雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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366日 17

 366日-1




366日 17



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



しかし…どう伝えればいいのだろう。

正確には、どこから…だけど。

「チャンミナ」

考えたって仕方ない、か…。

ありのままを伝えるしかない。

でも、顔を見て伝えるのは少し気まずいというか、言いづらいというか…。

だから、背中に手を添えて引き寄せた。

ぽてっと倒れ込むように僕の腕の中に納まる。

収まると言っても、ユノのほうが僕より体格がいいからちょっとはみ出してるけど。

「ユノひょんなら…どうしますか?」

「…?」

「好きになってはいけない人を、好きになったら」

「え…?」

持ちあがろうとした顔を押しとどめるように、手のひらを後頭部に寄せて引き留める。

面と向かっては、とてもじゃないけど話せない。

だって、当人を目の前にしているのだから。

「自覚は、なかったんです。友人に言われて気づきました」

ホント、驚いた。

まさか同性を好きになるなんて…。

「初めは否定してたんです。ありえないって。でも…否定すればするほど、その通りだと気づかされる」

つい数時間前の出来事なのに、もうずいぶんと悩んでいる気がする。

ずいぶんと片想いをしている気がする。

たぶん、僕は…ずっと、ユノが好きだったんだ。

母が死んで、ふたりきりで生活するようになって、それから。

「諦めなきゃいけないのに、どんどん気持ちが成長していくんです。離れればいいのかもしれないけど、離れられない。そばにいたい。いまの関係を壊したくない」

「…」

「僕は、どうしたらいいんでしょう…。ずっと、それを考えてます」

ユノはただ、静かに僕の言葉を聞いていた。

口を挟まずに。

そして今日ずっとふさぎ込んでいた理由を伝え、答えを待った。

「…わかる」

「え?」

「その気持ち、わかる。オレも同じだから」

しばし沈黙したのち、ユノが囁くようにそう告げた。

いつもとは少し違う声音。

僕の前では無邪気な少年のような振る舞いばかりなのに、いまは年相応の大人の男性。

どっちが本当のユノなんだろう…。

もしかして、普段は僕のために気を遣ってくれている?

だとしたら申し訳ないな。

ムリなんか、しなくていいのに。

ありのままのユノを知りたいのに。

「ゴメン。オレ…なんも言えないや」

「ユノひょん?」

「だって、オレも…」

オレも?

どういう意味?

「同じ、だったから」

「どういう、ことですか…?」

「…」

「ユノひょん?」

さっぱりわからない。

いまの言葉の意味は?

だって、ユノは母と結婚した。

それはつまり、母が好きだったから結婚したということに他ならない。

同じだったということにはならないはず。

だとすると、別の人?

「ユノひょん、好きな人が…いるんですか?」

「ゴメン。オレ、バカだ」

「え?」

まったく会話が成り立っていない。

支離滅裂だ。

「チャンミナに偉そうなこと言って、何も助言できない」

「ユ、ユノひょん。待ってください。僕の質問に…」

「好きになっちゃいけない人、好きになったんだ。いまも、その人のことが好きだ」

なぜそんな悲しそうな顔をする?

母、だから?

僕の捉え方が間違っている?

好きなってはいけないとわかっていながら母を好きになり、先に逝ってしまったから?

いや、なんか腑に落ちない。

ユノの反応、言動。

それから推測するに、その人物は他にいる気がする。

「母さんじゃ、ないんですね?」

「…」

確かめたかった。

もちろん、確かめたところで何がどうなるというわけでもない。

僕の片想いは変わらない。

「チャンミナ」

「…」

「何もできないけどさ…励まし合うことはできるよ。分かり合うことはできる」

聞きたいのはそこじゃない。

でも、聞けない。

だって、僕だって言うことができない。

それが誰なのかって。

なのに、僕だけ聞き出すなんてそんなこと…。

「そうですね…」

だから、そう答えるしかなかった。

これで失恋決定。

どうせ叶わぬ恋なのだから、これでいいのかもしれない。

でも…。

「ユノひょんも…その人のこと、いまも好きなんですね…」

「…うん」

たった一言が、胸に突き刺さる。

ユノの心の中には不動の”誰か”がいる。

僕の中にユノがいるように。

「チャンミナは頑張れよ?オレ、臆病だからさ…ムリ、だった。でも、チャンミナなら大丈夫。絶対、振り向いてくれるよ」

それは、ない。

もう、わかってしまった。

何も言えない。

ただ、微笑むことしかできなかった。

単なる作り笑いだけど。

「チャンミナ…」

心配はかけたくないけど、どうにもならなかった。

涙が、流れていく。

泣いたって意味がないし、迷惑にしかならない。

「…」

ユノの手がそっと涙を拭ったかと思えば、抱きしめられていた。

鼓動が聞こえる。

耳元で。

ぬくもりは変わらず優しくて、余計に涙があふれていく。

どうしてユノを好きになってしまったんだろう…。

他の誰かならよかったのに。

でも、ユノ以外に考えられない。

傍にいてほしいと思うのは、ユノだけなんだ。

「好きだよ、チャンミナ。オレが、そばにいるから」

「…っ」

違う。

違うんだよ、ユノ。

言葉にできない分、伝えられない分、抱きしめた。

きっとこの想いは消えないだろう。

傍にいる限り。

でも、僕から離れることはできない。

愛することを、止められない。

だから、もしその時が来たら、ユノから去っていって。

その時は、笑顔で見送るから。

どんなに辛くても、苦しくても、悲しくても。

僕は、どこにいてもユノを想っているよ…。



to be continued.








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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

どうかな~( *´艸`)
ユノ様が謎(笑)
翻弄され、おろおろしているひ◇み様の姿が思い浮かぶな~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ユノ様から思わぬ言葉が!?
いったいどういうことなんでしょうね~( *´艸`)
チャンミン君は間違いなく失恋したと思ってますね~(-"-)
いったいどうなっちゃうんでしょう?
どうぞ、見守ってやってください♡

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Re: すれ違い

あ◇ 様

なかなかに難しいですね~…(´Д⊂ヽ
ふたりともお互いを大事に思っているのは確か!
あとはタイミングが合えば…(´∀`*)ウフフ

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