雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (58)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (234)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (94)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
9位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

DARKNESS EYES 38

DARKNESS EYES1




DARKNESS EYES 38



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



すーっと、音もなく意識が浮上していく。

ぼんやりと目に映し出された景色を眺めていると、かすかに足音が聞こえてきた。

誰のものかなんて、考えずともわかる。

ここにいるのは自分と、ユノだけ。

「起きた?」

「…」

手を伸ばせばすぐに抱きしめてくれる。

すり寄り、鼓動に耳を澄まし、ぬくもりを全身で感じて。

「知り合いにゴハン持ってきてもらったから食べよう?」

「…」

答えを待たず、身体が抱きかかえられる。

食べる、という選択肢以外ないようだ。

リビングへと連れていかれれば、テーブルの上には容器がいくつか置かれていた。

「…?」

「レストランの店長が知り合いにいるんだ。頼んで作ってもらった」

開けてみれば、リゾットが顔を出す。

固形物はなかなか喉を通らないが、これならばチャンミンでも食べられそうだ。

チャンミンを抱えたままソファへと腰をおろし、容器を引き寄せる。

「口開けて?」

スプーンにすくい上げられたリゾット。

少し冷ましチャンミンの口へと運ばれていく。

浅く開かれた唇の隙間にそっとリゾットを流し込めば、コクンと飲みこむ音が聴こえる。

「これ全部食べてくれたらあとでご褒美あげるから」

ご褒美という言葉に、小さく身体が震える。

飼いならされた身体は従順そのもの。

意思など関係なく、ユノが与えてくれる快楽を欲している。

「ほら、ちゃんと食べて?」

ひな鳥のごとく、ユノが差し出すものを飲み込んでいく。

途中から少し苦しそうに顔を歪めながら、それでも必死に。

食べ終わればぐったりとユノへともたれかかった。

「いい子だね」

耳元で囁き、そっと丸まった背中を撫でる。

そっと、優しく。

しばらくすると歪んでいた表情は穏やかなものへと変わり、ぎゅっとユノへ抱きつく。

まるで幼い子どもだ。

「チャンミナ」

「…?」

「仕事、辞めちゃわない?」

唐突に投げかけられた言葉がぼんやりとした頭に響く。

「オレと、ずっとこうしてよう?」

甘い囁きは脳を麻痺させる毒をはらんでいるかのようだった。

気づくと頷いている。

でも、ダメだと誰かが心の中で叫んでいた。

このまま放置するのか、と。

いつまで逃げているんだ、と。

もう、あんな思いをするくらいなら、このままでいたい。

何も考えず、ただ快楽に溺れ、ぬるま湯のような生活に浸っていたい、と。

「ゆのひょん…」

「うん?」

呼びかけて、何を言おうとしているのだろう。

自分自身、よくわからない。

「ぼく…」

「何も考えなくていい。ただ、ここにいて、オレのものでいてくれればいいんだ」

ここにいるのは、楽だ。

何も考えなくていいし、悲しいことも辛いこともない。

不自由なことも何も。

でも、どうしてだろう…。

このままではいけない気がする。

「チャンミナ。いい子だから…な?」

ふと脳裏に浮かんだ姿に胸が締め付けられる。

助けてという声が、名を呼ぶ声が、どこかから聞こえてきた。

同時に、目頭が熱くなる。

枯れ果てたと思っていた涙が、静かに流れ落ちていった。

「ユノひょん…僕…」

やっぱり、このまま逃げてばかりはいられない。

この手で捕まえたい。

他の人になんか、任せたくない。

「辞められないよ…。このまま、逃げたくない」

「…」

「この手で、犯人を捕まえたい」

そう言葉にした瞬間、頭の中の靄が一気に吹き飛ばされた。

いつまでここで立ち止まってる?

やるべきことは山ほどあるのに、すべて人任せ。

このままでは、絶対に駄目だ。

「スジョンを殺した犯人を…僕の手で捕まえる」

それは、決意だった。

俯いていた顔を持ち上げ、まっすぐにユノを見つめる。

「お願い、ユノ。行かせて?」

散々、迷惑をかけた。

世話になった。

でも、やっぱり、どうしてもこのまま忘れることはできない。

「チャンミナは頑固だな」

呆れたように微笑み、そっと頬を手のひらで包み込む。

優しくてあたたかいその手のひら。

唯一、このぬくもりが心の支えだった。

「わかったよ。その代り、必ずオレのところに帰ってきて?約束できる?」

ユノのそばにいると、どうしても甘えてしまう。

でも、こんなにも迷惑をかけておいて、その願いを蹴ることはできなかった。

だから、頷いた。

今度ははっきりと、自分の意思で。

「チャンミナ、キスして?」

「…」

もう幾度となく交わしてきたキス。

関係はいまだ曖昧なまま。

でも、ユノに言われると逆らえない。

腕を首へと絡め、そっと唇を重ねあわせた。

瞬間、一番深いところが熱を帯びる。

「ん…っ」

このままではまた溺れてしまう。

頭ではわかっているのに、抗えない。

いつの間にかそのまま押し倒され、肌をまさぐられ、与えられる快楽に飲み込まれていった。



to be continued.








関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

どう思ってるんでしょうね~…"(-""-)"
まだ、考える余裕はないでしょうが。
そしてユノ様はチャンミン君をどう思い、どうしたいのか…。
いまだ謎だらけ(笑)

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ちょっとずつ心の傷が癒えてきているのかな?
ホント、このままじゃ間違いなくダメ人間になっちゃいますね(;^ω^)
チャンミン君、もう一度立ち上がれるのか?
そしてユノ様は??
まだまだ謎がいっぱいですね~(´∀`*)ウフフ

コメント

Re: タイトルなし

y◇mi 様

初めてです!
ユノ様の心の闇を的確に捉えていただいたのは!!
ありがとうございますm(__)m
怖いけど、ホントは可哀想な人なんです…(´Д⊂ヽ

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.