雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Love Again 34

Love Again




Love Again 34



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



無事に退院の日を迎え、たどり着いた我が家。

それほど長い期間、ここでチャンミンと過ごしたわけではないのに、妙に寂しい。

「…」

ふと、気づく。

トラのぬいぐるみがないことに。

チャンミンの着替えも、何もかも。

まるで夢だったように。

「…」

探すって決めた。

けど…。

玄関から1歩も動くことができないまま、泣いていた。

誰もいないのをいいことに歳も忘れて、声を上げて。

むせび泣いた。

これが、最後だ。

もう、二度と泣かない。

だって、チャンミンを取り戻す。

何があっても絶対に。

だから、泣く必要なんてない。

いまはただ、少し離れているだけだから。

またすぐに一緒になれる。

けれど…あれから、10年…。

必死に探したけど、やっぱり見つからない。

当然と言えば当然。

だって、この国にいない可能性が高いわけだし。

だからと言って、諦めるわけにはいかない。

もう一度チャンミンに逢いたい。

逢って、謝って…そして、抱きしめたい。

毎晩夢に見るチャンミンは、泣いているんだ。

助けてって言いながら。

捨てられた猫みたいな目でオレを見つめて。

助けたくて手を伸ばすんだけど、触れられない。

歩いても、走っても、距離は縮まらず。

それどころか、距離は離れていく一方で。

泣かないと決めたのに、起きると必ず泣いている。

オレって、なんて弱い人間なんだ…。

「…」

ふらりと起き上がり、そのままバスルームへ。

ホントは引っ越してもいいんだけど、引っ越せない。

ここを出てしまったら、もう二度とチャンミンに逢えない気がして。

ここにいればいつかチャンミンが来てくれるんじゃないかって。

でも…。

ここが再来月、取り壊されることになった。

まぁ、当然か…。

ここも築50年も経ち、いまや入居者はオレだけ。

そろそろ、住む場所を探さないとな。

いつまでもここにしがみついているわけにはいかない。

とかいいながら、目に留まるのはここから近いところばかり。

なのに、契約する気になれない。

ここはチャンミンとの想い出が詰まっているから。

もしも再会できたなら、たぶん未練はなくなるだろう。

新しい場所に移って、また想い出を作ればいいんだから。

「チャンミナ…愛してるよ。今日も、愛してる」

見えない相手に、心の中にいるチャンミンに告げる。

毎日伝えるって約束だから。

これは、儀式。

シャワーを止め、水気をタオルで拭って服をまとう。

髪を乾かしたら出勤。

結局就職活動はできなくて、甘えるのも悪いと思ったけど、エリックのところで働かせてもらっている。

おかげで、それなりに名の通った会社に就職することができた。

数年前までは契約社員だったけど、ちゃんと正社員になれたし、生活も安定してる。

貯金もそれなりにできた。

いつチャンミンが戻ってきてもいいように。

「行ってきます」

誰もいない部屋にそう告げ、扉を閉めた。

もう、かなりガタのきているバイクに跨って、チャンミンのと色違いのヘルメットをかぶって。

勤め先はバイクで30分ほど。

つい先日、エリックがこの営業所の所長として配属された。

「おう。相変わらず暗い顔だな」

「元々だよ」

恒例となった挨拶を交わし、ロッカーへと向かった。

そこでユニフォームともいえるツナギに着替え、整備場へ。

もっぱら、車やバイクのメンテナンス。

何も考えずとも手が動く。

だからか、余計に頭の中はチャンミンでいっぱいになる。

いま、どこで何をしてるんだろう。

泣いてはいないか。

ちゃんと、笑っているか…って。

そんなことを考えているうちにいつの間にか仕事が終わってる。

オイルやらなんやらで汚れたツナギをランドリーボックスに入れ、私服へ。

そしてバイクへと跨り、埠頭へ。

意味ないかもしれないけど、つい毎日来てしまう。

そこでしばらく時間をつぶして、よくチャンミンと来た焼き肉食べ放題の店に寄って。

だって、どこをどう探したらいいかわからないんだ。

だからこうして、想い出の場所を辿るしかない。

とりあえず腹を満たして、店を出た。

停めておいたバイクへと歩み寄り、ヘルメットを手にしたその時だった。

「…」

何か、感じるものがあった。

でも…何もない。

気のせいか、と視線をバイクへ戻したとき、その隅に何かが映り込む。

「…」

見間違い…?

チャンミンに似た人がいた気がした。

ヘルメットを持ったまま、思わず走り出していた。

その人は、道の反対側。

ふらふらと、頼りない足取りで歩いていた。

ガードレールが、道行く車が、行く手を阻む。

早く向こう側に行って確かめたいのに。

我慢できないとガードレールを飛び越え、クラクションを浴びながらも車の隙間をすり抜ける。

そして、一気に距離を詰めた。

その人は奇しくも、埠頭のある方向へと歩いていっているようだった。

手を伸ばし、腕を取る。

感触、ぬくもり。

すべてが記憶と一致していた。

「チャンミナ…っ」

「…」

振り向かせたその人は、間違いなくチャンミンだった。

でも、違う。

瞳は死んだように濁り、生気はなく、顔は青白い。

いまにも倒れてしまいそうに。

いや、現に、倒れた。

オレの腕の中に。

「チャンミナっ!」

ぐったりと、死んだように動かない。

血の気が失せていく。

ようやく再会でき、喜びを感じる暇もない。

いったい、何が起こった?

何があった?

混乱する頭で必死に考える。

とりあえず、病院だ。

今度こそ、オレがチャンミンを救わなければならない。

あの日、チャンミンがオレを助けてくれたように。

もう、二度とはぐれないように…。



to be continued.








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Re: おはようございます。

け◇こ 様

ただひとりを愛し続けるってホントすごいですよね…。
葉月にはムリ(笑)
あっという間にユノ様も29歳♪
いったいどうなっちゃうのかな?
っていうか、チャンミン君は大丈夫かな?
心配ですね…(T_T)

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

あっという間に10年です(笑)
そして、あっという間に再会ですwww
いったい、離れていた10年の間に何があったんでしょう?
謎がいっぱい(;^ω^)
ユノ様、チャンミン君を助けてあげて(>_<)

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

あっという間に再会です(笑)
チャンミン君、どうしちゃったんでしょうね?
10年の空白の時間。
気になる?

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Re: タイトルなし

t◇ko 様

長いですよね…。
10年って。
チャンミン君に何があったんでしょう?
ひとりでずっと苦しんで…。
でも、もう大丈夫!
だってユノ様がいるもの♡

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