雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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DARKNESS EYES 12

DARKNESS EYES1




DARKNESS EYES 12



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



休み初日は調書を読みふけり、夜更かししてしまったことで起きてみれば正午少し前。

チャンミンは慌てて飛び起きた。

慌てて身支度を整え、携帯電話と財布を手に家を出る。

道すがらSNSを送ればすぐに返事があった。

『気を付けておいで』

その言葉に微笑み、行く途中にあった店に目を止めた。

思いついた言葉をそのまま投げかければ、またすぐに返事がある。

『お願いできる?そういえば、昨日から何も食べてないや』

返ってきた言葉に笑みを浮かべ、昼時ということもあって賑わうその店へと足を踏み入れた。

何がいいのだろうか…。

まだ、知り合って間もないため、好みもわからない。

いくつか購入して、選んでもらおう。

余ったものは持って帰って夕飯にすればいい、と。

結局5つも弁当を購入し、彼の元へと向かった。

インターホンを押せばすぐさま扉が開き、チャンミンの手にあるお弁当を目にして驚く。

「買いすぎじゃない?」

「ユノさんの好みがわかんなくて…。だから、選んでください。余ったのは持って帰って夕飯にするんで」

「オレ、好き嫌いないから大丈夫。それと、ひとりの食事に飽きてたんだ。だから、夕飯も一緒に食べてくれると嬉しいんだけど?」

「はい」

確かに、ひとりの食事は味気ない。

独り暮らしで独身のチャンミンにとっても同じだった。

ユノに招かれるまま部屋へと上がる。

通されたリビングはこの前初めて訪れたときのままだ。

「あぁ、悪い。いま片付けるから」

「大丈夫ですよ」

「大丈夫じゃないだろ?せめてソファをソファらしくしないとな」

言うや否や、端っこにまるめてあったふとんを床の上へ。

どうやらこれで終了らしい。

座るスペースはできたが、片付けとは言えない。

でも、彼らしいと思う。

知り合ってまだ数日だけど、その飾らない姿が。

「彼女とのデートは楽しめた?」

「ユノさんのこと、カッコイイって言ってました」

「オレ?」

「うん」

少し照れくさそうに鼻を指先でかき、苦笑い。

その様が可愛くて、チャンミンもまた少し微笑む。

「ありがとう、でいいのか?それもおかしい気がするんだけど。ま、いいや。とりあえず座れよ」

「はい、失礼します」

勧められるままソファへ腰を下ろせば甘い香りがふわりと漂う。

彼の体臭だろうか。

心を穏やかにさせるような、とてもいい香りだ。

「お弁当、どれがいいですか?」

5種類のお弁当を並べ、選択を促す。

彼が選んだのは洋風弁当だった。

「ハンバーグ、うまそう」

「じゃあ…僕はこれにします」

そして、チャンミンが手に取ったのはプルコギ弁当。

「それもうまそうだな」

「少し食べますか?」

「いいの?」

「うん」

やはり、自然と話せている。

いつもいろいろ考えすぎてなかなか言葉が出てこないのに。

彼は、不思議な人だ。

そばにいるだけで余分な力が抜け、自然体でいられる。

「チャンミンはどこに住んでるの?」

「僕は、職場に近くにあるマンションに住んでます。ここから歩いて15分くらいでした」

「じゃあ、割合近い?」

サラダを口に含んだまま、小さくうなずく。

「今度、遊びに行こうかな?」

「ユノさんさえよければ。僕も勝手気ままな独り暮らしなので」

大学に入学してからずっと独り暮らし。

1度だけ実家に帰ったが、相変わらず誰もいなかった。

帰る意味がわからず、それ以来帰るのをやめている。

「両親は?」

「幼いころに離婚して、父に引き取られました。とはいえ、仕事が忙しくてほとんど帰ってこなくて…。だから、実質的には祖母に育ててもらったカンジです。その祖母も亡くなってしまいましたけど」

「そっか…。じゃあ、似たようなもんだな。オレも両親いないから」

「そうなんですか?」

妙な縁を感じた。

もちろん、両親がいなかったり、片親だったりはさほど珍しいことではないのかもしれない。

でも、類似点があることで結束を感じてしまう。

同じとまではいかないが、似たような経験をしてきたのだろうと。

やはり、親がいないというだけで偏見を持たれてしまう。

悪いことなんかしていないのに。

「もっと教えて?チャンミンのこと」

「ユノさんも教えてくれますか?」

「もちろん。チャンミンが望むなら、いくらでも」

「意味深な言い方」

ふふふっと声を立てて笑えば、ユノもまた笑う。

食事をしながら互いのことを取りとめもなく話す。

子どもの頃はこうだったとか、ああだったとか。

気づくとチャンミンばかりが話していて、ユノはただ聞いていた。

じっと見つめて、時折頷きながら。

「チャンミンって結構、ブラコン?」

「あ~…かもしれないです。しょっちゅう、ひょんの後を着いて回ってました」

懐かしむように語っていた表情が一転、影が落ちる。

想いを馳せるように遠くを見つめるその横顔を見つめていたユノは手を伸ばし、肩を抱き寄せた。

「ユノさん?」

「ひょん、って呼んでみない?」

「ユノ、ひょん…?」

「さん付けよりイイな。新密度が増したカンジ」

にこっと微笑み、あろうことか髪へ口づけ。

驚き、逃げようと手足をばたつかせてみるがユノは離してくれない。

「ユノひょんっ」

責めるように呼んでみても、楽しげに笑うばかり。

まるで、ホントの兄弟のようだ。

じゃれあい、遊んでいる。

「顔が真っ赤だ」

「ユノひょんがバカなことするからですっ」

「酷い言われようだな。少しでもチャンミンと親しくなりたいだけなのに」

髪だけでは飽き足らず、頬にも口づけ。

もう、抵抗する気力も失せたのか、ユノへともたれかかってだらけモード。

「ひょんと、ちょっとだけ似てます」

「そう?」

「うん。スキンシップが多いところとか、強引なところとか」

巻きついた腕の触れ、ぽつりと呟く。

おそらく、実の兄と過ごした時間を思い出しているのだろう。

「この間も言ったけど、チャンミンさえよかったらお兄ちゃんになるよ?オレ、チャンミンみたいな弟が欲しかったんだ」

後ろから抱き締められ、肩口に顎が乗る。

耳元で聞こえるかすかな呼吸。

背中にぴったりと寄り添うぬくもり。

「ホントに、ひょんになってくれる?」

「もちろん」

もう一度頬へ口づければ、幼い笑みが浮かんだ。

警戒心など一切ない、無防備なその顔。

「不思議だな…。まだ、出逢って間もないのに」

「そんなもんだろう?人生なんて。何があるかわからないからおもしろい」

当然のようにそう言い放つ。

確かにその通りだ。

1秒先に何が起こるかもわからない。

とはいえ、ふたりの距離は急激に近づきすぎている。

まるで、そう仕向けられているかのように。



to be continued.








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