雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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キ・セ・キ ep.2-26

キ・セ・キ2




キ・セ・キ ep.2-26



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



車のカギを受け取ったはいいけれど、どこに止めてあるのかわからない。

唯一わかるひとは泣きじゃくっていてでそれどころじゃないし。

どうしたもんか…。

「ユノひょん、車どこですかねぇ…」

「オレが聞きたい」

隣接した大きな立体駐車場。

しかし、愛車の姿はどこにもない。

当然と言えば当然。

6フロアある巨大駐車場を見て回っているのだから。

「チャンミナ、車って何階に止めた?」

ダメ元で尋ねてみたが、やはり返事はない。

と思ったが…。

「ユノひょん、3階みたいですよ~?」

「え?」

「指が3本立ってます」

どうやら、オレの見えない位置で応えてくれたらしい。

まぁ、まともにしゃべれる状態じゃないからな。

しかも、まだ震えてるし。

「ありがとな?チャンミナ」

これである程度目標は絞れる。

3階へと進み、どこから見て回ろうかと考えているとミノが肩を叩いた。

「あっちだそうです」

「…」

いくら後ろを振り返って見ても、見えない。

おそらくチャンミンが指さしてくれてるんだろうけど。

チャンミンの指先が示すまま進んでいくと、ようやく愛車が見えた。

これで一安心だ。

そう思ったが、目の前まできてビックリ。

後ろに荷物が詰め込まれ過ぎていて、見えない状態だ。

その上、ミノが両手に提げているものもある。

いったいいくら使ったんだ?

考えるのが恐ろしい。

「えっと…ユノひょん。オレ、どこに乗ればいいですかね~?」

なにしろ荷物で占領されている。

トランクへ少し移せばと思ったが、そこにもぎっしり。

しかも無造作に積まれているから余計にかさばっている。

「ちょっと整理するんで、時間ください」

さすがにこれじゃふたりしか乗れない。

せっかく来てくれたのに、お前だけ電車で帰れと言うわけにもいかないし。

とりあえずチャンミンを抱えたまま運転席へと腰をおろし、そっと一息。

さすがに腕が疲れてきた。

子どもみたいだけど、姿かたちはれっきとした大人。

体重もおそらく60キロくらいはある。

それなりに力はあるつもりだけど、さすがにしんどい。

「チャンミナ、大丈夫か?」

肩に埋もれているチャンミンに問いかければ、かすかに頭が揺れた。

大丈夫じゃない、と。

「もうちょっとだけ頑張れよ?」

そう。

もうあとは家に帰るだけ。

どこにも寄るつもりはない。

「ユノひょん、完成しましたよ~」

振り返れば荷物の横に小さなスペース。

そこに大きな身体を押し込めたミノの姿があった。

なんか、笑える。

確かに乗れてはいるけれど。

「しょうがないじゃないですか~。これでも精いっぱい詰め合わせたんですから!」

ミノの言葉を実証するように、足元には畳んだ紙袋が数枚。

おそらく、隙間を見つけて他の紙袋に詰め込んだんだろう。

スペースを作るにはそうするしかないし。

「ほら、さっさと帰りましょ?」

「そうだな」

ここでしゃべっていても仕方がない。

もう一度立ち上がって助手席側へと向かい、そっとチャンミンの身体を下ろす。

けれど、なかなか離れてくれない。

がっちりとホールドされていて。

「チャンミナ、離して?これじゃ家に帰れないだろ?」

けれど一向に離れてくれない。

頼りにされているのは嬉しいけど。

「チャンミニひょん、いい加減にしてください!駄々こねて、ワガママ言って、ユノひょんを困らせたいんですか?」

「ミ、ミノ」

あまりにもキツすぎる。

ただでさえ、怯えてるっていうのに。

「…っく」

小さくしゃくりあげる声が聞こえ、せっかく落ち着いたのにまた大号泣。

また最初からやり直しだ。

「ミノ、頼むから黙ってろ」

「す、すみません…」

確かにいつものチャンミンならミノの言葉を素直に受け入れていただろう。

落ち込みながらも。

けれど、いまはムリだ。

さすがにこの態勢のままでは腰を痛くしそうで、もう一度チャンミンを抱え上げて、座りなおした。

もちろんチャンミンはオレの膝の上。

またもや大泣きだ。

参った…。

やっぱり最初から行けばよかった。

仮病でもなんでも使って。

どうせ有給だって余ってるんだから。

楽観視しすぎてたっていうのが根本的な原因だ。

しかし、どうするか…。

このままじゃホントに埒が明かない。

泣き疲れて眠るのを待つか?

しかし、公共の駐車場でこの状況では好奇の視線にさらされる。

どうにもやりづらいというか、なんというか…。

「ユノひょん、ホントすみません…」

ミノまで責任を感じてしまって、肩を落としている。

いったいどうすればいいんだか…。

どこから手を付けていいかわからず、頭は混乱気味。

でも、やっぱりチャンミン優先だよな。

一番の難関だけど。

「チャンミナ、家帰ったらずっとぎゅっとしててやるからちょっとだけ我慢できるか?」

ダメ元でそう告げれば少しだけ腕が緩んだ。

お?

反応あり?

もしかしたらここを脱出できるかも?

「な?とりあえず、帰ろう?」

無反応。

かと思いきや、時間差で頷きが返ってきた。

小さくだけど、でも確かに。

「いい子だな」

なんか、すっかり父親みたい。

オレとしては恋人でありたいんだけど。

でも…まぁ、仕方ない。

今日ばかりは。

再び立ち上がってチャンミンを助手席に座らせれば、ゆっくりと腕が離れていく。

少し伸びた髪が表情を隠してはいるが、頬を伝う涙が見える。

その涙にそっと口づけ、運転席へと回った。

とりあえず、超特急で帰ろう。

エンジンをかけて、ゆっくりと発進。

駐車場を出て幹線道路を進んで自宅へと向かった。

その間に、ちょっとでもチャンミンが落ち着いてくれたらいいな…なんてわずかな願いを抱きながら。



to be continued.








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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

怖かったんです(T_T)
ずっとこんな経験してたらそりゃ引きこもりにもなりますよね~…(;^ω^)
でも、泣きながらもちゃんとユノ様をご案内してくれるいい子なんです(笑)
とりあえずユノ様に想いきり甘えて、いつものチャンミン君に戻ってもらいましょ~(´∀`*)ウフフ

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

こんなチャンミン君をひとり残してお仕事なんかできませんよね~(;^ω^)
もしお仕事に行けたとしても手がつきません(笑)
そして荷物にうずもれた後部座席に小さく鎮座するミノ君(≧▽≦)
想像して笑ってやって下さいwww
確かに朝のユノパパよりもパパっぽいかも(´∀`*)ウフフ

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