雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 16

 366日-1




366日 16



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



交代でバスタイム。

シャワーを浴びながら、深く息をついた。

もちろんそんなことで何かが変わるわけじゃない。

ただ、憂鬱さが増すばかり。

この気持ちはもう、どうにもできない。

でも、伝えることもできない。

なのに同じ家へ帰り、なおかつ同じベットで寝なければならないのだから酷い話だ。

そろそろ別々にと言えばきっとユノは勘ぐってしまう。

心配をさせたくないというのが第一前提だから、それはできない。

となると、いつものように同じベットにもぐりこむしかないわけで、いまの僕にそれが耐えられるのかと問われたなら疑問だ。

いや、耐えられなくなるのがオチ。

どうすればいい?

もういっそ、玉砕してしまおうか。

「…」

って、僕にできるわけがない。

だって、いまのこの関係を壊したくないのだから。

最悪でもそれが願い。

避けられるのは、嫌だ。

嫌われるのも、嫌だ。

告白なんかしたら、ユノは間違いなく僕から離れて行ってしまう。

それだけは避けなければならない。

とはいえ、気持ちを隠して続ける関係にどんな意味があるのかと問われたなら…謎だ。

無駄に苦痛を長引かせるだけ。

この想いが薄れるのが先か、僕が壊れるのが先か…。

ある意味、究極の選択だ。

「はぁ…」

大きなため息も、いまならタイルを打ち付けるシャワー音が掻き消してくれる。

いまのうち。

そう言わんばかりに、盛大なため息を吐く。

当然のごとく、気分は晴れない。

解決策も見いだせないまま時間だけが過ぎ、ただただシャワーを浴びていると控えめな音が聴こえてきた。

コンコン、と。

かすかなその音に振り返れば、すりガラス越しにシルエットが浮かび上がっていた。

「チャンミナ、大丈夫か?」

「あ、はい!もうすぐ上がります」

いけない。

あまりにも没頭しすぎていた。

気づけばバスルームに来てから1時間も経ってる。

慌てて頭を洗って、身体を洗って、バスルームを飛び出した。

長い時間シャワーを浴びていたせいで、身体は温まった。

しかし…いくらなんでも長すぎだ。

水だってタダではないのに。

服をまとえばじわりと身体が汗ばむ。

とはいえ、素っ裸で出ていくわけにもいかない。

タオルを頭からかぶり、Tシャツとスェットといういでたちでリビングへと向かった。

足音に気付いたのか、ソファからユノがくるりと振り返る。

「あんまり長いから心配しちゃった」

「すみません」

「大丈夫ならいいんだ。ほら、水。喉乾いたろ?」

「ですね」

差し出されたミネラルウォーターを受け取り、一気に飲み干す。

すーっと身体に溶け込んでいくようだ。

ほっと息をつけば、ユノが安心したように微笑んだ。

「もう1杯、飲む?」

頷けば、跳ねるようにソファから立ち上がる。

僕の手からグラスを抜き取って、ウォーターサーバーへ。

ミネラルウォーターを8分目まで注いで、持ってきてくれた。

「ありがとうございます」

「とりあえず座れよ」

「え?」

僕の手にグラスを握らせ、強引にソファへと座らせる。

かと思えば背後に回ったユノがタオルで髪を拭いてくれた。

別に大したことじゃないし、親子という観点から見ればさほど珍しい光景ではない現状。

でも、僕はどうしても意識してしまう。

好きな人に触れられている、と。

幸せな気持ちと、切ない気持ちが等しく押し寄せてくる。

けれど、手を振りほどくことはできない。

自分でやります、という一言も口にすることができなかった。

されるがまま、ドライヤーを当てられ、湯冷めをするといけないからと上着をかけられ。

その優しさに心が震えてしまう。

だから、振り返れない。

音がやんでも、顔を直視することができなかった。

「ありがとう」

せめてもと感謝の言葉を伝えれば、思いがけず後ろから伸びてきた手が絡み付く。

耳元で聞こえる呼吸音。

「オレは、何があってもチャンミナの味方だから」

「…」

味方、か…。

僕の想いを知っても、ユノはそう言ってくれるのだろうか…。

ムリ、だろうな。

気持ち悪がられるのが関の山。

「あんまり、抱え込むなよ?いつでも相談しろよ?」

もしかして…ユノは気づいてる?

僕の悩みが本当は将来のこととか、そんなことじゃないって。

「さて…寝るか」

「…はい」

差し出された手。

その手を僕は拒むことができない。

タオルをランドリーボックスに入れて、寝室へと向かった。

同じベットにもぐりこんで、身を寄せ合って。

心地よいぬくもりにいつもならすぐ眠くなるのに、やはり眠れない。

目を閉じてみても、頭の中がぐちゃぐちゃで。

「…」

そっと腕の中を覗きこめば、無防備な寝顔。

こうやってマジマジと見るのは初めてだ。

気づくと眠ってしまっていたから。

小さく息をつき、起こさぬようそっと寝返りを打った。

ぼんやりと天井を見上げて、頭の中は堂々巡り。

同じことを何度も、何度も。

まったく進展しないから嫌になってくる。

「眠れないのか?」

「!?」

心臓、止まるかと思った…。

大きく身体が跳ね、スプリングが揺れる。

「お、起きてたんですか?」

「うん」

「あ~…すみません。寝てて、大丈夫ですよ?」

「大丈夫じゃない」

どういう意味かと首を傾げれば、眉間に深いしわが刻まれる。

なんでわらかないんだと責めるようなまなざし。

「チャンミナは、頑固だ」

「よく言われます」

母や友人。

僕をよく知る人たちだけだけど。

目を伏せて自嘲していると、おもむろに両頬をつねられた。

しかも、思い切り横に引っ張られる。

「ゆ、ゆのひょ…?」

はっきり言って、痛い。

手加減なしだ。

横へ引っ張られたり、上へ引っ張られたり、下へ引っ張られたり。

きっと、酷い顔になっている。

でも、怒ったように唇を尖らせ、睨みつけてくるユノを前に”やめて”とも言えない。

さすがに頬がジンジンしてきて、頬をつねっているその手を押しとどめるように覆った。

何をしたいのかはさっぱりわからないけど、心配してくれているのはわかる。

「言えよ」

「…」

「ホントはなに考えてんだ?なに悩んでんだ?」

言えたら、苦労しない。

キュヒョンやミノになら相談はできるかもしれないけど。

あぁ、でも…そうか。

核心に触れなければいいんだ。

古いつり橋を渡るように危険だけど、仕方ない。

このままだと余計拗れるし、さらにユノに心配をさせてしまう。

よし、と心の中で呟き、ユノを見つめた。



to be continued.








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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

そのようですね~( *´艸`)
ユノ様の心境が気になりますね~…。
いったいどうなっちゃうんでしょう??
切なくて目が離せない?
それはいいことだ(´∀`*)ウフフ

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