雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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キ・セ・キ 56

キ・セ・キ2




キ・セ・キ 56



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



11時ぎりぎりにチェックアウト。

ロビーで集合した面々はキムさんが運転するバンに乗り込み、市街地へと繰り出した。

今日は観光のみ。

夕方の便で帰国する予定だ。

「では…まずお土産ですかね?」

確かに。

ハウステンボスで少しお土産は買ったが、どれも自分たち用。

職場に持っていくものがない。

旅行とは言ってしまってるから何かしら買っていかないとだ。

「長崎ですとたとえばカステラなんかが有名なんですがいかがですか?」

「いいね」

それなら職場に持って行けばそれぞれの休憩時間で食べられそうだ。

「では、オランダ坂に向かいましょう。近くに福砂屋という老舗がありますから。ついでに大浦天主堂とグラバー園を散策して、少しおなかを空かせてから昼食にしましょうか?」

ちらりとチャンミンを窺ってみるも異論はないらしい。

「はい」

キムさんの提案に代表して頷き、そっとチャンミンの手を引いた。

「…?」

「それで大丈夫か?」

小声で念のためと尋ねれば、愛らしい笑顔。

「うん。ユノをいちご農園に連れて来たかっただけだから」

ホントにそれだけが目的だったらしい。

なんて贅沢な旅行なんだろう。

だって、それってホントにオレだけのための計画ってことに他ならない。

チャンミンがセレクトしたのはいちご農園だけというだから。

オレって、チャンミンにとってどれだけ特別?

些細なことではあるんだけど、自惚れてしまいそうだ。

浮かれ気分でつい、頬にキスをしていた。

一瞬、キムさんと目があったけど、ただ微笑んでくれただけ。

ホントにいい人だ。

しかも、チャンミンもまったく気にしてないみたいだし。

それどころか嬉しそうに頬を緩め、甘えてくる。

誰もいなかったら間違いなく押し倒してるな。

しかし、生憎と前にはキムさん、後ろにはミノとテミンがいる。

これじゃ何もできない。

残念だ。

そんなやり取りをしている間に目的地へと到着し、人のにぎわう場所へと降り立った。

平日だっていうのにすごい人だ。

怯えるチャンミンの手をしっかりと握り、キムさんを先頭に歩きだす。

「大丈夫か?」

「う、うん…」

頷いてはくれたが、顔色は少し青ざめているし、明らかに緊張している。

そわそわとあたりを見回し、落ち着かない様子だ。

「オレのそばから離れるなよ?」

一応念押しすれば、コクリと大きくうなずく。

そしてぎゅっと手を握り、背中へ身体を半分隠すようにして後をついてくる。

真後ろはミノとテミンがガードしてるし、前にはオレとキムさん。

たぶん、何事もないとは思うが、目は離せない。

なにしろ変質者を引きつけてしまう体質だし。

それは、あの一件で実感した。

あのわずかな時間で変なのに捕まってしまうくらいなのだから。

厄介な体質だ。

「すごい土産物屋の数ですねぇ…」

そう呟いたのはミノだ。

まだ坂を上り始めて数10メートル。

道の両側には所狭しと土産物屋が並んでいる。

確かにスゴイ数だ。

「先に寄りますか?」

ミノと顔を見合わせ、頷き合う。

「いや、観光からで。荷物持ち歩くのも面倒だし」

土産物をぶら下げての観光は面倒だ。

しかもこんな坂道だし。

「かしこまりました。では、先に大浦天主堂へ行って、その足でグラバー園に向かいましょう」

「それ、どこにあるんですか?」

「この坂の頂上です」

「…」

だいぶ長い坂だ。

登るだけでかなり大変そうだ。

でも、おなかを空かせるにはちょうどいいかもしれない。

どうせならお昼をおいしくいただきたいし。

土産物屋に足を止めるたくさんの人々。

その合間を縫うようにして上へ、上へと進んでいく。

どれだけ登ったのかと振り返れば、街並みが一望できる。

なかなかの急こう配だ。

「チャンミナ、すげぇよ?」

俯いてばかりのチャンミンにそう声をかければ、怯えた瞳が姿を現す。

そして、オレの視線を追うように後ろを振り返った。

「うわ…」

青ざめていた表情に赤味が戻る。

怯えていた瞳には光が。

「な?」

「うんっ」

坂を登っているというよりは、山を登っているかのようだ。

道は整備されているが、もしかして昔は山だったのだろうか?

