雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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DARKNESS EYES 8

DARKNESS EYES1




DARKNESS EYES 8



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



それからチュンジェとチャンミンは被害者が担当していた作家の住所を調べ、当たることとなった。

市内に住んでいる人もいれば、郊外に住んでいる人もいる。

たった3人に話を聞くだけなのに1日がかり。

取り寄せた作家の資料をパソコンで確認したチャンミンは人知れず目を輝かせた。

その中のひとりは、好んで読んでいる小説家だったから。

仕事とはいえ、その人に逢える。

私情を挟むのはよくないが、それでもファンにとっては嬉しいことだった。

「オレ、全然本読まないんだよね…。チャンミンは?」

「僕は本が好きなので」

「じゃあ、知ってる人もいる?」

「はい」

素直にそう告げた。

隠すことでもなかったから。

「私情は挟んじゃダメだよ?」

「はい」

それは重々承知している。

いや、そもそも社会人としての常識だ。

遠くから回って行こうとひとり目、またふたり目と聴取を行っていく。

けれど当然のことながらめぼしい情報はない。

最後との作家を訪問する頃にはすでに夕方も遅い時間になっていた。

人気の作家だけあって、広くて豪華な家だ。

庭には緑も多く、都会であることを忘れてしまうくらい。

呼吸を整え、インターホンを押して待つこと約1分。

不在かと思ったが、マイクから声が聞こえてきた。

『どちら様ですか?』

「警察のものなのですが、少々お話を…」

『あぁ…ちょっと待ってください。いま、開けます』

やけに緊張する。

私情を挟むつもりはないが、やはり高揚しているのだろう。

落ち着かせるように細く息をつき、緩んだネクタイを閉めなおす。

気を引き締めるために。

「お待たせしました」

「…」

正直、驚いた。

作家という仕事からか、もっと気難しくて大人の人を思い浮かべていたから。

しかし、現れたのはさほど年齢の変わらない青年。

無造作な黒髪に、黒縁メガネ。

背は高く、身体つきも意外とがっしりとしている。

しかも、シャワーを浴びていたのか髪が濡れていて、妙に色気がある。

同性なのに少し心揺さぶれるほど。

「チョン・ユンホさん…でよろしかったですか?」

「はい。どうぞ、中へ」

「失礼いたします」

中は、驚くほど殺風景だった。

これほど広いのに、生活のほとんどはリビングでしているようだ。

集中的に生活感が漂っている。

「あ、適当に」

適当にと言われたが、座るスペースはない。

あるとすれば、じかにフローリングへ腰を下ろすしか。

何しろ唯一座るべき場所と思われるソファには毛布がたたまれている。

「キムさんの件、ですよね?」

「はい。もう、ニュースでご覧になりましたか?」

問いかけに小さくうなずき、目を伏せる。

想いを馳せるように。

「オレがデビューするきっかけをくれた恩人なんです。だから、なんていうか…」

「お気持ち察し致します」

みな、一様に同じことを言っていた。

「同姓同名の別人だと思いたかったんですけどね」

寂しげにそう呟き、そっと息をついた。

心底残念そうに。

「あ、すみません。勝手に話しちゃって」

「いえ…」

前者2名と同じ内容を確認し、聞き取りは終了となった。

「チョンさん」

「はい」

「なんかね、この子がファンなんだって。サインとかもらうことできる?」

「チュンジェさん!?」

私情を挟むなとくぎを刺したのはチュンジェのはず。

なのに、いったいどういうことだろう。

チャンミンは驚きを隠せず、うろたえている。

「オレの?ホントに?」

「は、はい…。なんていうか…主人公が、気になるんです」

「…?」

首を傾げられ、視線で先を促される。

仕事中にこんな話をしていていいのだろうか…。

しかし、この機会を逃したらきっと二度と逢うことはないだろう。

「どの主人公も魅力的なんですけど、何か人には理解しえない闇を抱えているみたいで」

「闇?」

「えっと…すみません、うまく言えないんです。なんていうか…危ういところに立っているみたいな…」

「へぇ…」

メガネの奥で、青年の目がわずかに光った気がした。

そして、かすかに口元へ笑みが浮かぶ。

「シム・チャンミンさん…でしたっけ?」

「はい」

「できれば今度はプライベートで話してみたいな」

歌うように囁き、静かに立ち上がる。

そしていったんリビングから姿を消し、戻った彼の手には本が1冊とサインペンが1本。

ひざを机代わりに本を広げ、慣れた手つきでサインを記していく。

「どうぞ」

「あ、ありがとうございます」

「よかったら連絡して?携帯番号書いといたから」

「え?」

慌てて本を広げてみれば、サインの下へ確かに数字が並んでいる。

しかも、ちゃんと”チャンミンさんへ”と記された上で。

「今度、飲みに行こうよ。事件が落ち着いたら」

「は、はい!」

大きく返事をする様は、憧れのヒーローに逢った子どものようだ。

サインの入った本を両手で抱き、目を輝かせて。

「じゃあ…また、お話を聞かせてもらうことになるかもしれませんので、その時はよろしくお願いします」

「わかりました。いつでもどうぞ。大概は家にいますんで」

まだ湿っている髪をかきあげ、静かにほほ笑む。

いまだ少年のような顔をしているチャンミンを見つめ、さらに笑みを深めた。

「連絡、待ってるから」

チャンミンにだけ聞こえるように、囁く。

驚いたように身を震わせながらも憧れの作家と知り合えたことがもたらす喜びを隠しきれるわけがない。

「はい」

深く頭を垂れ、笑顔で去っていく。

先に車へと乗り込んだチュンジェにお礼を言い、もらった本はカバンの中。

家に同じ本はあるが、これは宝物。

他にはない1冊だから。

帰ったらさっそく連絡先を携帯電話に登録しよう。

落ち着いた暁には、すぐにでも連絡ができるようにと…。



to be continued.








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Re: キターーーーーーー(*゚∀゚*)

ひ◇み 様

満を持してのユノ様登場♡
容疑者ではなく、事件関係者ですね~(´∀`*)ウフフ
さっそくユノ様はチャンミン君を気にいったご様子(笑)
チャンミン君は最初から憧れているワケだから…( *´艸`)
チュンジェさんのおかげでお近づきになれて、とりあえずは万々歳(≧▽≦)

コメント

Re: こんにちは。

け◇こ 様

ようやくユノ様登場♡
今回は作家さんです(笑)
どうやら事件関係者のようですね~(´∀`*)ウフフ
いったいどうなるのかな??
お楽しみに~(≧▽≦)

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ユノ様がようやく出てきました!
今回は小説家♡
意外と手が早いご様子です(笑)
いったいどうなるのかな~?
なんか妖しさ満載ですがwww

なにやらチュンジェさんの株が上がったご様子(´∀`*)ウフフ
いい上司でしょう?

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