雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Love Again 66

Love Again




Love Again 66



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



昼休みを抜け出して様子を見に来てみたけど、まだ眠っていた。

起こそうかとも思ったが、食べるものだけおいてしばらく寝顔を見てから仕事へ戻って。

でも、やっぱり気になって仕方ない。

定時で仕事を切り上げて、慌てて帰宅した。

ベットにいるだろうと思ったけど、もぬけの殻。

水は飲んだ形跡があるものの、食べた形跡はなく…。

不安がよぎり、思わず名前を呼んでいた。

すると、背後でかすかな物音が聞こえてきた。

踵を返し、音がするほうへ。

すると、チャンミンはバスタオルにくるまったまま、青ざめた表情でこちらを見ていた。

いた…。

それだけで安堵する。

とりあえずとソファへ移動して、抱きしめて…そして、ことの経緯を聞いた。

正直、驚いた。

同時に、疑った。

ホントに倒れたのだろうかと。

確認するには、入院したと言われる病院へ行くしかない。

動揺を露わにしているチャンミン。

迷っているのはすぐにわかった。

優しいチャンミンはそのまま放置することもできないから。

だから、背中を押した。

このまま無視をして、行かないという選択をしたならきっとチャンミンは自分を責めるだろうから。

もちろん、倒れたという情報が本当だったら、の話だけど。

ま、何があってもオレはチャンミンを手離すつもりは毛頭ない。

車で入院していると言われている病院へと向かい、手を取りあって歩きだした。

表情は、硬い。

緊張しているのは明らかで、かといって気の利いた言葉も出てこない。

できることといえば、そばにいると言葉ではなく身体で伝えるだけ。

支えるために沿えている腰を抱き寄せ、髪へと口づけた。

院長であるその人が入院しているのは特別室。

物音ひとつしない廊下を、ふたりの足音だけが響く。

そして扉の前で足を止めて、深呼吸するチャンミンを見つめた。

大丈夫か、とは聞けなかった。

だって、大丈夫じゃないだろう?

普通。

目を閉じてゆっくりと呼吸を繰り返すチャンミンをただ、見守る。

そして、再びまぶたの裏から瞳が現れると、手を伸ばした。

静かに扉が開いていく。

中にはひとり、見知らぬ女性が立っていた。

誰?なんて聞かなくてもわかる。

「チャンミンさん…」

「…」

チャンミンはただ小さく会釈しただけだった。

まるで、単なる顔見知りくらいなカンジで。

「狭心症、だそうです」

「…」

狭心症っていうのは、なんとなく聞いたことがある。

でも、実際どんな症状でなぜ発症するのかは、知らない。

「動脈硬化も認められているそうで、心筋梗塞になる可能性も高いと」

「そうですか」

チャンミンの声は静かだった。

でも、絶対に動揺しているはずだ。

取り繕っているだけで。

「これから、どうされるつもりですか?」

「どう、とは?」

「お父様が仰ってました。離婚をしてもらうことになるだろう、と」

そこまで、話していたのか…。

きっかけはきっと、先日のチャンミンとのやり取りだろう。

「私は別にかまいませんけど」

あっさりしてるな…。

この人はたぶん、チャンミンを好きで結婚したわけではない。

チャンミンと同じく。

「でも、離婚するなら早めにしてくださいね?」

「できればすぐにでも」

「わかりました」

離婚っていうのは、そんなにあっさりとするものなのか…?

お互い、愛情はないからなんだろうけど、あまりにも淡白すぎる。

もちろん、オレとしては離婚に賛成だけど。

だって、これでようやくチャンミンはオレのものになる。

こんな状況の中そんなことを考えているオレはなんて自己中なんだろう、と思いながらも。

「これ、お父様が用意してくれていたんです。私はもう記入しましたので、あとはお願いします」

「わかりました。明日にでも提出しておきます」

ホントに離婚の話をしているのか…?