かなりのこう配だし。

景色を堪能しながら坂を登り切り、まずは大浦天主堂へ。

キムさんはまるで観光ガイドのようだ。

いったい、どれだけの知識を有しているのだろう。

ホテル勤務だが、観光案内まではしないはずだ。

だとすればこの知識は独学ということに他ならない。

まぁ、元々は外交官だから頭はいいんだろうけど。

しかし…綺麗な建物だ。

1865年に建築されたって言ってたから、もうかれこれ150年以上。

改築されているとはいえ、すごい。

しかも、綺麗だ。

歴史を感じさせながらも建物を維持させるのはかなり大変そう。

まぁ、国宝っていうくらいだからかなり整備はしっかりしているんだろうけど。

歴史的建造物を堪能したのち、今度は隣と言っても過言ではないグラバー園へ。

ここにもかなり歴史のある建物が並んでいた。

大浦天主堂ほどではないけれど、歴史が深い。

それに…どうやら、長崎ってのは西洋の影響を色濃く受けているみたいだ。

昨日行ったハウステンボスもそうだし。

おかげで、日本に来たはずなのに、日本にいる感じがしない。

次に来るなら、もうちょっと日本らしさを感じられる場所に行きたいな…。

それこそ、京都とか、奈良とか。

ボキャブラリーが少ないってバレバレだけど。

でも、腹をすかすにはもってこいの場所だ。

往復するだけでもかなりエネルギーが消費される。

広い庭園を端から端まで歩き、建物内もくまなく見て回り、そして坂を下っていく。

今度は土産物屋に足をとめながらゆっくりと。

しかし…カステラってのがところかしこにある。

キムさん曰く、偽物が多いとか。

どういうことだ?とチャンミンに尋ねれば、メーカーが違うという。

よくよく見てみれば、確かにパッケージに書かれている文字が違っているように見えた。

所詮、オレには読めないけど。

だからここでカステラ以外の土産物を見て回った。

けれど、土産物がありすぎてどれがいいのやら。

結局、オレが買ったのはチャンミンとお揃いのストラップだった。

お互いの携帯に取り付け、微笑みあう。

これも思い出だ。

チャンミンと初めての旅行だし。

そして時間をかけて坂を下り、またしてもキムさんの先導で進んでいく。

たどり着いたのはこれまた歴史を感じさせる建物。

でも、先ほど見てきた西洋的なものではない。

和風な建築物だ。

ようやく日本らしい風景を見れて、テンションが少し上がった。

「ここが福砂屋本店です」

店内へ足を踏み入れれば、狭いのにたくさんの人。

これは、チャンミンにはキツそうだ。

「ミノ、オレとチャンミンの分、買ってきてもらっていい?」

「了解です。何本ぐらいいります?」

「オレのほうは2本くらいで…チャンミナには3本で」

それくらいあれば足りるだろう。

まぁ、1日で食べ終わってしまうだろうが。

「チャンミン、おいで?」

店舗の周辺は人だかり。

少し離れたところで足を止め、小さく息をつくチャンミンに微笑んだ。

「大丈夫か?」

「うん。ありがと」

しかし…人間嫌いっていうのは大変だな。

直してあげたいと思う一方で、このままでいてほしいとも思う。

ん~…オレってワガママだ。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

確かに浮気の心配はなさそうですね(笑)
ただ、心配は尽きなさそうですがwww

カステラ…久しく食べてない(;^ω^)
ちょっと食べたくなってきましたね~(´∀`*)ウフフ

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