雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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DARKNESS EYES 73

DARKNESS EYES1




DARKNESS EYES 73


※ちょっとだけR18

苦手な方はご遠慮ください。



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



久しぶりに声を聴いた。

名を呼ぶ声。

無性に胸が苦しくなって、目が熱くなった。

よかった、と無意識に心の中で呟く。

でも、微笑ってくれない。

まるで笑い方を忘れてしまったみたいに。

気づくと虚ろな瞳で宙を見つめている。

表情ないままに。

「チャンミナ?」

シャツを1枚まとっただけの姿。

こぼれる細くて白い足。

ベットの端へ腰かけるチャンミンへと歩み寄り、その青白い顔を覗き込んだ。

「…?」

不思議そうに首をかしげるチャンミンは以前と変わらないように思えるのに、でもやっぱり違う。

手を伸ばして抱き寄せれば身を委ねてくれるのに、抱きしめれば抱きしめ返してくれるのに。

「ゴハンにしようか?」

ミノが持ってきてくれた食事は冷凍庫の中。

温めなおせばすぐにでも食べられる。

けれど、少し前に戻ってしまったかのように食事が進まない。

苦しそうに飲み込む姿に胸が締め付けられる。

無理して食べなくていいというのは簡単だが、生きるために必要な作業。

言えるわけがない。

今日も食べきれずに残った食事。

これでも通常の1食よりは少なくしたのにこれだ。

すっかり手の止まってしまったスプーンを手から抜き取り、代わりに口へと運ぶ。

「もう少しだけ食べて?」

小さくかぶりを振り、もういらないと訴える。

無言のままに。

「ダメだよ。あと少しだけ…ね?」

けれど、やはりいらないとかぶりをふるう。

これ以上は入らない、と訴えるように。

根負けするのはいつも自分で、今日も例にもれずそうなる。

食べかけのリゾットが入った器とスプーンをサイドテーブルへ置き、そっと肩を抱き寄せた。

痩せたな…。

ただでさえ細い肩が、さらに細くなった気がする。

妖艶だった首筋は儚げで、少し伸びた髪のせいで余計にそう思わせた。

「少し横になろう?」

そう告げ、背中に手を添えるようにしてそっと横たえる。

当然のことながら抵抗はない。

されるがまま横たわり、膝を抱えるように身を小さくしてすり寄ってくる。

痩せた指先がシーツの波間を漂うようにして伸びてきて、きゅっと手を握ってきた。

幼子のような弱々しい力で。

その手を包み込むようにして握り返し、指先へと口づけを落とす。

「チャンミナが、オレのことを知りたいって言ってくれたとき…ホントに嬉しかったんだ」

時間を巻き戻せるなら、巻き戻したい。

あの時まで。

もう一度やり直せるなら、あのことは墓の中まで持っていく。

チャンミンに知られぬよう、悟られぬよう、細心の注意を払って。

「オレも、同じことを思っていたから」

「…」

時間を戻すことなんかできないってわかっているのに、願わずにはいられない。

天井を見上げながらそう呟き、視線を落とせばそこには泣き顔があった。

まぶたを伏せ、静かに涙が零れ落ちていく。

微笑ってほしいのに、泣かせてばかり。

いったい、どうしたらいいんだろう。

心底、悔やまずにはいられない。

赴くままに、心のままに、壊してしまった大切な人。

壊すことは好きだ。

それはいまも変わらない。

でも、これは違う。

こんな未来を望んだわけではない。

「チャンミナ…」

「…」

こぼれた涙をそっと唇ですくい上げ、細い身体を優しく包み込む。

「愛してるよ、チャンミナ」

この言葉にどんな力があるかはわからないが、伝えたい。

声にしていないと、不安になる。

見えない何かに押しつぶされてしまいそうで。

「チャンミナ」

もう一度呼びかければ、ゆっくりとまぶたが持ち上がった。

濡れた宝石のような瞳が姿を現す。

涙の痕が残る頬を撫で、そっと唇を寄せた。

こうすることしかできない自分に歯がゆさを感じながらも、他に方法も思いつかない。

身体を重ねて、快感ですべてを塗りつぶしていく。

痛みなんか感じる暇がないくらいに。

口づけを落としながらボタンをひとつずつ解き、こぼれ肌へ口づけを落す。

「ん…っ」

胸の小さな突起を口に含み、舌で転がしてやれば甘い吐息がこぼれた。

違和感誤魔化すように蠢く細い足を撫で上げながら、身体の中心へ。

こんな状態であっても身体の機能は通常通りに動いている。

屹立した性器を優しく包み込み、指の腹で先端のくぼみを刺激すれば止め処なく溢れる蜜。

「は、ぁ…っん、ゆ、ゆの…っ」

伸びてきた指先を口に含み、舌でなぶれば手の中のそれがビクビクと震える。

唾液で妖しく光る指先がシーツへと落ちていく。

白い肌は淡いピンク色へと変わり、しっとりと汗に濡れていた。

細い足を抱え上げるようにして内腿へ口づけを落とし、その奥にある蕾へと触れた。

「あ…っ」

まだ涙の痕を残しながら善がるその姿。

心と身体がバラバラだ。

反応は以前と変わらないのに、ここでもやはり何かが違う。

同じように愛しているはずなのに、触れれば触れるほどに悲しくなってくる。

何度イかせても、何度達しても、どれだけ抱いても。

どうして?

何が違うんだ?

でも、この胸の中に宿っている想いは変わらない。

いま腕の中にいるこの人は初めて心から愛した人であり、大切な人。

何を犠牲にしても手に入れたいと思った人。

「チャンミナ…」

身体を深く繋げ、名を紡ぐ。

まつ毛が震え、ゆっくりと濡れた瞳が姿を現す。

深い悲しみを宿した瞳が。

「愛してるって、言って?言ってくれたら、気持ちよくしてあげる」

無理に言わせても意味なんかない。

チャンミンが自発的に紡ぐ言葉でなければ。

でも、いまはたとえ無理矢理であっても聞きたい。

「あいし、てる…」

「…っ」

そこに感情なんて一切ない。

まるで機械のように、ただその音を発しているだけ。

意味も分からぬままに。

そこで、ようやく気付いたんだ。

心を壊した代償に。

普通に考えればわかることなのに、いまさら。

自らが招いた結果。

いわば、自業自得だ。

なのに、涙があふれた。

こうやって涙を流すのはもしかしたら、初めてかもしれない。

涙を隠すように細い身体を抱きしめ、首筋へと顔を埋めた。

「ゆ、の…」

チャンミンが求めているのはこの身体が与える快楽。

自分が求めているものとは、違う。

噛みあうわけがない。

虚しさしかない。

でも、チャンミンは求めている。

ならば応えなければならない。

無意味であっても、どれほど辛くても。

すべては自分の責任なのだから…。



to be continued.








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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

すれ違いばかりですね…"(-""-)"
どうやったらふたりの心は通じ合うんでしょう?
吐きそうなのはおそらくSMTのせいかと(笑)

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Re: (。-_-。)

あ◇ 様

ようやく間違いに気づいたようですが…明らかに遅いですよね(T_T)
愛と憎しみは紙一重と言いますが、このふたりはそれを超越しているような…。
いったい、このふたりの向かう先にはなにがあるんでしょう…(´Д⊂ヽ

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