疑いたくなってしまう。

「ねぇ、チャンミンさん」

「…?」

「私たち、結婚した意味あったのかしら?」

女性の問いかけ。

まるで、他愛のないことを聞くように。

「お父様にお願いされて仕方なくではあったけれど、いつかは本当の家族になれればと思っていたわ。チャンミンさんは?」

「そんなこと、思ってたんですか?ほとんど家に帰ってくることもなかったあなたが」

「確かに、その通りね。でも、仕方ないでしょう?私たち、好きな人は別にいたんだから」

「なら、先ほどの問いかけ自体に意味はないんじゃないですか?」

チャンミンの言葉はもっともだ、と思った。

お互いに好きな人がいた。

そして、彼女はほとんど家に帰ってくることはない。

にもかかわらず、本当の家族になれればと思ってたと言われても説得力すらない。

彼女は、何がしたいんだろう…。

「チャンミンさんが私だけを見てくれるようになったら私も頑張ろうと思っていたの。でも…頑張ることじゃないのよね。人を好きになるって」

その通りだ。

誰かを好きになるのに、理由なんてない。

オレがチャンミンを好きになったように、チャンミンがオレを好きになったように。

「でもね、私…少し嫉妬してたのよ?チャンミンさん、あのトラのぬいぐるみを片時も離さないから」

「…」

「本気で捨ててやろうかと思ったわ。やめたけど」

そんなことを思ってたのか…。

可愛い顔をしている癖に、なかなか怖いことを言う。

「だって、私も彼からもらったものを捨てられずにいるんですもの。それに気づいて、わかったの」

そう呟いて、ふわりと笑った。

たぶん、普通に見たら魅力的な笑顔なんだろう。

オレにとっては、意味がないけれど。

「きっと、私たちは別れることになるだろうって。やっぱり、無理なのよね。愛のない結婚なんて。両親のためにと思ったけど、私には無理だわ。好きな人と一緒にいたい。愛する人と家庭を築きたい」

「僕も…そう思います」

一瞬、強く手を握られた。

だから、オレも強く握り返す。

同じ気持ちだから。

「いい経験になったわ。お幸せに」

「あなたも」

さようならも、ありがとうも、ごめんなさいもない。

家族であるはずなのに、完全に他人だ。

「ねぇ、チャンミンさん」

「…?」

「チャンミンさんはなぜ一度も私の名前を呼んでくれなかったの?それがね、少しだけ寂しかったわ」

聞いておきながら、答えを待たずして彼女は去っていった。

一度も振り返ることなく。

呆気ない、な…。

「なんか…呆気ないね。離婚って、こういうものなのかな…?」

心を読まれたような問いかけに目を見開いた。

振り返ったチャンミンは少し寂しそうで、でも微笑んでいた。

「後悔してる?」

「してないよ。後悔は、ない」

真っ直ぐな眼差しに迷いはない。

でも、かすかに悲しみの色が見え隠れしている。

愛はないとはいえ、夫婦だったんだ。

何も感じないわけがない。

「これで、ようやくユノと正面から向き合える」

「え?」

どういう意味だ?

いままで向き合ってなかった、ってことか??

「やっぱりね、ちょっと後ろめたかったんだ。ユノと一緒にいたいのに、僕には奥さんがいるって。もちろん、戸籍上だけのことで、夫婦らしいことなんてなにひとつなかったけど」

そういう、意味か…。

ちょっと焦った。

「ユノ」

「ん…?」

「そばにいて、いい?こんな僕だけど…これからも、ずっと」

「当たり前だろ?」

また離れ離れなんて冗談じゃない。

心のままに告げれば幼い笑顔が浮かぶ。

可愛らしい、あのころと変わらないその笑顔に胸がときめく。

「指輪、買いに行くか?」

「いっぱいお金使っちゃったから、少し貯めてからね」

「嫌だ。すぐ買いに行く」

こんなところで、なんの会話をしてるんだろう…。

すぐそこでチャンミンの父親が眠っているというのに。

「ダメ」

頑固だ…。

ついさっきまでものすごく素直だったのに。

「節約しないと。あの土地、買えないでしょ?」

まだいくらかもわかってないのに、もう購入する気になってる。

もちろんオレも買う気だけど。

「土地の値段を考えれば指輪くらい大した金額じゃないんだし、いいじゃん」

「ダ~メ」

「チャンミナぁ…」

「僕にはユノのネックレスがあるからいいの」

「オレは?オレにはなんにもねぇじゃんっ」

それはズルイってもんだ。

責めればイタズラッ子のように笑う。

あ~…そういえば、そうだった。

チャンミンってこういうヤツだったよな…。



to be continued.








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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

病院ですね~(´∀`*)ウフフ
とりあえず、誰も見てなきゃイイんじゃないかな~(笑)
でも、お父様まるで無視ってのはどうなんでしょう(;^ω^)
なんで一度も名前呼ばなかったんでしょうね~?

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

あっさりすぎる気がしないでもないですが(笑)
まぁ、元々愛のない結婚ですから、当然といえば当然?
お父様、きっとショックだったんでしょうね~…(;^ω^)
チャンミン君のためにやってきたことが全否定されちゃったわけですから(-"-)
指輪を欲しがるユノ様と、既に奥様気取りのチャンミン君♡
既に尻に敷かれているようなwww

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