雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 10

 366日-1




366日 10



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



なんとなく、ふたりで並んでテレビを見ていた。

ぼんやりと。

いつの間にかユノの頭が僕の肩にもたれかかっていて、左手が握られている。

最近気づいたんだけど、ユノは甘えん坊だ。

それに、寂しがり屋。

どこかしら触れていないと不安になるみたい。

「チャンミナぁ…」

「なんです?」

「そろそろ寝る?」

しばしの沈黙を破り、投げかけられた言葉。

時計を見やればまだ22時。

眠るには大分早い。

「早くないですか?」

「でも…することもないし」

確かにその通り。

だからこそ、シャワーを浴びてからかれこれ1時間半くらいここでぼーっとしてる。

「だからさ、ベット行こ?」

同じベットで眠るのはすでに生活の一部。

誘うことに躊躇いはない。

応じるほうも。

「さすがにまだ眠れないと思いますけど?」

「ソファにいてもベットにいても同じだろ?だから、な?」

どうやらユノはどうしてもベットに行きたいらしい。

別に僕も何かしなければならないことがあるわけではない。

だから、頷いた。

「じゃあ…とりあえず歯磨きしてからですね」

「だな」

交代で利用すればいいのに、なぜか肩を並べて歯磨き。

変な構図だ。

しかも同時に歯磨きを始めたものだから、終わりもほぼ同時。

子どもみたいに蛇口を奪い合う。

オレが先だ、僕が先だと。

くだらないやり取りが無性に楽しくて、口の周りを白くしたまま笑ってた。

いつまでも遊んでいたって仕方がない。

ユノを先にと促し、その後ろでぼんやり。

終わったら交代で僕が口を漱ぐ。

なぜかその間、ユノがぴったりと背中にくっついていた。

「終わった?」

「はい」

タオルで口元を拭い、それが終われば当然のように手を引かれる。

ミネラルウォーターだけ手に持って、明かりをひとつずつ消していって。

そして、すでに僕の寝室と化しているユノのベットへ。

「う~…やっぱ、あったけ~っ」

幸せそうな声。

「そりゃ、天然湯たんぽですからね」

「オレ専用だろ?」

「です」

どうやらユノはかなりの寒がりらしい。

ホントに僕を湯たんぽみたいに扱う。

もちろん、普通の湯たんぽよりかなり大きいから同じようにとはいかないが。

でも、ぬくもりを求めるように長い足を絡めるようにして抱きついて。

ちょっと窮屈なんだけど、意外と落ち着いてしまうから不思議だ。

「ユノひょん」

「ん~?」

間延びした声。

見上げれば完全にリラックスモード。

柔らかい微笑みが浮かんでる。

「こうしたほうがあったかくないですか?」

「え?」

そう。

ちょっと思ってしまったんだ。

抱きしめるより、抱きしめられてたほうがあったかいんじゃないかって。

湯たんぽというよりはコート的な?

