雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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DARKNESS EYES 50

DARKNESS EYES1




DARKNESS EYES 50



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



気づけば窓の外は茜色。

いまだ頭はぼんやりとしていて、身体は自分のものではないみたいに不自由。

まるで、泥の中に埋め込まれているみたいに。

「チャンミナ?」

「…」

声のしたほうを振り返ればユノが佇んでいる。

微笑みを携えて。

音もなく歩み寄り、ベットへ腰を下ろせばかすかにスプリングのきしむ音がした。

「職場には連絡しておいたよ?熱が下がらないから休むって」

そうだ…。

仕事に行かなきゃと思っていた。

だって、もしかしたら事件に進展があるかもしれないから。

なのに何をやっているんだろう…。

一時の衝動に流されて、溺れて、気づけばこんな時間。

社会人としても、人間としても最低だ。

「大丈夫?」

髪を撫でる大きな手。

優しい感触に目を細め、そっとすり寄った。

無意識にそうしてしまう。

自己嫌悪に陥りながらもユノに甘えていたくて。

「ゆ、の…」

呼びかけると同時に額が重なり合う。

「まだ少し熱いね。ゴハン食べたらもう一度薬飲んておこうか?」

そういえば解熱剤を飲ませてもらった気がする。

なんだか、もうずいぶんと昔に思えるけど、今朝のこと。

「シャワーは熱が下がってからだね。とりあえず拭いておいたけど、気持ち悪いところはない?」

気持ち悪いとか、そんな感覚もない。

ただ異様に身体が重くて、意識が夢と現実を行き来していて。

「夕飯、何がいい?ミノに頼むから」

「…」

「またリゾットとかのほうがいいかな?」

なんでもいい。

食欲はないし、それよりも眠い気がする。

ユノの手を両手で包み、身体を丸めるようにして目を閉じた。

「チャンミナ?」

応えたいけど、一度閉ざしてしまったまぶたが重くて開けない。

そのまま、引力でも働いているみたいに眠りへと堕ちていった。

「…」

困ったな…。

気づけば穏やかな寝息。

手はしっかりと握りこまれ、逃げ出すすべはない。

それに、チャンミンが求めてくれているのだと思えば解こうとする気すら起きなかった。

頬へとそっと唇を寄せ、隣へと身を滑り込ませる。

ポケットからなんとか携帯電話を引っ張り出し、ミノへとメッセージを送った。

チャンミン用のリゾットと、自分用の食事。

返事は待たずして携帯電話を放り出し、生まれたままの姿で寄り添うチャンミンを包み込んだ。

無防備なその姿。

引き寄せられるように浅く開いた唇へ口づけ、柔らかな頬を撫でる。

「ん…」

くすぐったそうに身をよじったが、起きる気配はない。

当然のことながら。

ただでさえ体力も限界になり、発熱していたところでまた追い打ちをかけるようにセックス。

身体が持つわけがない。

眠ることで、一番効率的な体力回復を図っている。

でも、食事をしないことにはその効果も半減してしまう。

昨日だってチャーハンを半分ずつしただけ。

そのままセックスして、眠って、またセックスして。

やっぱり、食事が必要だ。

完璧な恋人であるためにも。

しばしチャンミンの寝顔を堪能して時間を潰していると、遠くから来訪を告げる音が聴こえた。

緩んだ手の隙間から囚われていた手を抜き取り、起こさぬようにベットから降り立つ。

そのまま足音もさせず玄関へと向かい、扉を開いた。

「お待たせしました」

にっこりと人懐こい笑顔を浮かべ、大きな紙袋を差し出す。

もちろん、普段は配達などやっていない。

普通のレストランだ。

けれど、ユノからの依頼であれば許容する。

ほぼ100%の確率で。

「ありがとう」

「いえ」

感謝の言葉にさらに目を細める。

嬉しそうに。

「ところでユノひょん、チャンミニひょんとはどういう関係?チャンミニひょんが警察関係者だって知ってるでしょ?」

「もちろん。だって、事件の聞き取りに来たときに逢ったんだから」

「オレが聞くのもどうかと思うんだけど…大丈夫?」

「問題ないよ」

ほぼ、完全に堕ちている。

張り巡らした罠の中へ、抜け出せないほどに。

心はまだ抵抗しているみたいだが、時間の問題だ。

身体は完全に掌握しているから。

「あと…テミンのことは?」

「手は打ってあるから心配いらないよ」

「え…?そ、それって…」

「バカは嫌いなんだ」

まるで挨拶でもするみたいに、さらりとそう告げる。

表情は変わらず、声もいつも通りに。

「教えたとおりにできないなら、オレには必要ない」

「で、でも、あれはユノひょんに逢う前のことで、ユノひょんと逢ってからはちゃんとやってるよ?」

「その時点で対処しておけばこんなことになってない。対処しなかったのは彼の怠慢だよ」

「それは、そうかもしれないけど…」

俯くミノの頭に、ユノの手がそっと触れる。

まるで子どもを扱うように。

「ミノはバカじゃないよね?」

「オレは大丈夫だよ。言いつけ、ちゃんと守ってるから」

「ならいいんだ。これからもその調子で頼むよ?」

「うん。あと、これ頼まれてたヤツ」

大きな紙袋を受け取り、中身を一瞥して微笑んだ。

「また、連絡するかもしれないから、そのときも頼んだよ?」

「任せて。ユノひょんのためなら、なんでもするよ。オレのこと理解してくれるのはユノひょんだけだから」

「いい子だね」

親に褒められた子どものように微笑み、大きくうなずく。

手を振りながら去っていくミノを見送り、静かに扉を閉めた。

受け取った紙袋はじわりとあたたかい。

どうやら出来立てのようだ。

できればあたたかいうちに食べさせてあげたいところだが…。

様子を見に寝室へ向かえば、まだ寝息が聞こえている。

どうやらユノが出て行ったことにも気づかないほど深い眠りに堕ちているようだ。

「…」

仕方がない。

起きるまで待つとしよう。

持ってきてもらったものをリビングへと置き、再び寝室へ。

チャンミンの隣に身を滑り込ませ、先ほど同様に両腕で包み込んだ。

自分も少し眠ろう。

そう、思って…。



to be continued.








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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

どうやらミノ君はユノ様に懐いているようですね~(´∀`*)ウフフ
しかし、ユノ様は何者なんでしょう?
謎ですね~(;^ω^)
チャンミン君もユノ様もホント、ボロボロ( ;∀;)
いったいどうなちゃうのかな??

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ユノ様が不気味(;^ω^)
そして、ミノ君との会話!
いったい何がどうなってるんでしょう?
でも、なんとなく全貌が…?
このお話、いったいどうなっちゃうのかな~(´∀`*)ウフフ

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