雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 13

 366日-1




366日 13



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



その後、僕はかなり落ちてた。

否定すればするほどに雁字搦めになっていって。

だって、キュヒョンの言葉はあまりにも僕に当てはまっていた。

まさか…と思いながらも。

「はぁ…」

ため息が止まらない。

気持ちの整理をつけたくて、バスではなく、徒歩で駅へと向かっていた。

駅が見えてきても整理はつかず、憂鬱さは増すばかり。

時間は止まってくれないし。

「チャンミナ!」

こぼしかけたため息が途中で止まった。

声のしたほうを振り返れば、ユノが大きく手を振っている。

「…」

実感、してしまった。

ものすごく、いま、抱きしめたい衝動に駆られた。

それって、そういうことだよね?

たぶん。

認めたくないけど、認めちゃダメだけど。

「バスに乗ってなかったから焦った~」

「あぁ…すみません。ちょっと、歩きたい気分だったので」

「なんかあったのか?」

「え?」

じーっと観察するように注がれる視線。

気まずいのに、逸らせない。

しかも、言い訳も何も考えていない。

「ちょっと…将来について考えてたら、行き詰っちゃって」

「将来?」

「はい」

そう。

そういうことにしておこう。

とりあえず、いまは。

なんの目的もなく勉強していても仕方がない。

時が来たら大学は卒業しなければならないわけで、それはもうすぐそこ。

卒業した後のことを考えなければならないのだから。

咄嗟に出てきた言葉ではあるが、誤魔化すにはかなりいいものだ。

「やりたいこと、ないんだっけ?」

「いまのところ」

「ん~…」

真剣に考え込み始めてしまった。

それはそれで、申し訳ない。

いずれ考えなければならないことではあるが、言い訳だから。

「とりあえず…移動しましょう?」

「そうだな」

ロータリーに長時間車を止めておくのは迷惑というもの。

促せば、すぐに気持ちを切り替えたようで車へと乗り込む。

もちろん僕は助手席に。

「うちの近くのスーパーでいい?」

「はい」

なんとか気持ちを立て直し、できるだけ考えないように。

でも、自覚しつつある。

やはり、僕はユノを好きになりつつある。

戸籍上、父であるこの人を。

そんなこと、許されるわけがない。

この気持ちは、封印しなければならないんだ。

そうしないと…母が浮かばれない。

顔向けできない。

「チャンミナ?大丈夫か?」

「え?」

「あんま根つめて考えすぎんなよ?やりたいことなんてさ、いきなりぽんっと現れるんだから」

ホントは、違うんです…。

なんて、この状況で言えるわけがない。

「それに、まだ時間はあるんだしさ。大丈夫、大丈夫!」

ユノの手が無造作に僕の頭を撫でる。

その仕種はやはり家族にするものであって、想いの種類が違っていることを物語っている気がして…。

結構、傷つく。

いやいや、傷ついちゃダメなんだ。

この気持ちは、なかったことにしなきゃいけないんだから。

「そうだ…。今度さ、旅行でもしない?」

「旅行、ですか…?」

「そ。気分転換」

こんな状態でユノと旅行なんか行ってしまったら、取り返しのつかないことになりそうだ。

でも、ここで断ってはユノに申し訳ない。

断るにしてもちょうどいい理由も思いつかないし。

いや、まだ日程も決まっていないんだから、その時になにか予定を入れればいいのか?

そうすれば、行かなくて済む。

とはいえ、ユノと旅行したいと思う自分もいる。

いったいどうしたらいいんだ…?

さらに憂鬱さが増していく。

「よし!」

何を思い立ったのか、いきなり車が方向転換をした。

車線を変え、突然の右折。

「カラオケ行こう!」

「え!?」

いま、スーパーに向かっているんじゃなかったか?

買い出ししないと冷蔵庫の中が空っぽ。

今日の夕飯はもちろん、明日の朝食もない。

「か、買い出しは…」

「後回し」

もうユノの中では決定事項になっているようだ。

口をパクパクさせていると、ユノが一瞬振り返り、微笑んだ。

「手っ取り早い気分転換」

「ユノひょん…」

「あ、旅行も用意しとくから。楽しみにしとけよ?」

楽しみにしとけよと言いながら、ユノ自身が楽しそうだ。

そんな顔をされたら、余計に断れない。

この気持ちを封印しなければいけないのに、好きな人が楽しみにしていることを壊すことなんてできるわけがない。

どっちつかずのままカラオケボックスに到着して、引きずられるように個室へと押し込められた。

「ほら、歌うぞ!声出すと、ちょっとすっきりするから!」

それはわからないわけではない。

しかし、当然のことながら、歌う気分ではない。

「チャンミナ、なに歌う?誰が好き?」

「え…?特には…」

だって、カラオケ自体滅多に来ない。

音楽を聴くのは好きで、よく聴いたりしているけれど。

「じゃあ、オレが歌ってる間に決めとけよ?」

そう言いながら、迷うことなくユノが1曲目を選曲する。

個室に設置されたテレビの画面が変わり、スピーカーからは音楽が流れ始める。

聴いたことがある曲だ。

でも、誰の歌かはわからない。

うまくはないけれど、一生懸命な姿が可愛いななんて思ってみたり。

結局、何も入れられないまま曲は終わっていた。

「チャンミナ、決めた?」

「あ…」

すっかり忘れていた。

慌てて検索機に向かうが、そう簡単に思い浮かぶはずもない。

いったい、何を歌ったらいいんだか…。

「これとかは?」

ユノが示したのは少し前に流行った曲。

それならば覚えている。

僕のプレイヤーにも入っているし。

「あ~…たぶん、歌えると思います」

「じゃあ、決定」

画面をタッチすれば本体に転送完了。

数秒後、スピーカーから聞き覚えのあるイントロが流れ始めてきた。

マイクを手渡され、気づかれぬようそっと息をついた。

そういう気分じゃないんだけどな…。

カラオケもそうだし、選曲されたその歌も。

でも…ユノは楽しそうだ。

もしかして、カラオケとか好きなのかな?

僕の気分転換に付き合っているというだけではない気がする。

なら、仕方がない。

画面に映し出された歌詞を目で追いながら、音に乗せて言葉を綴る。

あ~…やっぱり正反対。

いまの気持ちとは。

かといって、いまの気持ちそのままを選曲するとバラードばかりだ。

それではユノに余計な心配をかけてしまう。

どうにかして、この気持ちに区切りを付けないと。

そう簡単に区切りなんてできるわけないってわかってはいるけど…。



to be continued.








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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

何やら不穏な気配…(-"-)
血は繋がってなくとも親子ですからね…。
いろいろと障害が多そうです(;^ω^)
ユノ様の気持ちも気になりますし、いったいどうなっちゃうんでしょう??

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

チャンミン君、自覚しちゃいましたね~(´∀`*)ウフフ
ユノ様は…まだ謎(笑)
ミンホな香りがしてる?
どうかな??
とりあえず切なさ目指して一直線(≧▽≦)

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