雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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DARKNESS EYES 22

DARKNESS EYES1




DARKNESS EYES 22



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



犯人は、巧妙だ。

頭が切れる。

単なる猟奇殺人ではない。

まさに”異常犯罪”と言えよう。

捜査員に残された糸口は、Nシステムに映っていた人物だけ。

もちろん、異常犯罪チームだけは別視点からの捜査を試みていた。

しかしながら、これというものは見つかっていない。

何しろ、保管してあったものと新しく取り寄せたものを合わせて優に300時間は超えている。

手分けして確認するも、長時間に及べば集中力は欠如し、大事なものを見落としてしまう可能性もある。

1課の捜査報告を受けながらも、チームは全員映像確認を続けた。

就業中、ずっと画面を見続けている。

誰もがもう何も見つからないだろうと諦めていた。

「チャンミン」

「…?」

チャンミンもまたその中のひとり、

自分で言いだしたこととはいえ、見つからないかもしれないと。

「1課が引っ張ってきたよ。任意同行、って形だけど」

その言葉に目を見開く。

何しろ、物証は何ひとつない。

単に映像に映っていた人物と似ているというだけ。

いったい、どうするつもりだ?

証拠もないままに事情聴取を行っても無意味だ。

自供を取るつもりか?

けれど、いまや自供だけでは証拠とはなりえない。

「いま事情聴取しているらしい。行こう」

「はい」

チュンジェに促され、慌てて後を追った。

取調室へ向かう間も険しい表情。

おそらく、ふたりともに同じことを考えているのだろう。

取調室の脇にある小さな部屋。

扉を開けば、たくさんの捜査員が詰めかけていた。

中には管理官もいる。

やはり、気になるのだろう。

任意ということもあり、そこまで厳しい取調べは行われていない。

ただ、身元確認の住んだふたりが失踪したと思われる日にどこで、何をしていたのかなど、差支えない質問を投げかけている。

しかし、返事は曖昧なものだ。

「覚えてないです」

当然の返答だと思う。

3年も前のことを覚えているわけがない。

こんなことがあったな…っていうくらいだ。

ひとの記憶とはあやふやなものだから。

「チュンジェさん」

「ん?」

視線はマジックミラーの向こう側へ向けたまま、そう呼びかけた。

チュンジェもまた視線はそのままに問い返す。

「エンバーミングの知識があるかないか、10歳前後の少年に関してどういう意識を持ってるか、そういうのをそれとなく確認する方法ってないですか?」

「…」

一瞬だけ、ちらりとチュンジェがチャンミンを振り返る。

真っ向から聞いたのでは警戒されるのがオチ。

特に、彼が本物の犯人であったなら。

だから、気づかれぬように確認しなければならない。

しばし無言の後、チュンジェは携帯電話を耳に中てながら部屋を出て行った。

廊下の壁際まで進んで足を止め、取り調べが行われているその部屋を見つめた。

『はいはい』

「ヒチョル?いま、Nシステムに映ってた男を任意で引っ張ってきてるんだ。それで、エンバーミングの知識の有無、10歳前後の少年についての意識とかをそれとなく聞きたい。どうすればいい?」

