雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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キ・セ・キ 70

キ・セ・キ2




キ・セ・キ 70



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



ようやく身体の昂ぶりが収まり、熱が収束していった。

どちらからともなく距離を取って、見つめ合う。

「とりあえず、ゴハンにするです」

「だな」

そのためにもまずはこの与えられた仕事を終わらせないと。

ダイニングテーブルに腰をおろし、じゃがいもを潰しにかかる。

隣の部屋からはまだドタバタと音が聴こえていた。

どうやらまだやっているらしい。

「チャンミナ」

「…?」

お玉を持ったまま振り返り、小さく首をかしげる。

「ヘソンさんとエリックさんていつもあんなカンジ?」

「うん。すごく仲がいいです」

仲がいいと称していいものなのかは謎だ。

なにしろまだふたりのことを知らない。

でも、チャンミンがそう言うのだから仲がいいのだろう。

理解するのにはしばらく時間がかかりそうだが。

「ケガとかしないのか?」

「大丈夫です」

はっきりと言い切るということは、ケンカはしてもお互いを傷つけあうということはないらしい。

とはいえ、テコンドーと無差別格闘技。

ある意味異種格闘。

ちらっと棚の隙間からリビングを覗きこめば、まだ睨み合っている。

でも、ふっとエリックが笑えば、ヘソンもまた笑った。

意思疎通は取れている。

「あ~…腹減った」

そう告げたのはエリックだった。

「メシ前に運動させんじゃねーよ」

「吹っかけてきたのはお前だろうが」

なんか、いい関係かも。

その短いやり取りで、そんな感想を抱いた。

身体をストレッチしながら戻ってきたヘソンとがっちり視線が合う。

「驚かせて悪かったな?」

「いえ…」

否定しかけて、思いなおす。

「結構、驚きました」

下手に取り繕うよりは、素直になったほうがいい気がして。

そのほうが親しみが増すような気がして。

判断が功をなしたのか、ヘソンがにかっと笑う。

「お前、格闘技は?」

「一応テコンドーと合気道を…」

「マジで?じゃあ、今度手合せする?」

「え!?あ、いや…もう、全然やってないですし…」

「いいじゃん。ちょっとくらい付き合えよ。最近、身体がなまって仕方ねぇんだ」

あれで…?

結構、綺麗な回し蹴りをお見舞いしてたけど…。

「でも、格闘技やってたんなら安心だな」

うんうん、とひとり納得したようにうなずき、チャンミンの隣へと並ぶ。

「お~い、ユンホ!晩酌付き合え!」

「え!?」

「ユンホは酒飲めねぇんだとさ」

オレではなく、さらにその向こうから響く声。

「は!?」

当人であるオレを通り越して交わされる会話にあっちを見たり、こっちを見たり。

ヘソンとエリックのやり取りに、チャンミンは大笑いだ。

全然、笑いごとじゃないぞ!

「い、1杯くらいなら…」

だってマズイだろ?

