雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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キ・セ・キ 63

キ・セ・キ2




キ・セ・キ 63



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



部屋を出るなりため息がこぼれた。

結局、詳しいことは聞けないままだ。

「朝からため息なんてどうしました~?」

その声は…。

振り返れば、案の定ミノが佇んでいた。

くりっとした目で、不思議そうに首をかしげて。

「お前、ホントにいつでも絶妙なタイミングだな…」

同じマンションに住んているのだから、顔を合わせることはある。

出発時間が重なることもあるだろう。

しかし、必要な時に当然のように姿を見せるミノはすごい。

「え?なんですか?またなんかあったんですか?」

「エリックって、誰?チャンミナとどういう関係??」

とりあえず、そこに尽きる。

別に父親というのを疑ったわけではない。

でも、何かが引っ掛かるんだ。

「チャンミニひょんのパパさんで、オレのおふくろの弟です」

「ホントに?チャンミナ、なんか言いよどんでたぞ?」

「そりゃそうっすよ~。チャンミニひょん、養子ですから」

「は?」

頭が真っ白になった。

養子という単語がぐるぐると頭の中を巡ったまま、一向に処理されない。

「チャンミニひょんのご両親、わけあって子ども作れないんす。だから、チャンミニひょんを養子として引き取って、我が子として育てたってワケですよ」

「…」

なんか、ものすごいことをさらっと聞かされた気が…。

それって、ミノの口から聞いてもよかったのか?

チャンミンから聞くべきじゃなかったのか?

一応、チャンミンは自分が養子だって知ってるんだよな?

言いよどんでいたのが、実の両親じゃないということが原因ならば。

「ユノひょん、大丈夫ですか?」

「いや…ダメ。ものすげぇパニック」

完全に思考回路はショート寸前だ。

チャンミンと出逢ってから、こんなことばっかり。

「ま、逢ってみればわかりますよ!大丈夫ですって」

いったい何がどう大丈夫なんだ?

全然、ダメだろう…。

とりあえず、いまの話は聞かなかったことにしたほうがいいか?

チャンミンだってあんまり知られたくないことだろうし。

とはいえ、隠し通せる自信はない。

困った…。

実に困ったぞ。

そんなぐるぐる状態のまま仕事をこなし、ふらーっと帰ろうとすると昨日同様店長に呼び止められた。

あ~…すっかり忘れてた。

研修についての説明するって言われてたんだっけ。

「そんな顔するな。30分もかからないから」

いまさっき出てきたばかりのバックヤードに逆戻り。

差し出されたのは航空券と地図。

「これが往復航空券。こっちが店の地図」

当然のことながら、地図を見たところでわかるはずもない。

なにしろ、まだ一度も行ったことのない国なんだから。

「空港までは店の人が迎えに来てくれるそうだ。相手方にはお前の写真も渡してあるし、当日はロビーでプラカードを下げていてくれるそうだ」

知らないところで着々と準備は進められていたみたいだ。

「あと、宿泊先」

それがいまのところ一番重要なところだ。

いや、それ以前にオレが決めないといけないのか。

チャンミンと一緒に行くか、どうするか。

「…」

離れるほうが、辛いな。

考えるまでもない結論だ。

次なる問題は宿泊先をどうするか…。

「どうした?」

「あ~…」

どうする?

正直に話したほうが身のためか?

でも、まだオレ自身踏ん切りがつかない。

「まぁ、いい。とりあえず、店長が部屋を貸してくれるそうだ。そこにホームステイする予定」

「え?」

「もうひとり、別店舗からも研修に行くヤツがいるんだけど、そいつもまた従業員の家にホームステイだ」

ホテルではない、と。

つまり、本気でチャンミンを連れて行くなら別の宿泊先を確保しなければだ。

「1か月、しっかり学んで来い」

「…はい」

どうするか…。

本気で困ったぞ?

