雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Love Again 65

Love Again




Love Again 65



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



これで2回目。

起き上がれない…。

倦怠感が前回よりひどくて、やっぱり途中から記憶がなくて。

いったい何時に解放された?

覚えているのはユノの激しいほどの愛だけ。

まだ全身に残ってる。

「あ~…ダルイ…」

口にしたところでどうなるワケではない。

既にユノの姿はなくて、ベットサイドにペットボトルとおにぎりがふたつ。

ユノが置いてってくれたらしい。

とりあえず水を口に含んでそっと息をつく。

いま、何時なんだろう…。

生憎と時間を確認できるものが何もない。

携帯電話もカバンの中に入れたまんまだし。

今度、壁掛け時計を買ってこよう。

休みだからダラダラするのはいいんだけど、これではダメ人間だ。

完全に。

でも…とりあえず、もう1回寝ようかな…。

もう少し寝ればちょっとは楽になるんじゃないかな、って。

せめて動けるようにならないと何もできない。

掃除も、夕飯の支度も。

そう結論付け、目を閉じたその時だった。

ふと、どこからかかすかな音が聞こえてくる。

その音を頼りに手を伸ばしてみれば、なぜかカバンに入れっぱなしだったはずの携帯電話。

ユノが移動しておいてくれたのかな?

喜んだのもつかの間。

ディスプレイに浮かんだ名前に心が沈んでいく。

無視、してしまおうか…。

けれど、いま無視してもいつかは連絡を取らなければならない。

このままというわけにはいかないから。

お互いに。

「…」

出なくちゃと頭ではわかっているんだけど、身体が動かない。

画面をタップすればいいだけなのに、指先さえも。

やめよう。

先延ばしにするのは申し訳ないけど、いまはユノとの幸せな生活に浸っていたい。

当初の予定通りもうひと眠り…と思ったんだけど、気になってなかなか寝付けない。

もう一度携帯電話を手にしてみれば、午後4時。

いったい、何時間眠ってたんだ?

もしかして、このおにぎりってユノがお昼休み抜け出して置いていってくれたのかな?

前回もそうだったし。

もう少し早く目覚めていれば逢えた?

わざわざ抜け出してきてくれていたのだとしたら申し訳ない。

ちょっとでもいいから逢いたかったな…。

寝ていたのは自分なのに、そんな自分勝手なことを思ってみたり。

少しだけ現実逃避をしてみて、リダイヤルしようと携帯でDん輪を操作する。

すると、留守番電話が入っていることに気づく。

再生してみて、その内容に目を見開いた。

「…」

言葉を失うくらい驚いた。

どうしよう…。

僕は、どうしたらいいんだ…?

身を起こそうとして崩れ落ち、鈍痛に顔を歪ませる。

動けないなんて言っている場合じゃない。

あんな人、父親だとは一度も思ったことがない。

それは事実。

なのに、何かが身体を突き動かす。

痛みをこらえながら鞭打つように身体を動かす。

ベットから転がるように降り立ち、なんとか立ち上がろうとするけど思うように動かない。

動くたびに痛みが襲う。

「…っ」

とりあえずシャワーを浴びないと。

それから着替えて、向かわなければならない。

でも、バスルームに向かうだけで変な汗がわき出てきた。

何とかたどり着き、うずくまったままシャワーへと手を伸ばした。

まるで全力疾走したみたいに呼吸が荒い。

まだ何も準備できていないのに。

シャワーを浴びるだけでもう体力を使い果たしてしまったカンジ。

バスタオルにくるまってみたけど、リビングに戻る気力もない。

「チャンミナ?」

遠くから声が聞こえてきた。

俯いていた顔をあげ、残っていた力を振り絞るように扉を開けた。

「チャンミナ!」

駆け寄ってきたユノに抱き起こされ、ものすごく遠く感じたリビングへ。

まさに一瞬だ。

「ムリすんなよ」

優しく口づけられ、抱きしめられ、ようやく少しだけ落ち着いた。

「ユノ…」

「ん?どうした?」

「あの人が、倒れたって…」

「え…?」

さっと顔色が変わった。

反射的に緩んだ抱きしめる腕。

咄嗟に、抱き着いた。

首筋に顔をうずめるようにして、しっかりと。

「なんで、かな…?あんな人、どうでもいいって思ってるのに…」

「そりゃ…親、だからだろ?それがどんなヤツだって」

「…」

心のつながりはなくとも、血のつながりはなくならない。

愛情はもらえなかったが、あの人のおかげで何不自由なく生活ができたことも間違いないんだ。

きっと、感謝しなければならない。

その点についてだけは。

でも…。

「行くぞ」

「…」

「行きたいんだろ?」

行きたい、のとはまた少し違う。

でも、行かなければならないと思っている。

あんな人でも、親だから。

「オレも一緒に行くから心配すんな」

くしゃと乱暴に頭を撫でられ、また口づけがひとつ落とされる。

ソファにひとり置き去りのまま、ユノが僕の着替えを手に戻ってくる。

「ひとりで着替えられるか?」

「うん」

いつも通りは無理だけど、なんとか着替えくらいはできる。

ノロノロ、ノロノロと。

着替えが済むと、今度は濡れた髪を乾かしてくれた。

それが終わると当然のように僕を抱きかかえ、車へと向かった。

「どこに向かえばいい?」

「あの人の病院に…」

「ん、わかった」

沈黙が支配する車の中。

でも、手だけはしっかりと繋がれていた。

この場所を訪れたのは、過去数回。

幼いころに1回と、ユノが時期にあった時と、こちらに戻ってきたとき。

計3回しかない。

どれも僕が望んで足を運んだわけではなかった。

だから、ある意味今日が初めてかもしれない。

来ないという選択肢があったにも関わらず、自らの意思でここへ来たのは。

「大丈夫か?」

「…うん」

大丈夫ではないけど、行かなくちゃ。

まだ心のどこかに迷いはあるけど、ここまで来て帰るわけにもいかない。

「チャンミナ」

助手席へと回ってきたユノが手を差し出す。

でも、なかなかその手が取れない。

ユノの優しい笑顔を縋るように見つめていると、強引に引き寄せられ、抱きしめられた。

「心配すんな。オレがいるだろ?」

「…」

そう、か…。

ひとりじゃないんだ。

もしも何かがあったとしても、ユノがいてくれる。

「オレが守るから。絶対に、何があっても」

「…うん」

そのまま車から降ろされ、そっと唇が重なった。

額を重ね、息が触れる距離で微笑み合って。

「行こう」

その言葉に、頷いた。

また少し落ち着いて、同時に不安が芽吹く。

ホントに、倒れたのか…?

僕を呼びだすためのウソ、とかじゃないよね…?

もしもこれが僕を呼びだすためのウソだとしたら、たぶん僕は二度とあの人と会うことはないと思う。

最低だと、言い残して。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

これでウソだったら…ね~(;^ω^)
もう、救いようのないあほんだらってことです(笑)
いったいどうなるのかな~?

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