雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Love Again 30

Love Again




Love Again 30



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



その日から、チャンミンは両親の話をしなくなった。

同時に、泣くこともなかった。

ただ、時折虚ろな瞳で遠くを見つめている。

思いつめているのは明らかで、どうしたって聞いてもなんでもないの一点張り。

少しは弱音を吐いてくれればいいのに…。

強くなれとは言ったけど、頼るなとは一言も言っていない。

できれば、頼ってほしい。

だって、いまのチャンミンにはオレしかいないのだから。

いったい、どうしたらいい?

問いかけることでまた心の傷が開いてしまうんじゃないかという恐怖。

だから、問いかけることもできないし、傍観することもできない。

これはかなり厄介な問題だ。

チャンミンのことで頭はいっぱい。

他のことなどもちろん手につくはずもなく、就職活動も宙ぶらりんなまま。

どうすべきかと必死に考える毎日。

そんな折だった。

「もしもし?」

バイト中、突然携帯電話が鳴り響いた。

まぁ、携帯電話なんだから鳴るのは当然で、これから電話があるよなんて予測をしてくれるはずもない。

ポケットから引きずり出してみればドンヘの名前があった。

『オレ。いま、大丈夫か?』

「あぁ。どうした?」

幾分、声が低かった。

いつものドンヘからは想像できないくらい。

だから、何かあったのだとすぐに察しはついた。

『気をつけろ』

「は?」

『チームのメンバーが、襲われてる』

思わず、息をのんだ。

『お前は絶対にチャンミンを守れ。目を離すな。わかったな?』

誰がとか、どうしてとか、聞きたいことは山ほどある。

でも、言わないのはきっとドンヘの優しさ。

もうすぐ引退するオレに対しての。

けれど、まだいまはチームメンバーのひとりだ。

逃げるわけにはいかないし、見て見ぬふりもできない。

それに、チームが狙われているとなれば、たぶんINSPIRITの連中だろう。

この前の仕返しに、メンバーを狙っているに違いない。

間違いなく、残った面子でケンカをしかけるだろう。

やるとすれば…今週末。

「…」

どうする…?

視線の先には事務所の中で勉強をするチャンミンの姿。

何よりも大切な人。

でも、あのチームもまた大切なんだ。

行き場のないオレに居場所を与え、仲間をくれた。

いまのオレがあるのは、チームとチャンミンのおかげ。

無視なんか、できるわけがない。

たとえ、もうすぐ解散するとわかっていても、引退するとしても。

最後くらい、恩に報いたい。

少しでも力になれるなら。

気持ちを奮い起こすように強く手を握りしめた。

「…」

心は、決まった。

あとはチャンミンに伝えるべきか、黙っておくべきか。

いまの心の負担を考えるならきっと言わないほうがいい。

しかし、後々のことを考えると、言っておかないといけない。

チャンミンにウソはつきたくないし、隠し事もしたくない。

それに、前回のが最後だと約束を交わしてるし。

事後報告、するか。

でもな…。

ひとりで外出ってなると、絶対疑ってくる。

頭はいいし、勘も鋭いし。

やっぱ、ちゃんと言ったほうがいい。

いまの状態では心の負荷を増やすだけかもしれないけど、終わればすくになくなる。

「チャンミナ」

呼びかければ頭を起こし、小さく首をかしげる。

どうしたの、と問いかけるように。

近くへと歩み寄り、まるい後頭部に手を添えるようにして引き寄せた。

「ユノ…?」

もう何かを感じたみたいに、声が怯えている。

微笑みかけてみても不安はなくならないようで、探るように大きな目でオレを見つめていた。

どう、伝えるべきか…。

悩んでみても、頭の悪いオレにうまい伝え方など思い浮かぶはずもない。

「いま、ドンヘから連絡があった」

「ドンヘひょん?」

「最近…メンバーが、襲われてるらしいんだ」

ドンヘという名前に一瞬安堵したようだが、つづけた言葉にはっと目を見開いた。

オレの言いたいことに気付いたんだろう。

「たぶん、この前の報復だ」

「…」

完全に潰したと思ったのに、まだ残党がいたらしい。

それとも、病院から戻ってきたか…?

あんだけボコってやったのに、まだ向かってくるなんて…いい度胸だ。

「チャンミナ、オレ…」

約束を破ることになるはわかってる。

でも、チームも大切な仲間。

見捨てられるわけがない。

「わかってるよ。ユノは、そういうの放っておける人じゃないって」

「チャンミナ…」

「その代り、約束。絶対、無事に帰ってきて?」

「…あぁ。もちろんだ」

いろんな感情を胸中に押し込めて、微笑むその姿に胸が苦しくなる。

文句のひとつでも言ってくれりゃいいのに…。

でも、言われたところで、考えは変わらない。

チャンミンもそれがわかってるんだろう。

だから、受け入れてくれる。

「愛してる、チャンミナ」

こんな優しくて、こんなにオレのことを理解してくれる人は、チャンミンしかいない。

「これがホントに、最後だから」

「どうかな…?ユノ、優しいから。きっと、引退しても、仲間がピンチになったら行っちゃいそう」

ホント、よくわかってんな…。

頭、上がんねぇや。

「ゴメンな…?」

いま、辛いのはチャンミンなのに…オレってホント自分勝手。

嫌になる。

でも、性格はいまさら変わらない。

「約束守ってくれるなら、いいよ。その代り、破ったら許さないからね?」

「わかってる」

甘えてほしいなんて思ってるのに、オレが甘えてばっかり。

でも、これがホントに最後…だと思ってる。

今月でチームは解散するって、エリックが言ってたから。

もちろん、個人の争いはあるだろうけど、それはそれ。

チームを離れてのケンカに口をだすような真似はしない。

だって、社会人になるんだ。

いつまでもバカなことはやってられない。

オレのためにも、チャンミンのためにも…。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

まだ抜けてませんよ~(´∀`*)ウフフ
もしかしたらもしかしちゃうかも?
いったいどうなっちゃうんでしょう!?

全部修正したと思ったのに、まだ残ってた(;^ω^)
イメージはボアちゃんです♡

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