雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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キ・セ・キ ep.2-24

キ・セ・キ2




キ・セ・キ ep.2-24



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



買い物に夢中になり始めたヘソンを見失わないようにひたすら追いかける。

「お、チャンドラ。このスニーカー、カッコ良くない?」

僕に話しかけながらも振り返ることはなく、商品の夢中のまま。

店員にサイズを出してもらって試し履きをして、店内をうろうろ歩いてみたり。

次はブーツ。

その次はまだ季節が早いような気がするけどデッキシューズ。

あれやこれやととっかえひっかえ。

「チャンドラも履いてみろよ?」

「う、うん」

スニーカーは、ちょっと欲しい。

あまり外に出かけなかったから、靴はほとんど持ってないのが実情。

たぶん、下駄箱の中に3足くらい。

しかも買ってからもう5年以上経っているヤツ。

使ってはいないから綺麗なんだけど、でもユノと出かけるにはもうちょっとオシャレなやつがいいかなって。

デッキシューズなんか早いかなと思ったけど、キャンプへ行くなら買っておくのもあり?

誘惑に負けたというか、ヘソンにそそのかされたというか、気づいてみたら3足。

カバンにしても同じ。

基本はリュックが好きだから、小さめのものと大き目のもの。

旅行で活躍ができるように。

また荷物が増えてしまった。

しかも大きな袋が3つも。

「よし、次行くぞー」

まだ買い物するんだ…。

さすがにちょっと疲れた。

「ヘソン、ちょっと休憩…」

「何言ってんだ!まだまだこれからだぞ~」

休む気はさらさらないようで、小さなカフェを横目に違う店へ。

荷物はかさばるし、ちょっと重いし。

かなりテンションは落ち込みがち。

ちょっと限界かも。

そう思い始めた矢先のこと。

恐れていた事態は突然やってきた。

6階まで行ったところで、見失ってしまった。

というのも、ちょっと人に酔ってしまったんだと思う。

少し気持ち悪くなって、休みたいと申し出たんだけどここにいるから休んで来いって。

フロアの中心に置かれたベンチを指さして、あそこなら見れるから大丈夫だろって。

確かにその通り。

僕からも見えるし、ヘソンからも見える。

だから大丈夫だと思った。

ここよりも人の多い市場で大丈夫だったんだからという思いもあったのかもしれない。

自動販売機でミネラルウォーターを買ってほっと息をつき、深く呼吸。

ヘソンってなんであんな元気なのかな…って考えながら。

しばらくぼーっとして、そろそろ戻ろうかと立ち上がったらヘソンの姿が消えていた。

さっきまでいたはずの店に姿はなくて、そのフロアにあるお店全部覗いたけどどこにもいない。

なんで?

どうして?

どこに行っちゃったの?

携帯電話を鳴らしてみたけど応答はなくて、完全にひとり。

「ど、どうしよう…」

また冷や汗がわいてくる。

次のフロア?

そう思ってエスカレーターに乗って7階へ。

でも、そこにも姿はない。

「…」

迷惑をかけちゃいけない。

お仕事の邪魔をしちゃいけない。

それはわかってる。

でも、助けを求める人はひとりしか出てこなかった。

お願い…。

汗ばみ、震える手で携帯電話を取り出して、その人へと発信した。

祈りを込めて。

『もしもし?チャンミナ?どうした?』

「ユ、ユノ…っ」

声を聞いたら、堪えていたものが溢れ出す。

ぽろぽろと。

『チャンミナ、落ち着いて。いま、どこ?』

問いかけに、建物へ入るときに見たビルの名前を告げた。

なかなかその単語が出てこなくてやきもきしながらもなんとか思い出して。

『わかった。すぐ行くから、待ってろよ?』

ホントに?

すぐ来てくれる?

