雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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DARKNESS EYES 14

DARKNESS EYES1




DARKNESS EYES 14



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



もっと話がしたい。

もっと、ユノのことを知りたい。

その強い欲求があり、いつもなら眠る時間になってもソファでただ身を寄せ合い、言葉を交わした。

「続きはまだ今度」

ユノにそう言われ、つまらないと思ったのもまた事実。

でも、明日は仕事だ。

また何時に帰れるかもわからない。

「一緒に寝ていい?」

ふとんを敷こうと思った時、ふとそんな問いかけが降ってきた。

ベットはダブルサイズ。

眠れないことはない。

でも、よく知らない人がそばにいると眠れない。

「うん」

けれど、ユノならば大丈夫だと思った。

シャワーを浴びて、ひとつのベットへもぐりこむ。

ソファでそうしていたように後ろから包まれて。

「ひと肌って、いいな」

「…?」

「あったかい」

首筋に触れる生暖かい吐息。

身体の形がわかるほどに抱きしめられて、ぴったりとくっついて。

「初めて思った」

まるで独白だ。

低く、落ち着いた声音が心地よい。

おそらく、ぬくもりのせいもあるのだろう。

眠くはなかったはずなのに、どんどんまぶたが下がっていく。

次第に、穏やかな寝息が聞こえてきた。

「…」

閉じていたまぶたを開き、暗闇の中に浮かぶまるい後頭部を見つめる。

視線は固定したままに、手を動かした。

ゆっくり、ゆっくりと。

「ん…」

Tシャツをたくし上げるように、上へ。

目を閉じ、指先へと神経を集中させてその肌を堪能する。

細い割に意外としっかりしている。

ひとつひとつ確かめるように滑らせていく。

そして、首筋へ顔を埋めるようにしてその香りを吸い込んだ。

いままで、知らなかった。

ひとのぬくもりがこんなにも気持ちいいものだとは。

興味もなかったから。

何もかもが初めて。

こんなにも人に対して興味を覚えるのも、一緒にいたいと思うのも、知りたいと思うのも。

それこそ、すべて。

なんでも知りたいし、できるなら自分のものにしたい。

どうすれば自分のものになるのだろうか…。

肌に触れながら考える。

けれど、明確な答えが思いつかない。

当然だ。

初めてのことなのだから。

だから、手探り状態。

面倒だと諦めることもできない。

どうにかして、手に入れたい。

「困ったな…」

そう呟く表情はどこか楽しそうでもある。

すぐに答えは出ないし、考えたところでわからない。

とりあえずは様子を見よう。

もっとチャンミンに好かれるよう努力しよう。

そう心で呟き、チャンミンの後を追いかけるように夢の中へと旅立った。

気づけば朝。

遠くから呼ぶように鳴り響く音がふたりを揺り起こす。

「ん…」

「…」

「ユノひょん…?」

寝たとき同様、ぴたりと寄り添ったまま。

チャンミンの呼びかけに、ゆっくりと頭が持ち上がっていく。

「おはよう」

「…」

虚ろな瞳。

まだ寝足りないと言わんばかりにまくらへ逆戻り。

「ひょん」

どうやら寝起きは悪いようだ。

一度は開いたまぶたが再び閉ざされていく。

「ひょん、起きて?」

起きる時間も眠る時間も基本的に自由。

だから、目覚ましをかけて眠ることなどないし、目覚ましで起きることもない。

完全に自由。

しょうがないと、先に起きようと思ったが絡み付いた腕が離れてくれない。

「ユノひょんっ」

「…」

反応は皆無。

そのくせ、腕の力は異様に強い。

指を1本1本解き、離れようと試みるがダメ。

深いため息を吐いて、ユノを振り返った。

このままでは遅刻してしまう。

どうしようかと真剣に悩み始めたその時、唐突に腕が緩んだ。

するりと抜けだして振り返れば、ぼんやりとユノが天井を見上げている。

「もう少し眠る?」

「ん…」

「じゃあ、カギをテーブルに置いておくね?今度会う時に返してくれれば大丈夫だから」

「…」

伸びてきた手が包み込むように頬に触れる。

「ユノひょん?」

しかし、寝ぼけているのか反応はない。

ぼんやりと開いていたまぶたも閉ざされ、規則正しい呼吸音だけが聞こえてくる。

そんなユノを見つめ、そっと微笑む。

起こさないようにと寝室を出て、仕事へ行く準備。

簡単に朝食を作って、ユノの分にはラップをかけて。

できればふたりで食事をしたかった。

もっと時間があったなら、もっとたくさんのことを話せたのに。

空席を見つめながら朝食を済ませ、後片付けをしてからジャケットを羽織る。

出かけ間際、寝室を覗き込めばまだ寝息が聞こえていた。

「行ってきます」

無言で出かけてしまうのは寂しく思えて、囁くようにそう告げた。

そして静かに扉を閉め、カバンを手に家を出る。

今日からまた仕事。

忙しい毎日が始まる。

出勤してみれば、庁内は騒然としていた。

「おはようございます。何かあったんですか?」

「容疑者らしい人物が映ってる映像が手に入ったんだ」

簡潔にチュンジェがそう告げた。

おそらく、映像の確認へ行くのだろう。

荷物を引き出しへ入れ、慌てて後を追いかけた。

「チュンジェさん。どっちの事件の映像ですか?」

「貯水池に沈められてたほう。確定はできないけど、確認はしないとね」

「はい」

捜査本部にはたくさんの捜査員が詰めかけていた。

白いスクリーンが用意され、いままさに公開されようとしている。

「これは被害者発見現場の最寄にあるNシステムの映像です。時間は深夜1時48分。ちょうど貯水池方面へと向かって走る車両が映し出されていました」

いままでわかっている情報と言えば、被害者はすべて10歳前後の少年であること。

臓器は抜かれており、エンバーミングが施された形跡があると。

つまり、殺害後どこかで保管されていた可能性がある。

それからあの貯水池に遺棄されたと推測される。

たくさんの捜査員が現場付近のNシステムすべての映像を解析。

その中から見つかったらしい。

時間にして、10秒足らずの映像。

しかし、捜査員にとっては犯人逮捕の糸口となる。

全員の視線がスクリーンへと集中する。

そして、その映像が流された。



to be continued.








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