雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (59)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (248)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (38)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
16位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

DARKNESS EYES 37

DARKNESS EYES1




DARKNESS EYES 37



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



捜査は難航していた。

別件での逮捕には至ったが、いまだに黙秘。

事件のことに関してはもちろん、雑談にも応じない。

完全に八方塞がりだ。

それに、チャンミンのことも気になる。

あれから10日経つが、一度も連絡は取れていない。

連れて帰っていった、チョン・ユンホとは1度だけ話したけれど。

得られた情報は、まだ情緒不安定ということだけ。

つい、ため息がこぼれる。

休み返上で必死に捜査をしてきたが、何ひとつ進展がないという状況に。

そして、捜査員に送られてきたあの事件についても。

荷物はすべて配送会社へ直接持ち込まれていた。

受付したどの窓口も、監視カメラを設置していなかった。

ゆえに、差し出し人は不明。

受付をした人に聞いてみても、要領を得ない。

人物像が定まらない。

慎重ひとつとってみても、180センチくらいあったという人もいれば、170センチくらいだったという人もいる。

男性だと言うひともいれば、女性だと言うひとも。

おかげで今だ何もわからない状態。

これではチャンミンに連絡もできやしない。

せめて、何か進展すれば連絡をするきっかけができるのに…。

「ヒチョル。何かないのか?」

「ん~…これといってなぁ」

あまりにも情報や証拠が少なすぎる。

絞り込む要素が一切ない。

届いてきたものを詳しく分析してもらったが、場所を特定できるようなものは何も出てこなかった。

「そもそもさ…なんで捜査員の部署や名前、家族構成を特定できたわけ?個人情報がダダ漏れ。関係者を聴取しても、それらしい人出てこなかったんだろ?」

「…」

その通りだ。

みなが、疑っていた。

この中に犯人と繋がっている誰かがいるんじゃないか、と。

しかし、誰ひとり妖しい人物はいない。

「しかも狙われた人はバラバラ。一般捜査官から、お偉方まで。被害者となった人も家族や知人、恋人と様々。しかも、被害者となった人達はいまだに見つかってない。ま、あんだけ黒焦げになっちゃってたら見つかったとしても本人とわからないだろうけど」

「そうなったとわかっているのはチャンミンの恋人だけだ」

「確認できているのはね。でも…同じようになったと考えるのが自然だと思うけど?」

もう、ため息しか出てこない。

生きていてほしいと願ってはいるが、その望みは薄い。

いまだ、戻ってきていないのだから。

もしも燃やされていたとして、どうなった?

どこかに埋められているのか?

せめて、犯行が行われた場所がわかれば特定のしようもある。

しかしながら、それさえもできない。

加えて、それが一連の事件と関わっているかさえわからない状態だ。

貯水池に遺体が沈められていた事件と、内臓を取りだされて遺棄されている事件と、警察関係者に身内に私物を送りつけてきた事件と。

いったい、どこから手を付けたらいいのだろう…。

これほどまでに厄介な事件はない。

何かひとつでも解決してくれれば少しは肩の荷が下りるのに。

「でも…ちょっとだけ気になるんだよね」

「…?」

「なんで、ひとつだけこんな映像を送りつけてきたんだろう」

ヒチョルが手に取ったのは、チャンミンの元に届けられた映像のコピーが収まったUSBメモリ。

中身はすでに様々な分析が施された。

何も見つからなかったけれど。

「全員に送りつけるならわかる。殺したと見せつけるためだろう、って。でも、なんでチャンミンだけ?」

「…」

「チャンミンには知らしめる必要があった?殺したんだ、って。じゃあ、その目的は?」

なぞかけのようなその言葉。

でも、いつだってそのなぞかけのような言葉に助けられてきた。

ヒチョルが気になったことはほとんど全部、確信をついていたから。

「他のは目くらましで、実はチャンミンが目的だった…とかね」

「…」

もしもそうだとして、裏に潜んだ目的がわからない。

傷つけることが目的なのか?

追い詰めることが目的なのか?

それこそ、なんのために?

「チャンミンが目的だったと仮定して推理した場合、彼女に手を下した理由は”邪魔だったから”か、相当恨みを抱いているか。でも…知る限り、人の恨みを買うような人間には見えなかったから、前者の確率が高いかな?」

「…少し洗ってみる」

どうせ、もう八方塞がりなんだ。

だったら、少しでも可能性があるものを潰しておきたい。

犯罪研究所を後にし、車へと乗り込んだ。

どこから当たればいいのかなんてわからない。

でも、立ち止まったままでいたくない。

「…」

話を聞きに行こう。

傷を抉るようなことだとわかってはいるが、本人に聞くのが一番手っ取り早いから。

行先を定め、車を発進させた。

チャンミンの自宅へと訪れたが、反応はない。

電話をしてみても応答はなく、嫌な予感が頭をよぎった。

「…」

いや、もうひとつだけいそうな場所がある。

彼の家だ。

数日前、電話した時に彼はチャンミンの携帯電話を持っていた。

もう一度車へと乗り込み、かつてチャンミンと一緒に訪れたその家へと向かった。

すぐに到着し、インターホンを押してみたが応答はない。

いないのか?

いや、いるような気がする。

それは勘でしかない。

でも、ここにいる気がして、もう一度インターホンを押した。

『はい』

いた…。

「あの、パク・チュンジェです。チャンミンの同僚の…」

『あぁ…ちょっと待っててください』

どうやら誰だかわかってくれたみたいだ。

ほっと胸をなでおろし、息をついた。

しばらく待っていると、ゆっくりと扉が開いた。

あの時と同じ、黒ぶち眼鏡。

今日は風呂上りではないみたいだ。

「チャンミンは…」

「いま、寝ています」

「そ、そう…」

話をしたくてここまで来たが、起こして無理矢理に話を聞くのも可哀想な気がする。

おそらく、だいぶ弱っているだろうし。

「何か?」

「え?あ、いや…」

「できれば、そっとしておいてやってもらえないですか?」

それはもっともな意見だった。

あんなことがあったんだ。

誰だって、混乱するし、早々に立ち直れるわけがない。

しかも、あんな別れ方…。

「チャンミン、ごはん食べてくれないんですよ」

「…」

「食べられるのはゼリーくらい。あとは、スポーツ飲料」

彼はただ、ありのままを言葉にしているだけ。

でも、責められているように心がチクチクと痛む。

「警察、辞めさせようと思ってます」

「え…?」

「オレが養っていくんで心配しないでください」

養っていく…?

ただの他人が…?

呆然としている間に扉は閉ざされた。

もう一度インターホンを押す気にはなれなかった。

話を聞かなきゃいけないと思ってここまで来たのに、できない。

踏み込めない。

傷を抉るような真似、できない。

刑事にならなければきっと彼女と幸せな家庭を築いていただろう。

それが、無残にも打ち砕かれた。

どれほど辛かったか…。

その千分の一も理解できない自分が、酷く情けなく思えた。



to be continued.








関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

どうなんでしょうね~(´∀`*)ウフフ
答えを知っているのは葉月とユノ様だけ(笑)

しかし…チャンミン君が心配ですね~…"(-""-)"
大丈夫なのか?
いや、確かめるまでもなくダメでしょうね(;^ω^)
これからどうなっちゃうんでしょう??

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: あーおしい!

あ◇ 様

ヒチョルさん、惜しい!
目の付け所間違ってないっす!!
早く気づいて~( ;∀;)

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.