雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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DARKNESS EYES 41

DARKNESS EYES1




DARKNESS EYES 41



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



その日の夕方、ようやくチャンミンは目覚めた。

久しぶりに携帯電話を手にしてみれば、すでに2週間以上が経過していた。

チュンジェを筆頭に、同僚からたくさんの連絡。

どれも身を案じるものばかり。

涙が出てきそうになる。

大切な人を失った事実は変わらないけれど、こんなにも自分を思ってくれる仲間がいる。

もう一度立ち上がれそうな気がした。

「どうかした?」

「…」

振り返ればユノが微笑んでいる。

後ろから腕を伸ばして抱き寄せるようにして、首筋へと口づけられて。

「ん…っ」

走る甘い痺れ。

たかだかそれだけのことでまた身体が疼く。

でも、ここで流されるわけにはいかない。

明日こそ仕事へ行かなければ。

「ユノひょん…」

「うん?」

「少し、散歩しよう?」

気づけばあの日から、自分の意思で1歩も外に出ていない。

リハビリというわけではないが、明日から仕事へ行くとしても少し外の空気を吸いたかった。

「じゃあ…ついでに夕飯食べに行こうか?」

「うん」

相変わらず食欲はないけれど、食べなければ。

仕事をするなら余計に。

体力勝負になるのは目に見えている。

シャワーを浴びて、久しぶりにまともな服を着て、ユノとともに街へと繰り出す。

たかだか2週間なのに、やけに懐かしく思えた。

夕焼け色に染まる空も、凍てつくような風も、家路を急ぐ雑踏も。

何気ない風景、すべてが懐かしい。

ずいぶんと離れていたような気がして。

「ユノひょん」

振り返り、呼びかければ無言のままに首をかしげる。

なんか、不思議な感覚だ。

「ありがとう」

「どういう意味?」

意味が分からないと言わんばかりに眉根を寄せ、責めるようにチャンミンを見つめる。

そんなユノの手を取り、指を絡めた。

「いっぱい迷惑かけちゃったから」

「別に迷惑なんて思ってないよ」

もう片方の手が伸びてきて、そっと頬を撫でる。

「好きな人のためならなんだってするよ。それは、オレの意思」

真っ直ぐなその眼差し。

深い色の瞳に吸い込まれてしまいそうだ。

「もっとオレのこと頼って?チャンミナのためなら、なんでもするから」

繋いでいた手を引かれ、気づけば腕の中。

抱きすくめられている。

たくさんの人目があるにもかかわらず、まったく気にしない様子で。

「愛してる、チャンミナ」

「…」

幾度となく聞いてきたその言葉。

その言葉を聞くたびに、小さな欠片が心の中に積もっていくようだ。

まるで、心にぽっかりと空いてしまった穴を塞ぐかのように。

「ひょん…」

「ねぇ、チャンミナ…”ひょん”って、止めない?」

「え…?」

「チャンミナのお兄ちゃんじゃなくて、恋人になりたい」

即答することはできない。

なぜなら、まだ何も片付いていない。

やらなければならないことがあるから、もう一度立ち上がれたけど、まだ先に進めたわけじゃない。

いまだ立ち止まったままだ。

「もちろん、いますぐじゃなくていいよ。チャンミナがそう思えるようになったら、”ひょん”じゃなくて、”ユノ”って呼んで?」

「…」

「チャンミナに認めてもらえるよう、頑張るから」

身体だけが先行してしまって、気持ちは全然追いついていない。

はっきり言って、自信はない。

同じ意味で、ユノを好きになれるのか…なんて。

でも…もしかしたら、そうなるかもしれない。

すべてが片付いて、自分自身を見つめなおして、それからになるとは思うけど。

いまはまだ、その余裕はないから。

再び立ち上がった理由は、犯人を捕まえたいというその思いだけ。

その先に何があるかはわからない。

つまり、ユノとどうなるかもわからないというのが現実だ。

「頑張るのは、いい?」

でも、嫌いじゃない。

あんなことをされてもなお、気持ちは変わらななかった。

もちろん、受け入れたのは僕で、その責任を誰かに押し付けるつもりはない。

ああでもしないと、壊れてしまいそうだったから。

ユノのおかげで現実から目をそらすことができ、絶望の中でもなんとか踏みとどまった。

そして、いまの僕がある。

「チャンミナ?」

「…うん」

広い背中に手を添え、目を閉じる。

このぬくもりだけがすべてだった約2週間。

いまでも心が落ち着く。

自信はないなんて思ったけど…違うかも。

ただ、いまはスジョンに対する罪悪感が鈍らせているのかもしれない。

犯人を捕まえたら、その罪悪感が少しでも消えたなら…。

「ユノひょん」

「うん…」

「この先、どうなるかはわからないけど…。もしかしたらユノひょんの気持ちに応えられないかもしれないけど…でも、そばにいいていい?」

一際強く抱きしめられた。

背がしなるほど、息苦しさを覚えるほど。

「嫌だって言っても、離してあげられない」

迷いも澱みもない声。

目を閉じたままその声を聴き、そっと微笑んだ。

安心してしまって。

「それと、もうひとつだけ」

「…?」

「この先も、オレはチャンミナを抱くよ。お兄ちゃんのままであっても、恋人であっても」

先ほどと同じ声音。

一瞬にして身体の芯が熱くなる。

そんなことは、道徳や倫理に反する。

認めてはならない。

でも…。

「チャンミナはもう、普通のセックスなんかできないよ。オレがそういう身体にした。もう、オレじゃなきゃイけない身体に」

「…っ」

自分にしか聞こえない、囁くような声。

けれど、周りにはやはり人目があって、誰かが聞いているのではないかとひやひやする。

「チャンミナはもう、オレから離れられないよ。この先、何があっても」

「ユ、ユノひょんっ」

ゆっくりと身体が離れ、当然のように視線が絡み合う。

その強いまなざしに、思わず息をのんだ。

「オレ、本気だから」

言葉をすべて奪われてしまった。

真剣な声音とは裏腹に、にっこりとほほ笑む。

「チャンミナは、オレのものだよ」

呪文のように囁かれ続けたその言葉。

抱かれながら、何度も。

顔が赤くなるのを感じて、思わず俯いた。

「わかった?」

念を押すようなその問いかけに、無意識に頷いた。

そうすることが当然であるかのように。

「いい子だね、チャンミナ」

いつものようにそう囁き、髪を撫でながらそっと額へ口づける。

「ほら、行くよ?」

何も言えないまま、歩き出す。

だんだんと闇が濃くなる空の下、手を繋いで、肩を並べて。



to be continued.








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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

大丈夫ですかね~…。
いや、ダメでしょうネ(;^ω^)
ユノ様ったら”引く”ってことを知らないみたいですし(笑)
ひ◇み様の頭はパンク寸前?
いったいどうなっちゃうんでしょう(´∀`*)ウフフ

コメント

Re: タイトルなし

y◇mi 様

そうですね…。
ユノ様は独りだけど、チャンミン君にはたくさんの友人。
ずっと独りで生きてきたユノ様にはきっと理解できないし、逆も然り(-"-)
愛も優しさも、様々な形があります。
ふたりの愛と優しさは、重なり合う日が来るかな…?

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