合う。

トラのぬいぐるみはチャンミンの頭の上。

まるで守り神だ。

「おやすみ、チャンミナ」

「うん…おやすみ」

明日はもうちょっと元気になっていますように…。

神様なんかいないってわかっているのに、願わずにはいられない。

それほどに、オレにとってチャンミンは既に特別な人だから。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

お母さんが気になる?
ホットロードご覧になったようで何よりです♡

チャンミン君が復活する日は来るのか…(-"-)
ある意味、ユノ様次第かと(笑)
いったいどうなっちゃうんでしょうね~(´∀`*)ウフフ

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