サイズからしてみても、そっちのほうがしっくりくる。

緩んでできた隙間から手を伸ばし、ユノを腕の中へと閉じ込める。

完全にいつもと逆パターン。

「どうです?」

「…」

問いかけてみたは、返事がない。

ユノはといえば硬直してしまったみたいに身動きひとつしていなかった。

「ユノひょん?」

「…あったかい…」

ようやく返ってきた言葉。

同時に、ユノの手が背中へと回される。

いい歳した男が、しかも大の男が、何をやっているんだって感じがしないわけではない。

でも、なぜかユノ相手だとこれが普通に思えてしまう。

「どっちがあったかいです?」

「どっちも」

選べないと暗にユノは言う。

顔が見えないから表情はうかがい知れないが、声は無防備そのものだ。

「チャンミナ」

「なんです?」

「チャンミナは…オレのこと、好き?」

突然、そんな問いかけを投げかけられた。

予想だにしなかった質問だ。

でも、答えは決まってる。

「好きですよ」

じゃなきゃ、こんなことしないだろう。

たとえ家族であっても。

「よかった…」

「ユノひょん?」

どういう意味だろうか…。

窺うように腕の中にいるユノを見つめてみるも、頭しか見えない。

「ずっと、避けてたろ?オレのこと」

「…」

気づかれていた…。

いや、気づかないほうがおかしいか。

かなりあからさまな行動を取っていたから。

「だからさ、不安だったんだ。ホントはオレのこと嫌いなんじゃないかって」

「…嫌いだったわけじゃ、ありません。単に、どう接していいかわからなかっただけです」

そう。

ただそれだけのこと。

好きか嫌いかという以前の問題だ。

僕はユノのことを何も知らなかったのだから。

「ま、そりゃそうだよな…。いきなりこの人が今日から家族になりますって言われて、納得できるわけないよなぁ…」

「そうですよ」

「ゴメンな?」

「ユノひょんが謝ることじゃありません」

誰の責任かと問われれば、たぶん、僕。

ろくに話も聞かず、ただただ避けていただけなのだから。

「僕が謝らなきゃいけないところです」

「なんで?」

胸に埋もれていた顔が持ち上がり、ユノの切れ長の瞳がじっと僕を映し出す。

その姿が、妙に可愛い。

「チャンミナは何も悪くないだろ?それに、当然の反応だと思う。オレでもそうなったと思うし」

「でも、理解する努力もしませんでした。だから、僕のせいです」

「違うって。チャンミナのせいじゃないよ。それに…」

言葉を区切り、優しく微笑む。

背中に触れていた手がそっと頬に触れ、包むように添えられた。

「こうやって分かり合えた」

「だいぶ遠回りしましたし、時間かかっちゃいましたけどね」

「それも、たぶんオレたちには必要な時間だったんだよ」

「そうでしょうか…」

そうとは思えない。

僕が初めから歩み寄っていれば、こんなことにはならなかった。

母が生きているうちに理解し合い、もっといろいろなことができただろう。

そのチャンスを不意にしてしまったのはやはり僕のせいだ。

「そうだよ。無駄な時間なんてない。オレたちがこうやって一緒に過ごせているのも、その時間があったからこそなんだから」

いったい、どういう理屈?

根拠がまるでない。

「ユノひょんって前向きですね」

「それしかオレの取り柄、ないから」

自分で言っておいて、自分で笑っている。

だから、つい僕もまた笑っていた。

「チャンミナー」

「なんです?」

「好き。愛してる」

またぎゅっと抱き着いて、胸に埋もれたままそんな囁きを紡ぐ。

魔法でもかけているみたいに。

言葉にするには少し恥ずかしくて、代わりにそっと額へ口づけた。

ぴたっと動きが止まる。

かと思えばぎゅっと腕が窄まって、背がしなるほどきつく抱きしめられた。

「オレのこと、子ども扱いか?」

すると聞こえてきたくぐもった声。

ちょっと拗ねてる?

不貞腐れてる?

「そういうつもりではないんですけど」

「…?」

怪訝そうに僕を見上げるその瞳。

やっぱりちょっと不貞腐れているみたいだ。

眉間にしわが寄っている。

「言葉にするのはちょっと照れくさかったんで、行動で応えてみました」

「誰にでもこういうことしてんだろ?」

「しませんよ。ユノひょんが初めてです」

いまだかつて、誰にもこんなことはしたことがない。

それこそ、”好き”という言葉でさえ誰にも言ったことがない気がする。

「ホントだろうな…?」

「ホントですよ」

「ウソくさい」

「そんな器用な人間じゃないことくらいユノひょんだってもうわかってるでしょう?」

そう告げれば、すっと一瞬にして眉間のしわが取れた。

「確かに」

酷い言われようだ。

でも、納得してくれたのならそれでいい。

「じゃあ…それもオレ限定な?」

「ユノひょん限定?」

無邪気な笑顔で大きな頷き。

なのに、視線だけは文句あるのかと責めるように。

「わかりました」

問題はない。

好きな人はいないし、恋人もいない。

唯一、特別なのはユノだけ。

だから、反論する理由は僕にない。

了承すれば、ぱっと明るい笑顔が咲く。

ころころと変わるその表情。

ユノは、僕にないものばかり持っている気がする。

ちょっと羨ましいな…と思ってみたり。

こうやってユノと過ごす時間が増えれば、僕も少しは変われるのだろうか…。

いや、変わらなければならないのかもしれない。

まだ大学生だから問題ないが、社会人となったら文句は言っていられない。

人づきあいが苦手だろうがなんだろうが、人間関係は不可欠だ。

「どうやったらユノみたいになれますかね?」

「は?」

唐突な僕の疑問に、驚き顔。

いったい、なんのことだと言わんばかりに。

「いえ、こっちの話です」

聞きたいのは山々だが、こればかりは聞いてもどうなるものでもない。

僕の努力次第だ。

「チャンミナ、オレみたいになりたいの?」

「まぁ…そういうカンジです」

「????」

さっぱりわけがわからないと言った表情だ。

いいな、わかりやすくて。

僕とは大違い。

「ユノひょんは、人づきあい得意そうだから」

「あ~…オレ、よく人たらしって言われる」

妙に納得。

僕もすっかり懐いてしまったし。

「あ、でも勘違いすんなよ?いつでも誰とでもこういうことするワケじゃないから」

こういうことっていうのは…同じベットで眠ることとかそういうことか?

まぁ、確かに…。

さすがにこういうことはしないだろうな。

常識的に。

「大丈夫ですよ。そこは疑ってませんから」

そう告げれば安心したように微笑む。

「何でも言って?オレにできることならなんだってするから」

「うん」

心強い。

どうしてだろう…。

ユノがそばにいてくれれば、なんでもできるような気がする。

もちろん、勘違いだろうけどね。



to be continued.








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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

どうでしょうね~(´∀`*)ウフフ
確かにユノ様がポヤポヤしてるかも(笑)
人たらしは共通ですねwww
いったいどうなるのかな??
お楽しみに♡

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

まだ恋人でもないのにラブラブです♡
現実は夏間近だというのに、お話の中では真冬(笑)
ふたりのような湯たんぽがあったら、きっと寝れなくなっちゃいますよ~?

ユノ様ったらいきなり愛してるだなんて(≧▽≦)
もう恋人にしか見えません( *´艸`)
離れている時間が必要な時もありますからね~♪

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