『なるほど。じゃあ…5分くらい待てる?ちょっとしたテスト作ってみるから」

「わかった」

テストとはどういうものなのか…。

気にならないわけではない。

ただ、優先順位の問題。

任意同行だけに、時間を引っ張るわけにはいかない。

もしかしたら、1分後には帰ってしまうかもしれないのだから。

いつもなら5分なんてあっという間だが、この時ばかりは長く感じた。

腕時計で時間を確認すれば、まだ1分も経っていない。

なかなか戻ってこないチュンジェを心配して、チャンミンも顔を出した。

「チュンジェさん」

「いまヒチョルからの返事待ち。取り調べは?」

「相変わらずです」

進展は一切ない。

どんな問いかけにもどうだったかな、とか。

覚えてません、とか。

それの繰り返し。

やるせない思いをため息にして吐き出すと、それを待っていたかのように携帯電話が震えだす。

『お待たせ。いま、パソコンにメール送った』

「パソコン!?」

聞くや否や、走り出す。

もちろん声をかける暇なんてなく、チャンミンはただその背中を見送った。

「…」

どうしよう…。

悩んだ結果、再び部屋へと戻った。

邪魔にならぬよう隅っこに身を置き、耳を澄ませて。

しばらくすると、扉が思い切り開かれた。

チャンミンたちがいるほうではなく、取り調べが行われているほうの部屋の。

「すみませんけど、ちょっとこれ…答えてもらえません?」

駆け込んできたチュンジェが差し出したのは1枚の紙。

事情聴取を行っていた捜査員も驚き、目を見開いている。

「これは…?」

「答えていただけますか?」

「はぁ…」

差し出されたボールペンを受け取り、何やら紙に書き込んでいく。

その様子を全員が見守っていた。

いったい、それはなんなのか。

わかっているのはチュンジェだけ。

そして、中身は見ていないものの、チャンミンはそれがなんであるのか想像がついていた。

おそらく、あれでわかるはずだ。

彼が事件の容疑者であるかどうか。

勝手なことをするなと怒る人がひとりくらいはいるかと思ったが、誰も文句は言わなかった。

既に八方塞状態。

わらにもすがる思い、というやつだろう。

もしもこれで打開策が見つかるのなら万々歳。

たとえそれが異常犯罪チームの手柄であっても。

「ありがとうございます」

すべて回答が終わったようで、紙を手にチュンジェが部屋を出ていく。

慌ててチャンミンも部屋を出た。

「チュンジェさん!」

「あとはこれをヒチョルに見てもらえばOK。行こう」

きっとこのまま取り調べを見ていても、なんら進展はない。

それならばヒチョルに話を聞きに行ったほうが、有効的だと思った。

チュンジェに促されるまま、荷物も持たずに車へと飛び乗る。

そして、ヒチョルのいる犯罪研究所へと向かった。

「いらっしゃい。答え、持ってきた?」

差し出せば、真剣なまなざしで紙面に連なる文字を追っていく。

「それはなんなんですか?」

来る途中、車の中で見させてもらったが、謎かけのようだった。

この質問になんの意味があるのかと思えるほど。

中にはもちろん、事件の概要に触れるものもあったが。

しかし、よほど集中しているのか、返答はない。

「ん~…微妙。でも、男の子に対して何か意識することはあるみたい。エンバーミングに対しては、知識はほぼないと言ってもいい。ただ、興味はあるっぽいけど」

「あの…」

結果はわかった。

素人には意図の見えない質問だったが、ヒチョルにとっては読み解ける。

「簡単に言えば心理テスト」

「心理テスト…」

言われてみればそうかもしれない。

たとえば、『川で溺れている人がいます。その人はどんな人ですか?』とか。

「できればこれを回答しているときの映像があればもうちょっとわかるんだけどな…」

「っていうと?」

「答えるまでの間とか、視線の動きだとか、発汗状況とか、顔色とか。いろいろ?」

見ていたが、特に慌てている様子はなかった。

紙を渡したときに少し戸惑ってはいたけれど、それだけだ。

あとは淡々と書き込んでいた。

「変な感じはなかったけどな…答えにためらっているカンジもなかったし。もちろん、最初渡したときは戸惑ってたけど」

チュンジェとチャンミンは同意見。

でも、専門家の目から見れば何か違う要素が発見できるのかもしれない。

「とりあえず、録画しているか確認はしてみる」

「よろしく」

ヒチョルの知識をもってしても確証はなし。

完全に手詰まりだ。

そんな時だった。

チュンジェの携帯電話が鳴り響く。

見やれば、チームのメンバーからだった。

『チーフ!見つけました!』

「え?」

『被害者少年を連れ去ろうとしてる映像です!』

まさか、見つかるなんて…。

興奮していたのだろう。

電話の向こう側の声はチャンミンの耳にもしっかり届いていた。

「すぐに戻る」

諦めかけていただけに、驚きも一入。

ヒチョルへ挨拶するのも忘れ、ふたりは再び庁舎へと戻っていった。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

パンク寸前?

心理テストって意外に楽しいですよね~(´∀`*)ウフフ
いまだに忘れない。
高校時代にやらされた心理テストの結果を…。
協調性のある1匹狼って…なに?
思いきり矛盾してますけど~(;^ω^)

事件はいまだ謎の中(笑)
犯人を見つけるのはまだ時間がかかりそうですね~( *´艸`)

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