雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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DARKNESS EYES 65

DARKNESS EYES1




DARKNESS EYES 65



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



カフェでコーヒーを飲みながら1時間ほど経過した頃だった。

テーブルの上に置いてあった携帯電話が震えだす。

浮かんだのはもちろん逢いたくて止まない人の名前。

「もしもし」

自然と甘えるような声が出てしまう。

『チャンミナ?ごめん、遅くなって。いまどこ?』

「近くのカフェでコーヒー飲んでたとこ」

『いまから迎え行くから』

「大丈夫だよ、すぐ近くだから。歩いて2、3分くらいのとこ。だから、きっと歩いてった方が早いし」

そんな会話をしながらカバンを腕にかけ、空のカップを返却口へ。

足早に店を出て、来た道を戻っていく。

『あ…』

どうやらユノは迎えに来るつもりだったみたいで、いままさにガレージを出発するところだった。

少しだけ顔を出した車をガレージに戻し、慌てて駆け寄ってくる。

「ゴメンな?」

「ううん、大丈夫」

「おかえり」

伸びてきた手が絡み付く。

ひとの往来のある道端で優しく抱きしめられ、そのぬくもりにまた心が癒されていく。

触れるたびに想う。

やっぱり、ユノのことが好きなんだな…って。

だから、早く事件を解決して、けじめをつけて、ちゃんと想いを告げなければ。

同じ気持ちだよ、って。

「予定通り、明日と明後日は休み?」

「うん」

「じゃあ…今日はちょっと趣向を変えて、飲みに行ってみる?」

「え?」

予想していなかった問いかけ。

てっきり、このまま部屋へ行って、いつものようにベットへ連れて行かれるんだと思っていた。

「たまにはいいかな、と思って。いつもお家デートだし」

あれはデートって言うのだろうか…。

でも、なんか言種が可愛くて笑っていた。

「うん」

「何が好き?焼酎、カクテル、ワイン」

「ワインが好き。ユノは?」

「オレもワインかな」

もしかしたら合わせてくれたのかもしれない。

そんな風に思いながらも、好みが同じだと喜んでいる自分がいる。

「スーツじゃ堅苦しいから、着替えてもいい?」

「もちろん」

いったん家へと入り、ついクセで唇を重ねあわせる。

「そんなことしてると出かけられなくなるよ?」

言いながら、ユノの手もまた腰に絡み付いている。

離さないと言わんばかりに。

だから、ついばむように何度も口づけた。

まだお酒も飲んでいないのに、酔ってしまったかのように。

「続きは帰ってきてから。早く着替えておいで」

「うん」

少し物足りなさを感じながらも、これ以上キスしていたら確かに出かけられなくなる。

ゆっくりと名残惜しむように身体を離し、ジャケットを脱ぎながら奥へと進んだ。

なんか、こうやって私服を着るのも久しぶりだ。

そんなことを想いながら着替え、ユノの元へと戻った。

「行こう?」

手を繋ぎ、今度は逆方向へと向かって歩き出す。

通りに出てタクシーを拾い、15分ほど走ったところにその店はあった。

落ち着いた雰囲気のお店だった。

一見、バーのような。

中に入ってみれば、時間が止まっているかのようなレトロな空間。

ところかしこからワインの芳醇な香りが漂っている。

「いらっしゃいませ」

応じたのは、驚くくらい可愛らしい人だった。

それこそ、性別がわかないくらい。

「空いてる?」

「もちろん。あそこは、ユノ専用の部屋だから」

知り合い、みたいだ。

それも、常連とかじゃなくて、トモダチのような。

「ここは?」

「元々はオレの店」

「え?」

思いがけない言葉に声が裏返ってしまった。

まだ店内にお客さんがさほどいないからよかったが、恥ずかしいことこの上ない。

「小説で生活できるようになったから、店を任せたんだ。弟、みたいなものかな?彼も両親を早くに失って、施設で育ってきたから」

「そ、うなんだ…」

そんな風には見えない。

普通ではない環境で育ったら、もう少し殺伐としていそうだ。

でも、彼に関してそんな気配はない。

「だから、もし小説が売れなくなってもチャンミナのことはちゃんと養えるよ」

いろいろな人がいるな、なんて考えていたらいきなりそんなことを囁く。

顔が赤くなるのを感じた。

「ユ、ユノっ」

「照れてるチャンミナも可愛いね」

「…っ」

まさか、人の目があるところでそんなことを言うなんて…。

もちろん嬉しくないわけではない。

でも、恥ずかしい。

すぐそこにユノの知り合いだっているわけだし。

「カラム、いつもの」

「うん」

いつもの、で通じるくらいの親密さ。

少し羨ましい。

さっき、ユノのことをほとんど知らないな…と思ったばかりだから。

「チャンミナ、おいで?」

俯いているとすでにユノが先に進んでいた。

振り返り、手を差し伸べている。

慌てて小走りに駆けより、その手を取った。

「ユノ」

「うん?」

「もっと、ユノのこと教えて?」

こんなに近くにいるのに、誰よりも近くにいるのに、何も知らない。

仲間はずれみたいだ。

「オレのこと?チャンミナにベタ惚れなだけのバカな男だよ」

そういうことじゃないんだけど…。

言葉が出てこなかった。

責めるように見上げれば優しい微笑み。

「チャンミナの目で判断して?オレがどういう男か。人の意見に左右されず、チャンミナのこの目で」

「…」

そっと頬に宛がわれた手のひら。

あたたかくて、優しくて。

「過去なんて判断基準にならないよ。大事なのはいま、この時じゃない?」

そうなんだろうか…。

でも、ユノのことを知りたい。

どういう風に生きてきたのかとか、何が好きなのかとか。

「ユノは…あんまり、知られたくない?」

「同情されるのは嫌いだからね」

つまり、同情されるような過去があるということ。

確かに両親がいないことは知っている。

自分が知っていることと言えば、それだけ。

「入って?」

いつの間にか店の一番奥に到着していた。

そこは個室のようになっていて、ソファとテーブルがひとつずつ。

壁には水槽が埋め込まれていて青い光が泳ぐ色とりどりの魚を映し出していた。

「ここ、オレの一番お気に入り。チャンミナに見せたかったんだ」

そう告げるユノの表情はいつもより一層優しくて、穏やかな瞳だった。

招かれるままソファに腰を下ろせば、当然のように肩を引き寄せられる。

「ここに誰かを連れてきたのは初めて」

とれはつまり、特別だということ。

少し落ち込んでいた心がたったそれだけのことで浮上した。

身を委ねるように肩へ頭を載せ、微笑む。

素敵な場所だね。

そう、囁いて。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ユノ様の意図が気になりますね~(´∀`*)ウフフ
いったいどうしたいんでしょう?
いまだユノ様の真意は謎のまま(笑)
安定のクエスチョンマークだらけですが、内緒です♡
明日もお楽しみに~(≧▽≦)

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