お仕事はなんて、聞けなかった。

ただひたすら怖くて。

柱の陰に身を隠すようにして、膝を抱え込むように座ってひたすら待った。

早く、早くと心の中で呪文のように唱えながら。

「やっとふたりきりだね」

そんな声が突如、降ってきた。

恐ろしくて、顔も上げられない。

ただ、聴こえる声は不気味で、もう何度も体験してきた恐怖がじわりじわりと足元から押し寄せてくる。

「ずっとね、声をかけるタイミングを計ってたんだ。なんか、変なヤツが一緒だったからさ」

ずっと…?

それって、つけられていたってこと?

いつから?

「ねぇ、ゆっくり話せるところ行こう?」

「…っ」

限界だ。

これ以上ここにいたら、マズイ。

ユノには動くなって言われたけど、ここにいたらもっとマズイことになる。

咄嗟に取った行動は、買ったばかりの荷物を投げつけてその間に逃げることだった。

とはいえ、大した時間稼ぎにはならない。

しかもビルの中では逃げ場所も限られている。

助けを求めようにも、もう既に目に映るすべての人が怖い人に思えて…。

振り返ることなく、全速で走る。

行きすぎる人々が何事かと振り返ったような気がしたけど、それどころじゃない。

気づけばトイレの個室にいた。

鍵をかけて、震える身体を抱きしめるようにして蹲りながら。

すると、扉が激しく振動した。

蹴られたみたいに。

「見つけた」

そんな声が降ってくる。

当然の如く、顔を上げることはできない。

震えは一層強くなって、恐怖が足を雁字搦めにしているみたいに動けなくなって。

「いい度胸してんな。オレの可愛い息子に付きまといやがって…」

そんな声が聞こえた。

声の持ち主を僕は知っている。

動かなかった身体が、一気に呪縛から解けたかのように動く。

振り返ると同時に、扉を乗り越えようとしていたその人が一瞬にして姿を消した。

それこそ、顔を確認する暇もないくらい。

「手間取らすんじゃねぇよ」

ヘソンだ。

間違いない。

来てくれたんだ。

「チャンミナ、開けて?」

続いて聞こえてきた声。

それは僕が助けを求めた人。

待ち望んでいた人。

迷うことなくカギを解き、扉を開け放つと同時に身を躍らせた。

「ユノ…っ」

「怖かったな?もう、大丈夫だから」

優しい声に、気づくと泣いていた。

子どもみたいにしゃくりあげて、わんわんと声を上げて。

「荷物も回収してきましたよ~。っていうか、どんだけ買ったんですか?いくらなんでも買いすぎでしょ~」

気づけばトイレの中は賑やか。

もちろん僕はそれどころじゃなかったけど。

「チャンミナ、一緒に帰ろう?」

ユノの言葉に何度も頷いた。

もう、コリゴリだ。

やっぱり外は、嫌い。

一生好きになることなんかできない。

引きこもりのままでいい。

それでいいんだ…。



to be continued.








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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ヘソンさん、やっちゃいましたね~…(;^ω^)
そしてユノ様、来ちゃいました(笑)
エリックさんがなんとかしてくれる?
いやいや、他力本願はよくないでしょ~(´∀`*)ウフフ
しかし、チャンミン君は大丈夫か…?
ダメでしょうね~…(;´・ω・)

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ホント、危機一髪でした(; ・`д・´)
みんな駆けつけてくれて一安心?
ユノ様は…(笑)
間一髪でしたがチャンミン君の心の傷は…(T_T)
ユノ様、癒してあげて~(>_<)

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Re: タイトルなし

みや◇じょう 様

チャンミン君、辛いですね…(T_T)
確かに怖いこともありますが、楽しいことがいっぱい!
チャンミン君だってわかっているはずです(*^-^*)
だって、ユノ様が教えてくれましたから♡
そしてもう一度ユノ様が教えてくれるはずです( *´艸`)
いまはちょっと恐怖で立ちすくんでしまっていますが、きっと大丈夫!
ユノ様がいますから(*´ω`*)

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