雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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metropolis 20

metropolis 20

翌日、オレたちは約束通り指輪を買いに街へと出た。
一応それなりに顔は知られているため、帽子を目深にかぶって。

「ユノ…」

「ん?」

また夕暮れ前の街。

いまオレたちがいるのは道の両脇にお店が軒を連ねる場所。

狭い歩道はたくさんの人々が行き交い、みな一様に楽しげで、手にはたくさんの荷物を提げている。

「手…」

「大丈夫だって。誰も見てないから」

そう。
これだけ人目のある場所で、オレたちの手はしっかりと繋がれていた。

もちろん離すつもりはないし、隠すつもりもない。

「でも…」

「手離すんなら、10分毎にキスするけど?」

「…っ」

それで責めてるつもり?

ビクっと身体が揺れ、瞳が潤みだす。

上目づかいで、そんな濡れたその大きな瞳で見つめられたって逆効果だけど。

「どっちがいい?」

答えなんて聞かないでもわかってる。
ぎゅっと手を握り直し、膨れたその顔を覗き込んだ。

「ほら、行くぞ?」

「ユノのイジワル…っ」

言種に声を立てて笑い、つないだ手を引き寄せてそっと口づけた。

「ユノっ」

「なんか、チャンミナ見てるとイジワルしたくなるんだから仕方ないだろ?」

「僕だけ…?」

「チャンミナだけだよ」

まだ唇は少し尖っているものの、かすかに微笑みが浮かぶ。

いま、この時間を楽しむように肩を並べてゆっくりと歩いていく。

そして目的の場所へと到着し、白を基調としたその店へと迷わずに入っていった。

「ユノ…」

中はカップルばかり。
当然だ。

ここはブライダルアクセサリー専門店。

「大丈夫だから、こっちおいで」

一度、このショップの契約モデルをしたことがあった。

その伝手を頼って連絡したのが今日の午前中。
快い答えに安堵し、こうして店を訪れた。

「いらっしゃい、ユンホさん」

「お久しぶりです。今日は無理言ってすみません」

「いいのよ。ほら、座って。さっそくイメージを形にしていきましょう?」

後ろへ隠れるように佇んでいたチャンミンを振り返れば、眉を下げ、不安げな表情がそこにあった。

「チャンミナ?」

なんでもないとかぶりを振り、俯く。
落ち込んでいるのは明らか。

でも、その原因がさっぱりわからない。

「どうした?チャンミナ」

問いかけてもやはりかぶりを振るだけ。
困惑していると、彼女はかすかに笑い声が聞こえてきた。

「本当にユンホさんは鈍感ね~」

「え?どういう意味?」

彼女はすっと1歩前へ出て、チャンミンを見つめた。

「心配しなくて大丈夫よ?私はこの店のオーナーで、ユンホさんとは仕事の関係だけよ?昨年、うちのブランドの専属モデルをしてもらっていたの。その時にね、運命の人を見つけたらぜひ私に指輪を作らせてってお願いしてたのよ」

少し血の気の失せていた顔に赤みが差し、今度は俯いていく。

「チャンミナ…。もしかして、なんか勘違いしてた?」

問いかければちらりと濡れた瞳がオレを見つめる。
申し訳なさそうに肩を落とし、まだかすかにつながれていた手がぎゅっと握り返された。

「少しはオレのコト信用しろよ…な?」

「…うん。ごめんなさい…」

たかだか数日で不安を払拭できるはずもない。
少し寂しい気もするが、ここで焦っても仕方ないし、今後の課題だと思う。

オレが、どれだけ本気でチャンミンを愛しているのか。
それを示すことが。

「ユンホ君、べた惚れね」

当然だと迷うことなく頷き、まだ落ち込んでいるチャンミンを白いソファへと座らせた。

「で、どういうのにするの?」

早速と過去デザインをした写真を乗せたファイルと、いくつかのサンプルをガラスのテーブルへと並べていく。

「チャンミナ、どういうのがいい?」

「え…?僕…?」

「ふたりでつけるんだから、ふたりで選ばないと。な?」

その言葉に小さく頷き、躊躇いながらもファイルへと手を伸ばす。

「綺麗…」

1ページ1ページ、ひとつひとつ、ゆっくりと丁寧に見つめていく。
顔を寄せ、一緒になってたくさんの写真を見つめる。

「「あ…」」

合わせたわけではなく、オレたちの声が重なり合った。
思わず顔を見合わせれば、唇が触れそうになりチャンミンが慌てて飛びのいた。

「そんなに避けないでもよくない?結構、傷つくんですけど…」

「ご、ごめんなさい…」

真っ赤な顔を見れば、嫌で飛びのいたわけじゃないのはわかる。
肩を落とすチャンミンの頭を撫で、ぐっと肩を引き寄せた。

「ユ、ユノ…っ」

「どれ?」

「え…?」

「なんか気に入ったのあったんだろ?」

ちらちらと窺うような視線。
別に起こっているわけじゃないと微笑み、髪を優しく撫でた。

「ユノも、あったんでしょ…?」

「一緒に指さす?」

「うん」

せーので合わせて指をさす。
くしくもそれは同じもの。

思わず顔を見合わせて笑いあった。

「ホント、ラブラブね~…。羨ましい」

「いいだろ?」

「はいはい。また可愛い彼が真っ赤になっちゃってるわよ?」

振り返れば本当に耳まで真っ赤になった顔。
それすらも可愛いなとか思ってしまう。

「じゃあ、デザインはこんな感じで。長く使うからプラチナがいいかな?」

「内側に何か彫る?名前とか、記念日とか」

「オレたちの名前入れて…って、悪い。オレ、また勝手に決めちゃって」

ふわふわの黒髪を揺らしながらかぶりを振り、嬉しそうに微笑む。

「いい?」

「うん」

やっぱり、オレたちは出逢うべくして出逢った。

握った手はそのままに、オレは嬉しそうにサイズ確認するチャンミンをいつまでも見つめていた。

21へ続く。



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コメント

ラブ・ラブですねぇ~。うん!愛があります・・・。
でも、幸せすぎるとなんだか。。。って心配になるんですけど。

コメント

Re: タイトルなし

yumi 様

らぶらぶホミンでございます~♪
これからどうなるのか…お楽しみに~( *´艸`)

コメント

コッチの水は~♬

彼方と此方のお話のギャップがぁ〜(≧∇≦)!!毎晩楽しみー!!

コメント

Re: コッチの水は~♬

ジェイソン様

metropolisのふたりは順調です~( 〃▽〃)
ですが…(^w^)

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