せっかく誘ってくれたのに、それを頭ごなしに断るなんて。

「ユノ、無理しなくて大丈夫ですよ?」

「大丈夫だよ」

そう。

1杯くらいなら大丈夫。

「じゃあ、コレにしておいてください」

差し出されたのはワインとサイダー。

「これは?」

「ワインをサイダーで割るです。ちょっとカクテルっぽくなります」

「へ~…」

それはうまそうだ。

差し出されたそれを受け取り、エリックの待つリビングへ。

促されるままソファに腰をおろせば、グラスがすぐさま用意された。

「酒飲みな面してんだけどなぁ…」

「よく言われます」

ホントに。

さっきも似たようなこと言われたし。

「ギャンブルは?」

「興味ないですね…」

そういえば、一度もやったことがない。

やろうと思ったこともない。

「いいことだ。ギャンブルは身を滅ぼす。しかも酒はやんねぇし、テコンドーと合気道つったか?」

「はい、一応」

「なら申し分ねぇな」

ひとりごとなんだろうけど、言葉の意味が気になる。

ワインをグラスに注ぎながらちらりと視線を送れば、ふっと口端に笑みが浮かんだ。

「もしもチャンドラになんかあったらぶっ殺すからそのつもりでいろよ」

「…はい」

言い方は物騒だけど、優しい人なのかもしれない。

そして、何よりチャンミンを大事に思ってくれている。

「全力で守ります」

「泣かせたら承知しねぇからな」

「はい」

泣かせるなんて、そんなの冗談じゃない。

チャンミンにはいつだって笑っていてほしい。

オレのそばで、ずっと。

「いい面だ」

ふたつのグラスにワインを注ぎ、自分用にはサイダーをさらに注ぐ。

一見、スパークリングワインだけど…味はお子様用だ。

食事を用意してくれているふたりには申し訳ないけど、ふたりで先に乾杯。

グラスを重ね、同時に口へとグラスを運んだ。

若干アルコールの味はするが、飲みやすい。

これならば大丈夫そうだ。

けど、そうやって侮ってると失敗するんだけど。

「あの…聞いてもいいですか?」

こんな機会でもない限り、離すタイミングがない気がした。

だから、聞いておきたい。

この際すべて。

気になっているところを。

「チャンミナの、本当のご両親は…?」

「…死んだ」

チャンミンに直接聞くわけにはいかない。

覚えているかどうかも定かではないし、聞いてもしもそれがきっかけでチャンミンが思い悩むようになってしまったら困るから。

「テロに巻き込まれてな」

「テロ、ですか…?」

「たまたまそれを担当することになったのがオレとヘソン」

「ヘソンさんも外交官だったんですか?」

かぶりを振り、意味深な笑み。

「アイツはICPO」

「…」

驚きに声も出ない。

ただただ目を見開くばかりだ。

「お前、いい反応すんな~」

大笑いされながらも、驚きでそれどころではない。

だって、ICPOって言ったら警察の中でもさらにエリート集団というイメージだ。

ヘソンがそこの所属?

まだほとんどヘソンという人物を知らないけど、そうは見えない。

「ケガが原因で引退して、いまは専業主夫だけどな」

イタズラが成功した子どもみたいだ。

なんて、あとから冷静に思う。

でも、ウソではない…。

たぶん。

直感がそう告げた。

そんなウソをつくような人には見えないから。

「テロの被害者遺族となったチャンドラをオレたちが引き取ったわけ」

「えっと…そ、の…ヘソンさんとは、その前からお知り合い…だったんですか?」

「あぁ。大学の同期でな。そっからの付き合い」

ということは、かなり長く付き添っているということだろう。

「昔から人見知りでな、他に親族もいないから施設に預ける予定だったんだけどさ…」

何かを思い出したように浮かんだ笑顔は、ひどく幼く感じられた。

「あんな可愛いガキ、他にいないと思わねぇ?」

幼いころを知らないからなんとも言えないが、チャンミンはきっと可愛い少年だったとは思う。

いまでも十分可愛いし。

頷けば、より一層笑みが深まる。

「ヘソンと相談して、引き取ることになったんだけど結構大変だったんだ。手続きもそうだし、審査もそうだし」

なんとなく、想像はできる。

だって、いまでこそまだマシだけど、同性愛者に対する迫害は酷かったと聞く。

そんな中で子供を引き取るなんて、かなり難しいだろう。

「だから、とりあえずオレが引き取って、そのあとヘソンと結婚した」

口調からか、それとも表情からか、さもなんでもないことのように語っているけど、ホントは大変だったんだろう。

いまでこそ笑って話せる、というカンジか?

「引き取ってからもチャンドラはかなりの人見知りだし、ホント大変だった。そのくせ、懐いちゃえばあの通りだしな」

「それは…なんとなくわかる気がします」

最初は警戒心むき出しなのに、踏み込んでしまえば甘えん坊。

出逢ったころを思い出し、思わずオレも笑っていた。

「チャンドラも辛い思いしたんじゃねぇかな?親がこれだし」

「パパ、ママって呼ばせないのも、そのあたりが理由ですか?」

「まぁな。だって、男に向かってママはねぇだろ?かといって、ふたりともパパって呼ばせるのもおかしいし」

確かに。

もし呼ぶこととなっても混乱しそうだ。

どっち?って。

「小っちゃい頃の写真でも見るか?」

「いいんですか?」

最初はマフィアかと思って、とっつきづらいと思ったけど…全然だ。

話してみればとてもいい人。

いつの間にか緊張が解けていた。

自宅にでもいるかのように。

なんか、不思議だな…。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

どうなるんでしょうね~(´∀`*)ウフフ

苦労しても引き取りたいくらい可愛かったんでしょうね♡
ま、いまでも十分可愛いんですから、小さいころはもっと可愛かったはず!
溺愛するのもムリはないってカンジです(笑)
イタリア研修、どうなるかな??

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