昨日と同じくうだうだ悩みながら帰宅の途につけば、またしてもあっという間にマンションへ到着。

何も考えず自分の部屋へ足を踏み入れれば、ふわりといい香りが漂ってきた。

誘われるように廊下を進み、キッチンを覗き込んだオレは目を見開いた。

「チャ、チャンミナ!?」

「あ、ユノ。おかえりなさい」

笑顔はいつもと変わらず。

でも、1か所だけ明らかに異質。

なぜなら、チャンミンの可愛らしい笑顔を囲んでいるのは空港で買ったいちごの被り物。

まさかそんな姿で迎えられるのは思ってもみなかった。

可愛いは、可愛い。

思わずかぶりつきたくなるくらいに。

おかげで悩みなんかあさっての方向へ追いやられてしまった。

荷物を置くことも忘れて歩み寄り、腕の中へ閉じ込める。

「ユノ、元気なかったからかぶってみました。元気になりましたか?」

「なった」

そりゃもう、別の意味でも元気いっぱいだ。

昨日ムリさせすぎたからしばらくは自重しようと思っていたのに、それをぶっちぎるくらい。

つやつやの頬に口づけして、すり寄って。

「あ、エリックに連絡しました!いま、仕事でミラノを離れてるらしくて、でも、ヘソンがいるから好きにしろって言ってくれました」

「ヘソン?」

また、だ。

知らない名前。

話しの流れからするに母親か?

「ママです」

やっぱ、気になる…。

この際だから腹を括って挨拶しとくか?

こんな機会、滅多にないし。

「部屋は余ってるから大丈夫って言ってたです」

ニコニコと、嬉しそうな顔。

もう、チャンミンは行く気満々だ。

オレも離れたくないし。

ならば、もう一緒に行くしかない。

そしてムリせず宿泊するためにはやはり、チャンミンのご両親を頼るしかないだろう。

「じゃあ…お願いしようかな?」

「うんっ」

あ~…もう、ホントに、すべてが可愛すぎる。

「ちょっと店長に電話してきていい?」

「うん」

もう一度頬へ口づけし、早めに連絡をしておいたほうがいいだろうと店長の携帯電話へと向けて発信した。

すぐに繋がり、宿泊先の変更を申し出た。

もちろん、まだミラノ市内ということしかわからないけど。

まぁ、なんとかなるだろう。

電車だって、バスだって、タクシーだってあるわけだし。

最悪、歩けばいい。

どうにかはなるはずだ。

詳細は明日報告する旨を伝え、通話を切った。

振り返ればいちごの被り物をしたままの姿でチャンミンが出来上がった料理を運んでいた。

まるで、心が繋がっているかのよう。

並んでいたのは韓国料理。

母国の料理が恋しいと思っていたから、なおさら嬉しくなる。

「うまそう」

「日本の料理もおいしかったですけど、なんか韓国料理が食べたくなっちゃいました」

「オレも」

素直にそう告げればまた一層笑顔が花開く。

嬉しさを持て余すようにぎゅっと抱き着いてきて、ぐりぐりと頭をこすり付けてきて。

いちごの被り物は可愛いけど、こういうときちょっと邪魔だな。

食べるのに邪魔だろうし、とりあえず取っておこう。

アゴ下に止めてあるマジックテープを外していちごをもぎ取り、そっと額へ口づけた。

うん、やっぱこの方がいいな。



to be continued.








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Re: (*p´д`q)゜。

あ◇たん 様

コメントありがとうございますm(__)m
なにやら拍手トラブルが発生しているようですね…。
他の方からもコメントいただいて知りました(;^ω^)
早く復旧するといいのですが…"(-""-)"

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Re: タイトルなし

ひ◇わり 様

イメージはあのチャンミン君です♡
さぞかし被り物が邪魔だったことでしょう(笑)
チャンミン君のタラちゃん言葉可愛いでしょう?
いつになく可愛いキャラになっちゃいました(´∀`*)ウフフ
そりゃユノ様もメロメロですよね~www

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

チャンミン君、実は養子だったんです(´∀`*)ウフフ
そしてママはヘソンさん(笑)
チャンミン君が疑うことなくユノ様を好きになった理由がまさにそこですね~www
一緒にイタリア研修は決定いたしましたが、果たして…?

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